あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

ゾゾゾ

YouTubeのチャンネルで、心霊とかいわゆる怖い話を題材にしているのは結構あるみたいなんですけど、ちょっと見ても「あんまり怖くない怖い話を怖そうにしている」とか、廃墟行って「結局なんもねー」みたいな番組が多くて、あまり目新しいものはないので、登録してまで更新チェックしているチャンネルは、ひとつもありません。

ある時、「ゾゾゾ」というチャンネルがお勧めに上がってきて「またどうせ同じようなやつでしょ」と思ったので観なかったのですが、何度も出てくるので(私ってそういう類のチャンネルを試しにちょっと観ていたりするからだと思います)、何を見たのかは忘れましたけど、ちょっと観てみたんですね。

それで、その時はやっぱり主に心霊スポット探検みたいな感じだったので、全部観ずにやめてしまいました。もちろん、他と同じく若い人が観るような内容でしたしね。

おっと結構ガチやん

それで、それ系の番組はこの頃さっぱり観ていなかったのですが、かなり昔に出版された予知夢を見て漫画にしたというのが2011年3月の大地震を当てただのなんだのというが話題になり、その漫画家が出てきて再プチ・ブレイク中なんていうのに惹かれて色々観ていたんですよ(結局、その漫画家さんはなりすましの偽物だったのがわかり、再出版予定だったその漫画の発売日が数か月延期になったりしてました。生きた人間の方がよほど怖いですね)。現在は本物の漫画家さんにもちゃんと連絡がつき、話題性もあって再販されています。

興味のある方は以下です。

さて、話をYouTubeの番組に戻します。

その後、またこのゾゾゾというチャンネルがお勧めに上がるようになったので、上記の漫画でひとり盛り上がっていた私は、そんなに勧めるならと、一番新しい動画を観てみたんです。

本当に出るという一軒家でロケをして、視聴者からの投稿を取材するとかそんな内容だったんですけど、そのロケ現場ですごい物音がしたりして、結構面白かったんです。

これは暇つぶしにいいなと思って、試しにピックアップした動画にも「そう聞こうと思えば聞こえる」系ではなく、結構ちゃんと「声」が入っていたりして、やらせじゃなかったら、結構すごい番組かも!と思うようになりました。

そして、次にサムネのタイトルから「これにしよー」とピックアップしたのが、2018年配信の「SIREN(サイレン)羽生蛇村の岳集落・廃村に潜入スペシャル!史上最大の危機が番組を襲った!」という長いタイトルの前後編ある動画。

面白くなかったらやめればいいので、こういう時はオンデマンドはありがたい。

注:ここからネタバレなので、観たい方は「前編」と「後編」の視聴を先にどうぞ。

怖くて観られない方は、以下の文字でお楽しみください(ほんの一部抜粋しているだけです)

音もなく消えた

これは、ゲーム「SIREN」のモデルになったと言われている埼玉県の廃村(集落)に行って、メンバー4人が二手に分かれて撮影するというもので、チャンネルについては、ほとんど分かっていないのですが、どの人も個性的な感じで、期待が持てました。

この集落は、上記の通りSIRENというゲームの羽生蛇村のモデルになったと言われている場所で、SIRENのように惨殺事件のあった場所がある・・・とも言われています。

山奥に入っていく4人のメンバーは、集落の入口付近と思われるところから二手に分かれてその惨殺事件があったとされる場所を探すことになりました。

そして、どこにでもいそうな感じの落合さんと今時だよねぇ~という感じの長尾さんのふたりが懐中電灯片手に暗い中をどんどんと進んでいきます。

また、その他のふたり(皆口・内田)も別のところでそれぞれ撮影してあーだのこーだのと言っているのですが、その中の内田さんがやたらに「今、奥で男の人の息遣いのような音が聞こえた」とか「人が通った気がした」とか何かの存在を主張していました。

場面は、落合さんと長尾さんチームの撮影したものに替わるのですが、カメラを持っている長尾さんが撮影しながら落合さんに話しかけつつ、道を進んでいきます。

長尾さんがゲームの話をしたりして、それに落合さんが答える・・・みたいな感じで進んでいて、山奥でかつ真っ暗ですから、さすがにふたりとも距離が近いところにいたのですが、長尾さんが話ながら撮影している場面で、視聴者である私もある違和感を感じ始めます。

長尾さんが落合さんに話しながら進んで、少し前までは落合さんの合いの手とか返事とか「会話」があったのですが、途中から長尾さんの「一人語り」みたいな感じで「どうした落合!」な感じが漂っていたんです。

長尾さん自身もさっきまで会話していた落合さんが黙ってしまったので、あれっと思って振り向いたら、なんと落合さんの姿がありません。

ここからは、「確かにこれガチだね」と思える、呼びかけにも答えない落合さんを必死で探す長尾さんの息遣いが緊迫感マックスでした。何度も「落合さん??」と呼びかけますが、シーンとしたままで気配もありません。

長尾さんの息遣いがどんどん荒くなっていくのに観ている私もちょっと怖くなりました。長尾さんは焦って他のふたりに電話をかけ、落合さんがいなくなったことを伝えるのですが、状況がよく呑み込めないふたりは「えっ?落合さんとはぐれたの?」と問いかけます。

どう考えてもはぐれたとかそんな状況ではないので説明しようするのですが、なかなかうまく言えず、結局、出発点で合流して探すことにしました。

3人で合流地点から落合さんと通った道を歩いて探しに戻ります。

歩きながら何度も落合さんの携帯に電話しますが、まったく出ません。

さっき長尾さんが他のふたりのうちの1人に電話して電波は大丈夫なことがわかっているので、なぜ出ないのか・・・3人は結構焦ってきて、怪我とかしていたら洒落にならないから、見つからなかったら警察に通報しようとなったのです。

パラレルワールド

大声で名前を呼んでも、まったく反応がなく、電話もつながらず・・・と思っていたら携帯に反応があり、出たのがわかったので「つながった!・・・落合さん、落合さん!」呼びかけても、変な音がするだけで、まったく声は聞こえません。「落合さんですかぁ~?落合さん?あなた誰ですか?」そう問いかけたら、電話は切れてしまいました。

場所が場所ですから、1人でどんどん進んでしまうとかありえません。かなり探しても見つからないので、一旦車に戻って、そこにもいなかったら通報しようということになり、駐車場に戻りました。

残念ながら、そこに落合さんはおらず、一同は撮影を中断して警察に通報することに・・・決めた途端、「あれ?あの光・・・」。

見ると元来た道から懐中電灯の明かりが見えて、落合さんが戻ってきました。

安堵する3人。

落合さんは、「ひどいよ、いなくなるの!それはキツイって」と責めるように言いながら、汗びっしょりで戻ってきました。

意味のわからない3人は、落合さんに状況説明を求めると、ライトで照らしながらレポートしていたら、急に音がしなくなって振り返ったら長尾さんが消えており、「どっきりにはめられた」と思った落合さんは5分くらいですぐ戻ってきたというのです。

・・・5分?

他の3人は、長尾さんから電話をもらってから合流し、3人で探している時間を入れると20分以上が経過しています。

さっき戻ってきた落合さんは20分以上の時間をどこかで1人でいたはずです。

しかし、落合さんは「どっきりにはめられた」と思って、ものの5分で戻ってきたといい、まったく話がかみ合いません。

怖くなった4人は、とにかくその場を離れてコンビニの駐車場へ移動しました。

携帯の履歴を見せ合ったのですが、落合さんの携帯に捜索していた時の7回くらいの履歴はありませんでした。

「これはガチです」

を強調していましたけど、本当なら相当怖いですね。

やたらに廃村なんて行くもんじゃありません。