あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

リプリーの無双は続く ~エイリアンシリーズ鑑賞三昧~

アマゾンプライムでエイリアンシリーズの一番新しい作品「エイリアン:コヴェナント」が無料公開され、待ってましたとばかりに鑑賞しました。

エイリアンシリーズは、エイリアンVSプレデターなんてスピンオフも含めると8作だかそれくらい製作されています。

一番最初に制作されたのがエイリアンですが、スターウォーズと同じようにシリーズのヒットを受けて、その前日譚であるプロメテウスとエイリアン:コヴェナントが制作されました。時系列でいうと以下の通り。

  • プロメテウス(設定:2089年~) 公開:2012年
  • エイリアン:コヴェナント(設定:2104年~) 公開:2017年
  • エイリアン(設定:2124年~) 公開:1979年
  • エイリアン2(設定:2179年~) 公開:1986年
  • エイリアン3(設定:2270年~) 公開:1992年
  • エイリアン4(設定:2470年~) 公開:1997年(日本は翌年)
衝撃だった初回作品「エイリアン」

初回作品であるエイリアンが公開された当時、H・R・ギーガーのデザインしたエイリアンが今までにない斬新な異星人像として話題になりました。

当時、子供でありながら1人で映画館まで行ってこの映画を観た私は思わず「なんじゃこりゃ」と(脳内で)叫んでしまったほど新しいと思った造形でした。

ツヤツヤと黒光する頭部や全身にねばねばした体液、血にあたるものは船体を溶かしてしまうほどの強酸で出来ていて、恐ろしいことこの上ない。

こいつには勝てないのではないかと思わせる力強さ。

ここからはWikiの受け売りですが、この映画でグロテスクな怪物と戦う主人公を男性ではなく女性にしたのもフェミニズムの象徴として女性から受けたのではないかと。

黒光りする頭部は男性器のようだし、口から精液のような粘着性の液体をしたたらせている。私自身は子供だったし、SF映画にそこまでの意味を見出す必要も感じないのでこの辺はよく分からないけれど、当時の時代背景を考えるとそういうこともあるのかなと。(かなり端折っているので興味のある方はWikiをどうぞ)

そして、そんな映画を作ったのがほぼ男性というのも面白いね。

生き残ったのはリプリー1人

初回作品のエイリアンでは、搭乗員7名のうち、生き残ったのはエレン・リプリーニ等航海士ひとりとジョーンズという猫1匹で、人間だと思っていたら実はアンドロイドだったという1人を除いて全員エイリアンにやられて死亡しました。

アンドロイドだということを隠して搭乗していたアッシュの本当の目的は、会社から命令された「搭乗員は死んでも異星人を連れ帰れ」という目的を遂行することでした。

行動が初めから胡散臭かったけど、味方をするようなふりもしたりして、なかなか正体を現さず、やっぱこいつ敵だったかぁ~というノリでしたね。

リプリー役のシガニー・ウィーバーは、当時ほとんど無名で、最初この役はメリル・ストリープにオファーを考えていたようですが、当時婚約者が亡くなったばかりの状況でオファー自体諦めたとWikiには書いてありました(嘘か本当かはわかりません)

シガニー・ウィーバーも特にこの役をやりたい!というほどではなかったようですが、オーディションの演技を色々な人から絶賛されて決まったそうです。

この映画で彼女は有名人の仲間入りをしました。

そこから一気に4作品。

注目すべきは、第1作の監督がリドリー・スコット、2作目ジェームス・キャメロン、3作目デヴィッド・フィンチャー、そしてフランス人で「アメリ」や「ロング・エンゲージメント」を監督したジャン=ピエール・ジュネというそうそうたる監督が指揮を執っていることですね。

それぞれにその監督の特徴というか雰囲気がよく出ています。

やっとエイリアン4でリプリーがクローンとしてよみがえったところを観ています。

もうすぐ新作(スピンオフ)が発表されるようですが、どんな映画になるのか今から楽しみです。

きっとIMAX上映だと思うので、良い席が取れるよう頑張らなくちゃ。