あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

新春からいきなりホラーですみません。

ゾゾゾで不可思議な現象を目の当たりにして、その後も色々な動画を観ていたのですが、シーズン3も終わってしまってゾゾゾのメインチャンネル(?)自体はもう更新されていないため、横に上がってくるお勧め動画、当然心霊系の動画をチラチラ観るようになりました。
大抵はあまり面白くないというか、この百戦錬磨のあじゃみんを満足させてくれるような動画はなく、ましてや真剣に観ているわけではないので、どのチャンネルをお勧めしますというのはまったくないのですが、ちょっと「なるほど」と思ったことがあったので、それを書きたいと思います。

別に怖い話ではないのですが、ちょっとでもそういうのが嫌という方は読まないことをお勧めします。
(でも、最後の話はある意味ちょっと怖いかも)

森公美子さんの友達の霊の話

かなり前に森公美子さんが徹子の部屋に出演された時、自分の亡くなった友人がお化けになって出てきたというお話をされていました。
森さんのお話なので、明るく楽しい感じで話しているから、ちっとも怖くない(いや、むしろ楽しい)のですが、そのお友達の霊が語ったところによると、霊がなぜ見えるかというのは、実際にそこに形として現れているわけではなく、人の”右脳”に働きかけて、その人の脳に映像・形を作らせているのだというのです。
だから、その時の森公美子さんが見ているお友達の姿は、その当時のものではなく、以前会った時に森さんの記憶に残っている姿なんだと説明されたとのことでした。

とにかく面白いので、ぜひ観てください。

沖縄のノロの話

心霊系ユーチューバーも色々で、観ていた中で演出とかもなかなか面白いと思っていくつか動画を観たチャンネルにダラシメン・ホラーチャンネルというのがありました。

やーかずさんという若い男性がメインで、ホラースポットに行って撮影をするという、他のチャンネルとその点は変わらない感じですが、観ている限り、この人はある程度見える、というか(霊を)感じるのかなというのが分かる動画でした。

登録者も41万人超えと結構人気のあるチャンネルのようです。

そのメインの動画というよりも、私が興味を引いたのは、沖縄のノロとして有名なスエヨシという方との対談でした。

ノロというのは、琉球神道の女性の祭司で、通常は祈祷をする方のようですが、このスエヨシ(末吉)氏は、それだけではなく、お祓いその他色々とされているようです。

ノロというのは世襲制で、生まれもっての能力がある人がなるようで、沖縄のノロはスエヨシさん含め3名しかおらず、他の2名は高齢とのこと。

中学生の頃から何年もの間、無料でその力を使って人助けをしていたようですが、依頼の増え方等色々あって、今は有料で依頼を受けるようになったとのこと。ノロの他に修行してなるユタという霊能者もいますが、本物は数人しかいなくて、あとは自称という方ばかりで沖縄のノロとユタ合わせても本物は10名くらいしかいないそうです。

今回のポイントはノロがなんぞやということではないので、詳しい話はすっ飛ばしますが、そのやーかずさんとスエヨシさんの対談で興味深い話がありました。

やーかずさんが「以前は、(霊が)しっかり見えていたんですけど、今は全然見えてなくて、ここにいるなとかいうのはわかるんですよ」と言うと、スエヨシさんがすかさず「それは目で見えているんじゃなくて、頭の中で見えているんだと思う」と言ったのです。その後、やーかずさんがその通りだという説明をするのですが、「元々僕も霊が見えるっていうのは、僕なりに説明すると、はっきり映るのではなく、まず目を通す前に脳内を通るじゃないですか、その頭の中の映像で、その場所にその人がいるって映り方をするんですよ」と、ここまで聞いて私は前述の森公美子さんの話を思い出したんです。

その話を受けてスエヨシさんも額に手をかざして「ここに映像がある感じです」と説明していました。脳が持つ能力って、実際には少ししか使われていないと言われていますから、そういう人って、他の人より少し脳の持つ機能を広く使えるということなのかも知れません。その時の動画はこちらです。

自殺は罪なのか

その対談の中で非常に印象に残った話が1つありました。

スエヨシさんが神職の依頼で自殺供養があって行った時、その時は首つりをした人だったんだけれども、(自殺した)本人が言いたいことがあると言って、「死んだら楽になると思った」というのだそうです。そして、すごく怒っていると。

スエヨシさんは「なんでこんなに怒っているんだろう」といぶかしく思い、話を聞かないとと思って聞いたら、「死んだら楽になると思ったのに、ずっと苦しい」と言ったのだそうです。「(首を吊った時の)骨の折れる音がずっと聞こえるし、息が止まった時の感覚を今も感じている」と言って、すごく怒っていたそうです。

スエヨシさんは、「それは自ら命を絶ったことに対する神様の罰かも知れないね」と答えたそうです。「でも、怒るのは違うと思うよ。自ら命を絶ったことに対する悔やむことだったり、ごめんなさいという気持ちがあれば、神様も楽にしてくれると思うよ、絶対」と話したとのことでした。

スエヨシさんからは、「なので皆さん、死んだら楽になるというのは大間違いで、きついですよ、死んだら逆に・・・(苦しみが)続くので」と言う言葉が視聴者に投げかけられました。

この話が嘘か本当かというのは、私にはまったく分かりません。

自分では何も見えないし、聞こえないし。

こんな風な話で聞いたことを「そうなんだ」と聞くことしかできませんが、東洋的な考え方からすると、やはりこの世に生まれてきて「生きる」ということは意味があり、宗教的には”現世は修行”とか言うのもあったりしますから、そこで辛いことがあったと言っても自分で命を絶つことがそれを解決する方法にはならないということなのかも知れません。人の安楽死の議論が進まないのもある意味こういうところにあるのかも知れないですね。死んだら終わりという西洋的な考え方(もちろん、西洋にも色々な考え方はあると思いますが、代表的な考え方として死んだら終わりというのは西洋の方が多い気がします)に違和感があるからかも知れません。