2018年、最初のゲームです。
下の動画をしっーーーーっかり見て、次の指令をクリアしてください。
★白い服を着ている人たちが、何回バスケットボールをパスするかを数える。
この動画に出てくるのは、シンプルに黒と白のTシャツを着ている女性です。
その女性たちがそれぞれ同じ色の服のチーム同士でボールをパスするのですが、数えるのは「白い服」を着たチームがパスした数です。
このゲームは、1度だけしかチャンスはありません。
1回の再生で、しっかりとパスを数えてくださいね。
では、どうぞ。
【ここからネタバレ】
ネタバレといっても、動画の中で真実は語られています。
「これいったい何のゲーム?」と思った人もいたでしょうけど、人は予期しない物は見えないというのが最終的な結論です。
ただ、その結論に至る前に、実はこの動画、初めてこのテストを実施した時は、女性たちがボールをパスしているのを見ていると、あんなにはっきりと歩いてくるゴリラに気づかない人が半数近くいたんだそうです。でも、「こういう動画を見せるということは、きっと何かあるんだろう」と思って見た人は、ゴリラには気づきます。
これは「Invisible Gorilla」(インビジブルゴリラ:見えないゴリラ)という有名なテストなんですが、それにちょっと捻りを加えたものです。
ゴリラに気づいた人の中で、さらに黒い服の女性が1人このゲーム(画面)から去った時、後ろのカーテンの色が変わったことに気づいた人はどのくらいいるでしょうか?「きっと何かあるはず」と意識を集中し過ぎて、ひとり女性が抜けたのも、カーテンの色が赤からオレンジに変ったのも気づかない。
これは、だまされる脳についてのテストですが、いかに人は思い込みで生きているかがよく分かるテストです。「きっとこうじゃない?」「そうに違いない」そう何かを決めつけてしまうと、例えばそれが当たっていたとしても、その周りにある大切なものに気づかない・・・。
どうしてゴリラに気づかなかったの?と聞かれたら「白いシャツの女性ばかり気にしていて、他に注意を向けていなかったから」と答えるかも知れません。
でも、これって結局自分が予期していないことは気づかないことがあるということなんですよね。
人生もしかり。
こうであらねばならないとか、真面目な人ほど口にすることが多いのですが、それが逆に視野を狭めてしまう原因かも知れません。
もう少し頭(心)を柔軟にして、しっかりと自分にやってきたチャンスを掴み取りたいものです。