あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

アバター、1回目より2回目の方が感動してしまった。

4日もアバターを鑑賞しに南町田グランベリーパークへ行ってきました。

はい、2回目です。

二子玉川より劇場の作りが良いので、良い席で観られるならこちらのがいいなと思ったので、わざわざ遠征です。

観たばかりなので、ストーリーとか展開もしっかり覚えているにも関わらず、2回目の方が感動して、最後はちょっと泣いてしまいました(1回目はあくびで涙が出て、2回目は本当に泣いたという)。

でも、なぜかはよくわからないんですよね。

たぶんですが、わかっているからこそ、もっと深く物語に没入できたという点があるのかもしれません。

愚かな人類という使い古された構図

ちょっとストーリー的に突っ込んだ話をすると、わりと説教くさい内容でもあるんですよ。

”地球人は悪、ナヴィは善”という描き方が基本で、海兵隊を前線に送り込んで戦闘・・・という実際の戦争をなぞった感じの戦い方になっています。

パンドラの自然と調和して平和に生きているナヴィを襲って土地や資源を奪おうとし、ナヴィたちの生活を脅かして「自分たちはお前らより高度なんだ」と実際には全然そんなことないのに相手を尊重することを知らない馬鹿どもというのが人間なんです。

反捕鯨的なシーンもあるし、私はそこまで感じなかったのですが、日本が揶揄されているというコメントなども結構ありました(まぁ、他の国も捕鯨していますが、悪いのはいつも日本ですからね)。こんな欧米人、というかアメリカ人の価値観満載です。

よくよく聞いてみるとこのアバターの世界では地球はすでに死に瀕していて人の住める土地ではなくなり、一日も早く人類が移住できる土地を探さなければならないという状況のようで、その候補がパンドラというこの星だったようです。

何も先住民であるナヴィを殺さなくても、共存すればいいんじゃね?って思いますが、先住民(インディアン=ネイティブ・アメリカン)を虐殺して大陸を植民地化し、その後独立戦争を経てアメリカを建国したことを考えるとそういう歴史を踏まえているのかもしれないですね(深く考えて考察しているわけではないので、実際にはわかりませんけども)。ロシアとウクライナの戦争にしても、人類はどこまでも愚かなことを繰り返し、自分で自分の首を絞めまくっているので、使い古された構図ではありますが、そういう点でも興味深いストーリーではありました。

思わず「おっ」とつぶやいたシーン

この映画はさまざまな映画のオマージュがちりばめられているとか言われていますけど、私が思わず「おっ」となったのは、後半の船のシーンです。

これ以上書くとネタバレになるので書きませんが、これから鑑賞される方は、このシーンをよーく見ておいてください。