あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

TPOとオレ流

最近、朝時計代わりにテレビを点けるくらいで、世の中の動向がさっぱり分かっていなかったのですが、冬季オリンピックがもう開幕っていうじゃないですか。

はい、それも知りませんでした。

で、昨日の朝もテレビを点けたら、スノーボードの国母選手が服装の乱れを注意され、入村式を自粛したというニュースが。

「服装の乱れってなに?」

と思ってちゃんと見ると、公式なジャケットを着た国母選手がサングラスを掛け、ネクタイはユルユルにぶら下げた感じで、シャツの裾を出し、そしてパンツはずり下げて穿いた姿が映っていました。

「ほう」

別にこれが一般の若者だったら、単なるファッションで通るのでしょうが、国の代表として外国に出向いた選手がこれでは・・・というので外部からも抗議の電話が来たそうです。

“一般の若者”だった場合で見たら、確かに今時たくさんいそうだし、これも個性とかお洒落だよーんで済みそう。

個人的にはああいう「だらしない」感じの着方は嫌いだけど、そういうのもアリという視点で見た場合は許容範囲かしら。

といいつつ、やっぱりT.P.O.って大切なんじゃないかなぁ~と思います。

T:time…時間
P:place…場所
O:occasion/opportunity…場合/機会

よくビジネスで使われますけど、大切なのはビジネスの場面だけじゃないですよね。

物にはそれぞれ、時間と場所と場合(機会)に合った方法が必要で、このTPOに合った服装や話し方、マナーなどを身に着けることが大切と言われます。

以前、ホリエモンが話題になった時、どこへ行くにもTシャツとか半そでのコットンシャツなどカジュアル一辺倒で、これが自分のスタイルっていう主張だったのかも知れませんが、見ていて逆に可哀想になったものです(本人には大きなお世話だと思いますけど)。

何様って言葉がありますけど、何様と言うくらい偉くなればなるほど、身だしなみなどには気をつけなくてはならなくなります。

オレ流だからといって、どんなにお金と地位があろうがTシャツと短パンでは入れないレストランだってあるだろうし、日本代表選手でもしメダルなどを取って、天皇陛下にお呼ばれしてあの格好で皇居に行けるでしょうか。

まぁ、これは極端ですし、若者の失敗ということで考えると目くじらを立てるほどのことでもないとは思いますけど、オレ流が通じないところもあることくらいは分かっておいた方がいいですね。

オレ流スタイルが「自分さえよければいい」という主張になってしまっては、単なる物を知らない我がまま野郎で終わってしまいます。