あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

なんだかんだいっても、日本人て本当にまじめできちんとしているというのが分かった話

元の会社の後輩が、結婚してから夫の仕事の関係でタイに移住。

その後輩が「日本にいるけど短期で帰るから会うのはまた」と言っていたのに、昨日急に「滞在が延びたのでランチどうですか?」とLINEが来たのでもう何年ぶりという状態だったので、即OKの返事をし、まだまともな寿司は食べいないとのことだったので、隣町の美味しいお寿司屋さんでご馳走することにして待ち合わせました。

3年くらいで帰国できるはずが、なぜかもう4年めで、今年は帰れるはずなのですが、まだ何も言われていないのだとか。

いい加減帰りたいと言っていました。

バンコクのような都会に住んでいるわけではなく、日本企業がたくさん集まった地区で結構な田舎なのでさすがに飽きてきたそうです。

ただ、駐在している人って、お洒落なレジデンスに住んで必ずプールもついているし、メイドはいるしで日本では考えられないような生活なので、奥様連中はあまり帰りたいという声をあげる人はいないのですが、なぜか男性陣(夫たち)は「早く帰りたい」という人がほとんどなのだとか。

逆切れ、突然の退職は日常茶飯事

理由はタイ人の性格にあって、一緒に働くのがめっちゃしんどいんだそうです。

南国の特性なのか、かなりいい加減でミスとかしてもまず謝らないし、それなのにみんなプライドが天まで上るくらい高いので、絶対に人前で注意したり叱ったりできず、会議室とかに呼んで注意しても逆切れして物を投げたり喚き散らしたりとすごいみたいで、今回の帰国も家族で帰ってきているのかと思ったら彼女一人で、ビザの更新を会社が全部やってくれるはずが彼女の分だけ漏れていて、一日も早く取得するためには帰った方がいいと言われ、タイの担当者からは「アポなしで1日で取れますから」と「そんなことあるの?」と言ってもそういい張られたので帰ってきて大使館に行ったら、案の定そんなことはあり得ずに追い出されて、日本の方でエージェントを通してやってもらうことになって、それが終わるまで帰れなくなったとのこと。

そんな状態でも本来それをやるはずの担当者は「自分を信用しないのか!」と感情的になっていたと聞いて、「もうなんでもいいやと思いました」だって(笑)

これは最近日本でもあることですが、ある日突然出て来なくなって退職ってことも普通みたいで、それでも相手を怒ったりせず、しょうがないねってなるそうです。

高級ホテルのドアマン

ある日、子供を抱っこして外出し、レジデンスに戻った時のこと。

高級ホテルのレジデンスに住んでいるので、当然ドアマンがいるのですが、そのドアマンがまったく仕事をしない。普通は住人が帰ってきたとかお客さんが来たとかだったら、ドアを開けるとか荷物を運ぶ手伝いをするというものでしょうけど、まったく何もせず、そこらへんをフラフラしているので、ドアを開けてもらったことはなかったそうですが、ある日、子供を抱っこしているその子供と彼女の胸の間に手を入れてきて触られて、びっくり。

20歳そこそこの年の子なので、びっくりして振り払いはしたものの、最初はまさか意図的に胸を触ってくるなんてある?と思ったそうですが、同じところに住んでいる駐在仲間の奥さんから「私もやられた」と聞き、その方は「NO!」と強く言ったら次から触って来なくなったとのことでしたが、やっぱりあれは触ったんだと思ったら、さすがに高級ホテルのレジデンスを担当する(仕事してないけど)ドアマンがそれはひどいだろうと上の人に複数で訴えたのだとか。

でも、責任者が出てきても、面倒くさそうにそんなの自分たちでどうにかしろよみたいな態度だったそうで、それでも彼女たちの夫も一緒だったので、「はいはい、わかりました」って感じで対応し、そのドアマンを別のホテルの何かの係に異動させたそうです。ただ、なぜ異動なのかを本人には告げず・・・。

誰もが知っている高級ホテルの対応がこんなんで、相当びっくりしたと言っていました。

日本なら、責任者は、まず平謝りだろうし、クビですよね。

そんなことやら、今回のビザのことやらで、なぜ夫たちが早く帰りたいと嘆くのかがよく分かったと言っていました。

こんなのが日本に「移民」として入ってきたら、本当に大変。

でも、世界のどこへ行っても、日本人ほど真面目に働く人はなかなかいないので、みんな疲労困憊してしまうみたいです。

あちらになじめる人は、ある意味そういう要素のある人ってことですね。

通販もいい加減

タイもコロナの激しかった頃は厳格なロックダウンを実施した国なので、そこから通販がすごい発達したそうです。

ウーバーみたいなのもできて、大根1本から運んできてくれるとかそういうのは便利になったと言っていました。

それにAmazonみたいなタイの大手ショッピングサイトがあり、結構安いものが色々とあって、よく注文するのですが、頼んだものがちゃんと来る確率はかなり低く、まったく違うものが届くのもよくあるし、商品はそれだけどまったく違う色が来たり、Lを頼んだのにSが届くとか、「今回はちゃんと届きますように」って感じでいないと神経が持たないそうです。

その代わりと言ってはなんですが、返品とかもすごく簡単にできるようになっているそうで、「ダメだったら返せばいいか」くらいに思って注文してますと言ってました。

サイトのアプリを見せてもらったのですが、確かに商品は結構魅力的なものが多く、ちょっと私もこれ欲しいって思うものがたくさんありました。

でも、注文してもそれが来る確率は結構低いなんて聞いたら、面倒くさくて利用する気にはならないなと思いました。