あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

不治の病だったアルツハイマー型認知症が改善する病気へと変わってきた件について③

※本を読んだり、実際に試したりしたことを書いていますが、私は医師ではないため、病気治療にこれが絶対だというつもりでは一切ありません。アルツハイマー型認知症は病気です。適切な医師の診断などが必要ですので、あくまで「こういうこともあるんだ」程度に読んでください。また、どんなことにも例外はあるので、すべての人に当てはまっている話でもありませんので、その点はご了承ください。

また、読んだ本や購入した製品について、はてなブログについているアフィリエイト機能を使っています(いちいち細かくリンク貼るのが面倒くさいといういつもの理由です)

 

アルツハイマー型認知症のことを勉強しているうちに、良質の油は脳の健康維持に欠かせないものであるというのがわかりました。

油を摂るとコレステロールがうんたらかんたらという医者がいますが、アルツハイマー型認知症の予防や改善目的での接種をしている人を調べても悪玉コレステロールが増えた的な結果は報告されていないようです。

むしろ正常値になったという人までいます。

MCTオイルとココナツオイルは脳やその他の神経細胞の健康に非常に役立つものなのです。連載の②で紹介したメアリー医師の本にも具体的な摂取者の改善報告などが多く掲載されていて、データを取って数値化しても残念ながら効果がなかったという人ももちろんいますが、なにかしらの改善が確認された人の方が圧倒的に多くなっています。

脳(だけではないですが)の神経細胞の健康維持に役立つのは、中鎖脂肪酸を含むオイルであるということが分かりました。

脂肪酸の中には、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸があります。

脂肪酸は、酸素(O)と水酸基(OH)と炭素(C)によって構成されているのですが、この炭素の数(分子の長さ)によって短鎖(2~6個)、中鎖(8~12個)、長鎖(14~22個)に分類されています*1

中鎖脂肪酸のメリット

一般的な植物油として有名なのは、オリーブオイルや菜種油ですが、こちらは長鎖脂肪酸が含まれています。中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸では、吸収されるスピードが違うため、エネルギーとして使われるようになるまでの時間がまったく違います。

また、吸収のプロセスも違うため、脂肪酸をエネルギーとして使うということを考えると、中鎖脂肪酸に軍配が上がります。

カプリル酸

長鎖脂肪酸は、小腸→リンパ管・静脈→脂肪組織・筋肉・肝臓という経路をたどり、必要に応じてエネルギーとして分解というプロセスで、必要に応じて体内に脂肪として蓄積されます。

一方、中鎖脂肪酸は、小腸→門脈→肝臓という経路をたどり、体内に脂肪として蓄積されにくく、すぐエネルギーとして分解されます。中鎖脂肪酸を60%も含むココナツオイルは、熱安定性もあり、常温で2年から3年の保存がきくため、調理にも使えて体内にとどまる時間も長いため、アルツハイマー型認知症の改善に期待ができるのです。

ココナツオイルのメリット・デメリット

ココナツオイルは、先述のとおり中鎖脂肪酸を全体の60%も含み、熱に強く調理にも使えるため、色々なものに使いやすいのが特徴です。

ただし、残りの40%には長鎖脂肪酸なども含まれるため、ココナツオイルだけを大量に摂取すると脂肪の蓄積などの問題も出てきてしまいます。

このため、ココナツから抽出された中鎖脂肪酸100%のオイル、MCT(Medium Chain Triglyceride)オイルをうまく取り入れてリスクを低減させたいものです。

MCTオイルといっても、中鎖脂肪酸は3種類の脂肪酸に分かれるというのを書きました。その成分の中でも、C8と炭素がもっとも短いカプリル酸はもっとも早くエネルギーとして分解されるので、最近ではC8だけのMCTオイルも発売されるようになりました。

ただし、エネルギーとしてすぐ使えるのはメリットですが、体内に留まる時間もココナツオイルより短いため、認知症などに用いる際には接種するタイミングが大事です。

だいたい3時間ごとに接種すると良いのですが、空腹時に接種するとお腹がゆるくなったりするので、慣れるまでは量にも気を付けて、慣れてきたら少しずつ増やすのが良いとですね(といっても、大量に摂れば良いというものではないのでアルツハイマー型認知症やMCTが効果があると言われている病気の改善目的で摂取する場合は、体調の変化などを見ながら量を調節した方が良いかと思います)。

また、より長く効果を持続させたい場合は、ココナツオイルとMCTオイルの両方を取り入れると効果が高いようです。

ただ、MCTオイル自体は発火点が低いため調理などには使えません。

ココナツオイルを調理に使う場合は、できた料理にMCTオイルをかけるなど切り離して使うと良いと思います。

ここで出てくる完全無欠コーヒー

さて、朝頭をすっきりさせたい場合は、いわゆる完全無欠コーヒーをお勧めします。

  1. コーヒー
  2. グラスフェッドバター
  3. MCTオイル

この3種類の材料を混ぜて飲むコーヒーは、ダイエット目的で飲む方がほとんどだと思いますが、脳への栄養補給という意味で飲むのもありだと思います。

私は以前ご紹介したGHEEをグラスフェッドバターの代わりに使っていたのですが、今回、グラスフェッドバターを購入してみました。

グラスフェッドバターとは、牧草だけを与えて育てた牛のミルクで作られたバターのことです。

250g2個セットで2000円以上というバカみたいな値段でしたけど、成分などを調べてこの良質のバターは買う価値があるなと思って買ってみました。

黄色が濃い

通常のバターより黄色が濃いので調べてみると、牧草だけを食べて育ったため、ミルクにはカロテンが豊富に含まれているため通常のバターよりも黄色味が強いのだとか。

それにコレステロール値の低減や中性脂肪の低減に効果のあるオメガ3脂肪酸が通常のバターの5倍も含まれているそうです。必須栄養素であるリノール酸やリノレン酸の含有量も高く、また通常のバターよりも軽いため料理に使っても重たくなり過ぎないようです。

私が買ったのは無塩ですが、有塩のものがあるのかは調べておりませんので気になる方はチェックしてみてください。

黄色が濃いのを見るとずっしり重そうなイメージですが、トーストしたパンにたっぷり塗っても結構あっさりした感じです。

まずいという声もあるみたいですが、通常は濃くて重たい感じのバターが好きという人は、このあっさり系がダメなのかもしれないですね。

私はまずいとは思いませんでした。

これはもう食べてみて、好き嫌いを自分で判断するしかないですね。

デメリットといえば、輸入品なので価格が高い。

カルピスバターばりの高さです(笑)

いや、カルピスバターはもうちょっと量が多くて1500円くらいだから、カルピスバターよりずっと高いですね(笑)

 

グラスフェッドバターはニュージーランド産がお勧め

カプリル酸だけのMCTオイル

調理に使うなら無味無臭のココナツオイルがお勧め
この製品なら、ちゃんと中鎖脂肪酸が60%含まれていますよ。

実は、1.6Lの馬鹿デカいココナツオイル買った(笑)

こちらをコーヒーに混ぜると甘い香りのいい感じのコーヒーになるよ。

撹拌は必須。

ご購入はこちらから

石鹸にも使えそう

以前のが壊れてしまったので、撹拌・泡立て用に買ったのがこれ。

スイッチが上に付いているので、使っている時にスイッチに触ってしまうとかがないのが気に入っています。100均のを買ってみたのですが、全然弱くて良くなかったので買いなおしました。(単3電池が別途必要です)

 

*1:分類の仕方は他にもあります