あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

お正月はなぜめでたいのか。 ~竹田恒泰の虎ディショナル談話より~

毎回、色々とためになる竹田さんの虎ディショナル談話。

今回は、お正月がなぜおめでたいのかという問いの答えについて解説します。

なるほど、これってある意味、引き寄せの法則と同じかも知れませんね。

私はかなり納得しました。

動画は解説部分の少し前からスタートします(アーカイブは2週間しかないので、途中で消えますので、その部分だけ文字起こししておきます)

平成30年12月27日(木)放送分「竹田恒泰、虎ディショナル談話」より

出演:有本香、竹田恒泰

司会:居島一平

 

【文字起こし】
※主に竹田さんの発言部分です。

お正月はなぜめでたいのか

竹田「答えはなんだと思います?それでは、衝撃の答えを言いますよ。なんと!正月は、なにもめでたくない」

(他の出演者苦笑)

有本「じゃ、今まで私たちがおめでとうって生涯のうちに何万回と言ってきたのはどうなるんですか?」

竹田「あれは、めでたくないんです。いや、じゃあね、ちゃんと説明しましょう」

有本「何万回は大袈裟か、何千・・・」

竹田「いや、何万回言ってる可能性ありますよ。これね、どういうことかというと、お正月は、実は論理的にも意味的にも何にもめでたくないんですね。めでたくないにも関わらず、おめでとうってみんなで言うところが重要なんです

有本「なるほど」

竹田「はい。つまりですね、一年の計は元旦にありという訳です。で、言霊(ことだま)っていうのがあってね、例えば、ツライとか痛いとかやだとかって否定的な言葉を話すと、あの、エネルギーのレベルは下がっていくわけですね」

有本「うん、うん」

竹田「ところが、あの、えー、今年はきっといい年になるよ、おめでとうおめでとう、ね?新年明けましておめでとう、みんなが縁起のいい言葉を口にすると、あの、エネルギーが上がっていくんですね」

有本「なるほど」

竹田「ようするに、運気が高くなるんです。だから、例えば正月、昔は長いところでは一か月、最近は一番長く見積もっても鏡割り15日まで、小正月まで。まぁ、7日っていう、七草までという人もいれば、まぁ、三が日だけでもいいんですけど、三が日なら三が日、3日間を非常に運気の高い状態で過ごしきれば、その高い運気が1年間持続すると考えられるわけです」

有本「なるほどぉ」

竹田「だから、やってらんねぇよ~とか、つまんねぇよぉとかっていうと、その人は1年間棒に振るわけですね。だから、おめでとう!おめでとう!と、転んでもおめでとうと小指を、あの足の小指をぶつけてもおめでとうって、試されているわけです。何があっても、ちっ!とか言わずに、おめでとう!おめでとう!って言いとおす試練なんです。だから、おめでとうって言うことによって、何があってもおめでとう、言葉だけじゃないんですよ、だからおめでたいものを食べるんですよ、黒い豆を食べたらまめまめしくなるとか、数の子を食べたら子だくさんになる、海老を食べたらね、腰が曲がって髭があんな長くなるほど長生きする、えー、それで、掃除をして、運気を高めて、とにかくね、運気を高めることで身を固めるわけですね。で、下着も新しいものを開けるとか、シーツの新しいものをその日開けるとか、で、神社に行くとかとにかくエネルギーを高めるわけです。そして、3日間なら3日間、そうやって、あの、おめでたい言葉ばっかり話してみんなで運気が高まると、その家は1年間いい年になると信じられているわけです」

有本「はぁ~」

竹田「だから、正月はひとつもおめでたくないんですよ。にも関わらず、おめでとうとみんなで言うところに価値があるわけです」

有本「なんか、すっごい納得いったわ。そういえば、昔、おばあちゃんとか、正月早々そんなこと言うもんじゃありませんとか言いましたよね」

竹田「そういうことです」

有本「そういうことですね」

(後略)

という訳で、お正月はなぜめでたいのかという問いに対する答えは、お正月はなにもめでたくない・・・でした。

来る(2018)

中島監督作品の印象

この映画の監督である中島哲也氏の映画は、「告白」とか「パコと魔法の絵本」くらいしか観たことはありませんが、CMディレクター出身とあってか、画面の造りが独特なのと場面の転換が面白いなという印象です。

あと、映画に関しては、いわゆるThat's Entertainmentという感じで、重い内容であったとしても、魅せるエンタメ作品として仕上がってるという印象もあります。

宝塚っぽいっていうのかな。

何が来る?

タイトルの「来る」ですが、本当に何かがやって来る、でもなんだかよくわからないというのが観た感想です。

「きますよ」「来る!」「呼ばれたら逃げられない」となんだか恐ろしいものがやってくるとわかるのですが、最後まで何が来るのか、いや来たのかは謎でした。

いや、来るんですよ、本当に「アレ」が。

でも、その「アレ」がなんだかが今ひとつ分からないんです。とはいえ、その「アレ」に次々殺されていく人を見ていると、「来る」ものが何かというよりは、出ている人間たちが「アレ」より恐ろしいというか、本当に人間て嫌らしい汚い生き物なのねというのが際立っているので、そちらの方が「怖い」のだというのがわかります。

この映画には原作があって、そのタイトルは「ぼぎわんが、来る」だそうです。

このぼきわんというのがこの映画の「アレ」にあたるバケ物なんですが、作者の創造したものだそうですよ。

松たか子サイコー

出番は終盤ちょっとだけなんですけど、この映画で「アレ」を退治できるのはこの人しかいないということで、松たか子扮する沖縄のユタの血を引くと言われる最強の霊媒師・比嘉琴子の登場場面はなかなか面白いです。

今まで何人もの人が死んでいるのにそんなものは当然とばかりにたばこをふかしてポーカーフェイス。

なにやら政府の高官ともつながりがあるようで、「アレ」を退治するために協力を要請し、「アレ」を犠牲者の部屋に呼び込むために一帯を「ガス漏れ」として住民を避難させてしまうほどの力の持ち主。

まったく笑わず、アレの説明をしながら「怖いでしょ?」という表情が、あんたの方が怖いわって感じ(笑)この役は、松さんしかできなかったかもと思うほどにハマってましたね。告白の演技も良かったですが、輪をかけてなんか怖~い人でした。

いうなれば、エンタメホラー

いわゆる、Jホラーの中でも、正統派とは程遠い、エンタメホラー。

ぞっとさせながらも、大掛かりな演出ときりっとした場面転換で惹きつけられました。

ただ、中島監督の映画を観て毎回思うのは、「これっていらなくない?」っていう場面が必ずあること。

最後の子供の夢のシーンは、まったくいらないなと思いました。

映画がだれるだけのような気がします。

全編を通して、一見悪いところがなさそうな人間の、嫌~な面をこれでもかと見せてくれたのは、それが本当におばけより怖い映画という印象でした。

 

 

来る(2018)

監督・脚本:中島哲也

出演:

妻夫木聡(自称イクメンパパ・田原秀樹

黒木華(田原の妻・香奈)

志田愛珠(田原の娘:知紗)

岡田准一(何でも屋ライター・野崎)

小松菜奈(キャバ嬢にして霊能力者・比嘉真琴)

松たか子(最強の霊媒師・比嘉琴子)ほか

天皇誕生日 平成30年12月23日

本日は、今上陛下の85回目のお誕生日です。

今回のお誕生日は、天皇として最後のお誕生日でもあります。

最後のお誕生日会見、いかに陛下が国民を思ってこられたかがとても良くわかる内容です。また、陛下に寄り添い、ずっと支えてこられた皇后陛下への感謝の言葉も胸に迫って涙が流れました。

来年のご譲位の後も、末永くお元気でお過ごしくださることを国民のひとりとして心よりお祈り申し上げます。

 

ヘレディタリー/継承 (2018)

今年1番怖い映画

いやぁ~、久しぶりに怖い映画を観ましたよ。

その名も「ヘレディタリー/継承 」。

シックス・センスでどしっとしたママを演じたトニ・コレットが主演のホラー映画です。

いつもの109シネマズでは上映がなかったので、超がつくほど久しぶりに渋谷のTOHOシネタワーに行ってきました。

レディースデーの1100円で事前ネット予約。

楽天ペイとかも使えるようになっていて、どんだけ久しぶりやねんという感じでした。

Screen4は初めて行きましたが、入ってびっくり「せっ、狭っ!」。

後で見たら一番小さい115席+車いす用2席の狭さで、スロープ状に椅子が並び、その前にあるスクリーンは、壁の上半分に設置してあるので、あまり前だと見上げながら映画を鑑賞しなくてはならないツライ造り。

怖いのは・・・

さて、これもいつものように事前の情報チェックはなしで行った私。

冒頭からの不気味な雰囲気に背中がちょっとゾワッとしました。

なんかこう、背筋が寒くなるというのがピッタリな演出なのですが、シーンというより「音」が効果的に使われていました。

ずーんと下腹に響くような低音が響いて、「次に何が来るのか」というのを期待させる演出になっていました。

全編を通して、その雰囲気の上にストーリーが展開していて、ひとつひとつのシーンの怖さがより強調され、またふとしたところで起こることがドキッとさせる演出で、ホラー百戦錬磨の私が、久しぶりに「怖い」と思った映画です。

ストーリーについて ※ここからネタバレ注意

久しぶりに怖かった映画ですが、正直言ってストーリーはたいしたことありません。

よくある「悪魔」ものです。

話の内容自体は、二番煎じ三番煎じで、目新しさはまったくありません。

ミニチュア作家のアニー(トニ・コレット)の母親が亡くなり、お葬式のシーンから映画は始まります。

場面が進むにつれ、長女のチャーリーはおばあちゃん子だったことがわかり、おばあちゃんのいなくなったことにとてもショックを受けていることがわかってきます。

でも、このチャーリー、何かちょっとあるのでは?という雰囲気を醸し出しています。

チャーリーが母親との会話であることをつぶやくのですが、それがこの映画の後半で「なぜだったのか」がわかってきます。

このチャーリー、話が進むほどに「不気味」な子だということがわかってきます。

あろうことか窓に激突して死んだ鳥の首をはさみで切って持って帰るということまでやってのけます。

まったく表情を変えず、当然のことのようにそんなことをするチャーリーから目が離せなくなります。

さて、母を失ったアニーですが、実は幼い頃からの酷い体験で心に深い闇を抱えていました。失ったのは母だけではありませんでした。

自分の家族で残ったのは母親ひとりでしたが、その死も、実はそこまで悲しくないのではないかという自分にも嫌気がさしているのです。夫には映画に行くと言って、実は愛する者を亡くした人たちの集会に出るのですが、そこで自分の家族の恐ろしいほどの経歴を話し、泣きます。

悪魔は、弱い心に忍び込む

そんな時、息子のピーターが学校の集まりに行くというので、妹を連れて行くように強く言い、本当は行きたくなかったチャーリーも母親の気持ちを思って、渋々行くというのです。

本当は、両親のいない家で学生ばかりが集まってのパーティーで、マリファナを友人と吸いたかったピーターは、チャーリーをひとりにして友人とマリファナを吸っていましたが、ナッツ類に強いアレルギーを持つチャーリーがナッツ入りのケーキを食べてしまい発作を起こします。驚いたピーターは妹を病院に連れて行こうと車を飛ばしますが、途中で恐ろしい事故を起こしてしまいます。

 

 

チャーリーの死

この事故でチャーリーを亡くしたアニーは、狂わんばかりに泣きわめきます。

自分も死にたいと叫ぶ妻を夫はなんとかなだめようとします。

自分のせいで妹が死んでしまったと心に闇を抱えたピーターに、悪魔がだんだんと近づいてくるのでした。

なぜ、悪魔はピーターを狙うのでしょうか。

それがこの映画の「ヘレディタリー/継承」の意味が絡んでくるです。

アニーの心の闇は深くなるばかり。

だんだんと悪魔がつけ入ってきます。

家の中で何かの気配を以前より強く感じるようになり、心が乱れる時間が増えていきます。

集会に行こうとしますが、どうしても中に入ることができませんでした。

帰ろうとする彼女の車を止めたのは、自分の息子を亡くしたという女性ジョーン。

同じ痛みを抱える彼女の優しい言葉が心に残りました。

その後、ある場所で偶然ジョーンに会ったアニーですが、彼女の信じられない話に乗せられ、ジョーンの家での降霊の儀式に参加してしまいます。

これでチャーリーと話せるかもしれない。

アニーは狂気のように自宅で降霊術を試すのでした。

これが、悪魔召喚の罠だとも知らずに・・・。

 

ヘレディタリー/継承(2018)

原題:HEREDITARY
監督・脚本:アリ・アスター

出演:
トニ・コレット(アニー・グラハム)
ガブリエル・バーン(スティーブ・グラハム)
アレックス・ウォルフ(ピーター・グラハム)
ミリー・シャピロ(チャーリー・グラハム)
アン・ダウド(ジョーン)

七つの会議

下町ロケット、観てますか?

自宅にTVがない私は、Gyao!の見逃し配信で観ていますが、友人と話していたら、「財前部長を見るために観てる」と言っていたので笑ってしまいました。

まぁ、あの格好良さではそれもありですね。

原作は、ベストセラー作家・池井戸潤

今まで、「半沢直樹」やら「ルーズヴェルトゲーム」やら「陸王」やらと、ドラマ化された作品も多く、どれもヒットしていますよね。

私もこの3作品は全部観ています。

そのドラマの特徴は、なんといっても赤いシリーズに代表される、大昔の大映ドラマ張りの演技の大袈裟さ。

半沢直樹での香川照之の演技は、面白くて印象に残っています。

もちろん、主役の堺雅人の演技も。

いやもう、出てくる人みんな歌舞伎役者みたいで、面白かったですよね。

そんな池井戸ドラマが映画になります。

タイトルは、七つの会議

実は、ドラマは好きなんですけど、池井戸潤の小説って読んだことないのでストーリーを知らないのですが、中堅どころの会社で起こる日常のトラブルをあんな感じでドラマ化、いや映画化したみたいですね(ざっくりすぎ)。

なぜそれが「七つの会議」なのかはよくわかりませんが、予告で見る香川照之(また出てるんですよ)の歌舞伎役者ばりの演技(まぁ、歌舞伎役者だけど)が楽しみです。

正直、1000円以上払って映画館で観るほどのものかって感じを受けなくはないのですが、ポイントも貯まってるし、こういう映画はこれでいいかなと思ったりしています。

それに主演は狂言師の野村萬斎というところもちょっと楽しみです。

個人的には、談春さんも出ているところですかねぇ(笑)

nanakai-movie.jp

今年最後のうしやま

久しぶりにカワンさんとご飯。

今年最後のうしやまに行ってきました。

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先付けは、ふぐとふぐ皮のポン酢あえ

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次は、合鴨のオレンジ煮、くわい煎餅、コンニャクの南部煮、あとなんだか忘れた(笑)

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椀は、なにかの眞薯って書いてあったような・・・、忘れました(笑)

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お造りは、マグロとヒラメ。
わさびが新鮮で美味しい♪

 

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熱々の和風グラタン。
キノコがアクセントになって、これもクリーミーで美味しかったぁ~♥

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お凌ぎは通常手打ち蕎麦ですが、今回は稲庭うどんみたいでした。(蕎麦って書いてあったのですが、足りなくなったのかな?)

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聖護院大根の煮物です。
出汁と山椒のきいた京七味が絶妙にマッチして、結構お腹いっぱいでしたけど、ペロッと食べちゃいました。

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最後のお食事は、焼たらこの飯蒸し。
なめこと豆腐の味噌汁です。
焼たらこといっても、中はほぼ生で塩味が甘い飯蒸しとあっていて美味しかったです。

これに赤だしの味噌汁最高!

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デザートはシミシミのティラミスでした。

今年最後のうしやまも堪能しました。

年内は結構埋まっているようでしたけど、新年はぜひ。

 

日本橋うしやま

東京都中央区日本橋2-2-20 日本橋仲通りビルB1F
電話:03-3275-9475(予約必須)

遅めの時間だと空いている時もあり、食材がOKなら当日でも入れます。

駅からのアクセス
東京メトロ銀座線 / 日本橋駅 徒歩5分
東京メトロ銀座線 / 三越前駅 徒歩8分
東京メトロ銀座線 / 京橋駅 徒歩8分
東京駅八重洲北口 大丸前から徒歩7分

日曜日と祝日はお休みです。

retty.me

 

陳皮プーアル茶

中国人は100%日本人を騙す

友人がご主人の出張について上海に行くというので、最近はまっているプーアル茶を買ってきてくれるように頼みました。

プーアル茶は良いものは数万円するので、普段ゴクゴク飲める5000円くらいのものと言ってお願いしていて、今日、ブランチがてら受け取りに行ってきました。

もともと、中国人がやっているプーアル茶専門のネットショップで品物や金額を調べて行ってもらったのですが、現地の中国人のお茶屋さんいわく、「メーカーはたくさんあって、こんなお茶のメーカーは全く知らない」とのこと。

私にとっては別に有名メーカーである必要はないのですが、事前に聞いたところだと日本人が飛び込みでお茶屋に入っても、100%ぼったくられて終わりとのこと。

安いお茶にもすべてに「最高級」とか書いてあるので、知っている人(つまり現地の中国人)が一緒でないとまともな品物は出してくれないとのことでした。

「最高級」と書いてある安いお茶を買わされて、損して終わりなんだそうです。

旅行者にはハードル高し

そんな風なので、中国では必ず現地の人の紹介で一緒にお店に行くのがぼったくられない条件です。

今回も昔ご主人の運転手をしていた人に連れて行ってもらって、彼らが日常で飲んでいる漢方のプーアル茶を紹介してもらって、試飲して買ったとのことでした。

もちろん、お茶屋さん自体もその方の親しい人のやっているお店。

でも、旅行者にはこれは無理ですよね。

普通の旅行者は、騙されるのを覚悟しないといけないみたいです。

陳皮ってなに?!

そこで買ってきてくれたのは、「漢方のプーアル茶」だというのですが、ミカンの皮を乾燥させて1年以上時間が経ったものを陳皮と呼ぶそうですが、その中にプーアル茶を入れてある丸くて可愛いお茶でした。

何度も淹れて飲めるので、1日1個ポットなどで何度もお湯を足していって1日中飲んでいるのだとか。

まず、熱湯を入れて少しすすいだらお湯を捨てて、次はたっぷりお湯を入れて飲むのですが、柑橘系の香がとてもさっぱりして美味しい!

ゴクゴク飲めるし、柑橘系の香りといっても、おせんべいとかにも合いました。

これは良いものを知ったわぁ~ということで検索したらAmazonにありましたよ~!

おっとびっくり!

私は5000円弱で売ってもらったのですが、Amazonのやつはまったく同じもの(年数は違うと思いますが)で1万弱!!(笑)

お茶の専門店だと1個で1650円とか・・・無理!

通常、大量に輸出とかはしていないものだそうで、中国人て冷たいものを絶対飲まないなど、健康にとても気を使っているので、現地の方に愛されるお茶とも言えそうです。

ところで、この陳皮どんな効能があるのかというと、ダイエット・冷え性改善・アレルギー症状の緩和・胃腸の調子を整える・咳などを抑えたりもできるみたいです。

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年数はわかりませんが、 まったく同じものです。

でも、値段が倍!!輸入にしても、倍は高すぎる!

 

 

ボヘミアン・ラプソディー(2018)

半自伝的映画

1970年代に世界を席巻したロックバンド、Queenとそのリードボーカルであるフレディ・マーキュリーの人生について描いた半自伝的映画です。

半・・・というのは、これはあくまで映画=物語ですから、決して史実にすべて忠実でもないし、出来事がすべて事実ではないということです。

批評家から酷評

世界で大ヒットしているこの映画ですが、本国(イギリス)だとか、欧米では批評家などには酷評の嵐なんだとか。

フレディの人生の描き方が中途半端だとか、このシーンは本来こういうものだとか、真実とは違う部分で「浅すぎる!」というのが理由のようです。

演技が大袈裟で、似てないとかね。いや、しかし、

 

「どーでもよくね?」

 

だって、所詮は映画ですよ。

あの迫力と彼らの熱を感じて、あの時代を思い出したり、曲に酔いしれたり、それでいいのかなと思います。

永遠のフレディ・マーキュリー

確かに、私も観た時に感じたのは、これってフレディを描きたいのか、それともQueenのバンドの歴史が描きたいのか、どっちつかずの半端感はありました。

フレディの人生を描いているようでいて、実際には表面をなぞっているだけ。

彼の苦悩っていっても、なんか孤独を感じるね、とかエイズにかかっちゃたよ、死んじゃうんだよね・・・とか、そんな感じでそこまで深みもないですし。

でも、本当のことなんて正直誰もわからないわけだし、それを知りたいなら逆に似せないでQueenファンの話にして彼らのストーリーは、ドキュメンタリーにすればいいわけですよ。

 

映画としての出来と言われれば、確かに上記の通りどっちつかずではあったのですが、全編を通してまるで本当にあの時代が蘇ったような気にもなるし、Queenの音楽は存分に楽しめるし、似ていないと言われればそうかも知れないけど、バンドメンバーのあのそっくりさなんて、トータルで見れば素晴らしいですよ。

 

ブライアン・メイなんて、ドッペルゲンガーか!って感じだもんね(笑)

YouTubeとかに上がっている実際の映像では、人生の終わりに近づく頃のフレディの痩せこけた体を見て、泣かない人はいないでしょう。

それでも、人生の最後にTHE SHOW MUST GO ONと歌い続けるフレディの魂の叫びが聞こえるようでした。

最後の最後で本物のQueen登場で、エンドロールでかかる曲がTHE SHOW MUST GO ON。

涙なくして観られませんでした。

 

というわけで、当初普通の2Dでは物足りずにIMAXレーザーで観に行った私としては、似てる・似てない、ストーリーが中途半端というのがないわけじゃないけど、それを補って余りある素敵な映画だったなと大満足でした。

 

 THE SHOW MUST GO ON

 

これは、見るのがちょっとつらい。

 

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

 

 

バーフバリ 王の凱旋<完全版> ※ネタばれ注意

アマレンドラとマヘンドラ

なんだか忙しくて、正社員でもないのになんかおかしいぞという今日この頃です(笑)

さて、早速ですが、最近観た映画を観た順に語っていこうと思いますので、まずは「バーフバリ 王の凱旋」でございます。

この映画は、 

movie-happy.hatenablog.com

でご紹介した「バーフバリ 伝説誕生」の続編です。

古代インドのマヒシュマティ王国の国母シヴァガミが、助けた赤ん坊と一緒に追手から逃れて川に身を投げ、川下の民に助けられた赤ん坊は「シブドゥ」と名付けられて立派に育てられ、青年となってから出会った女戦士アバンティカと一緒に暴君に幽閉されているデーヴァセーナ王妃を救おうと宮殿に向かい、あれやこれやあって、実は自分が亡くなった父であるバーフバリの息子で、王の血筋であることを知り、その父を殺した裏切り者が奴隷のカッタッパだと知る・・・というところまでが前作でした。

 

今作は、そのシブドゥのお父さんであるアマレンドラ・バーフバリの幼少から結婚して時期国王候補になる物語から、息子であるシブドゥことマヘンドラ・バーフバリがマヒシュマティ王国の王になるまでを描きます。

いくら今回はネタばれといっても、この長~い映画を全部紹介するわけにはいきませんので、色々と端折りつつストーリーを紹介します。

この映画は、家族・血縁のドロドロさ加減がなんともアジアって感じで面白い映画です。アジアの映画って、なにげに人間関係がドロドロしたのが多いのですが、それはなぜかと考えると、血縁というか「血」というものに対してすごい思い入れがあるんですよね。

昔の日本映画とかも本家だの分家だのと色々面倒くさい親戚づきあいが描かれていたり、嫁姑問題やらなにやら、とにかく血縁て面倒くさい!ってのが多いのですが、特に他のアジア圏は親に対して絶対服従であったりするのも多いので、こういう「うちの跡取りどうするか」みたいな話はドッロドロになりがちなんですね。

もともとこの映画に出てくるマヒシュマティ王国は、今回の第一の主人公、アマレンドラ・バーフバリの両親が国王・王妃だったのですが、突然ふたりが亡くなってしまったので、その兄夫婦が国務を司ることになったのですよ。

だから、本来ならアマレンドラ・バーフバリは誰にもはばかることのない時期国王でしたから、叔母であり、国民から国母と慕われるシヴァガミに大切に育てられます。

シヴァガミにもバラーラデーヴァという息子がいまして、夫であるビッジャラデーヴァから「この際、息子を王様にしては?」と提案されたこともあり、次期国王はこの2人のうちの優れた方にと言うのです。

あれ?いや、もともとバーフバリが正当な後継者なのでは?・・・という突っ込みは置いておいて、とりあえずそういうことになったんですね。

強いだけじゃダメ

なんやかんやあって、次期国王は誰かをそろそろ決めなくては!となった時にアマレンドラとバラーラデーヴァに、ある戦いの試練がやってきます。

そして、ふたりとも勝利を収めるのですが、シヴァガミは、ただ勝つことだけを考えていた我が息子ではなく、民を救うことを考えながら戦っていたアマレンドラを王にすると宣言しました。なんとフェアな、さすが国母。

しかし、悔しいのは父ちゃんですよ。

「えー、息子はちゃんと勝ったやん!民を助けるとかなんやねんそれ」

と地団駄を踏んで悔しがり、謀略をめぐらせてシヴァガミを騙し、奴隷カッタッパにアマレンドラを殺させてしまうのです。

今まで自分を支えてくれたカッタッパがまさか自分を殺すなんて思ってもみなかったアマレンドラは、最後に「母を頼む」とカッタッパの腕の中で息絶えます。

いやぁ、ぶっとい剣で後ろから心臓一突きしたんですけどねぇ、ちゃんと最後までセリフを言って死ぬあたり、主役ってこーでなくちゃって感じでした。

そして息子がちょっと出てくる

今回は、前作の息子の物語から、どうして息子がそうなったのかという前に戻ったお話ですが、父・アマレンドラの息子だと知って、幽閉された王妃は自分の母だと知り、今や暴君となって自分の姿を黄金の像にしたものなんて建てさせちゃうバラーラデーヴァに戦いを挑むのです。

ラストはありえないシーンのオンパレードで、当然、シブドゥことマヘンドラ・バーフバリが奇跡のように勝利し、民衆の「バーフバリ」コールの中、国王として王座に座るのでした。

チャンチャン!

という、ものすごく端折ってもこれだけ長くなる3時間弱の映画でしたが、煌びやかなシーンや勇ましい戦闘シーン、そしてインド映画といえば歌と踊り!というワクワクするシーン満載で、あっという間に終わってしまいました。

その時、実はぎっくり腰でめちゃ辛かったから、3時間持つかなぁ~と心配だったのですが、痛みを感じながらもその面白さに見入ってしまい、本当に3時間弱?!というくらい満足のいく映画でした。

突然ですが、私、すっきりしたしょうゆ顔が好きなんですよ。

だから、普段ならこの濃い~インド顔ってちょっとぉ~なんですけど、あり得ないくらい強いバーフバリのあり得ない活躍を3時間近く観ていると、なんだか格好いいなと思えてしまうから不思議(笑)

この映画は、結構前に封切られていたのですが、私が観たのはカットシーンが多かったバージョンではなく、オリジナルバージョンの167分版をIMAX仕様にしたものだったので、さらにワクワク感が増していたのだと思います。

この映画は、自宅のテレビより、あの大きな画面で観る方がいい映画かも知れません。

でも、音楽と踊りは楽しめるので、ぜひDVDなどで観てみてください。

バーフバリ 王の凱旋<完全版>

Baahubali 2: The Conclusion

監督・脚本:S・S・ラージャマウリ

出演:

アマレンドラ/マヘンドラ・バーフバリ:プラバース
国母シヴァガミ:ラムヤ・クリシュナ
暴君バラーラデーヴァ:ラーナー・ダッグバーティ
デーヴァセーナ(アマレンドラの妃):アヌシュカ・シェッティ

baahubali-movie.com