あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

黒部の太陽 Amazonプライムで配信中♪

黒部の太陽ってご存知ですか?

昭和43年(1968年)に公開された映画なのですが、三船敏郎石原裕次郎という当時の2大スター共演で、その他の俳優陣も豪華。当時存在した五社協定を乗り越えての製作でした(完結に書くと映画会社の専属俳優は貸し借り不可、つまり別の会社の専属俳優同士は共演できないという大手五社で決めたルール)。

なんだか薄っぺらい俳優が多い昨今ですが、昔の映画を観ると、これぞスターという貫禄があるので、見ていて重みがありますね。

関西電力は、黒部川上流に発電所を建設するため、太田垣社長総指揮の下、社運をかけて黒四ダムの工事を行うことになった。
岩岡剛(石原裕次郎)はトンネルを掘るためにどんな犠牲も省みない父に反抗し、家を出て設計技師となっていたが、
工事の現場を訪れた剛は、責任者の北川(三船敏郎)の熱意にほだされ、体の弱くなった父のかわりにトンネル掘りの指揮を執る。
しかし工事が進むにつれて犠牲者は増え、山崩れと大量の水がトンネルを襲い、剛らはダム工事の難しさを痛感する。(あらすじの一部)

古い映画ですから、言葉使いやら言い回しが今とはだいぶ違う感じですが、戦争が終わってまだ10年ちょっと(1956年8月に工事は始まりました)というこの時期に実際に行われた黒部ダムの建設に関わるトンネル工事を描いた作品です。

この内容は、実際に工事に携わった熊谷組が「黒部の太陽」として、誇りをもって記述しています。

映画では、その当時の壮絶な工事の様子が描かれています。

実際にはセットが作られたわけですが、大量の水が流れだすという事故もあり、ひとつ間違っていたら死者が出ていたという場面もありました。まさに命がけで作った映画がAmazonプライムで配信されるとは・・・(涙)

ぜひ、この機会に観てください。

また、この映画について語ったこの文章もなかなか読み応えがありますよ。

黒部の太陽

黒部の太陽

  • 発売日: 2017/12/28
  • メディア: Prime Video
 

以下は、 2013年にソフト化されたものです。
ずっと「映画館の大画面で観て欲しい」とソフト化されていなかったのですが、当時石原プロ創立50周年ということで、初めてビデオが発売されました。こちらは、映像のノイズなどを除いたDVDになります。 

黒部の太陽 [通常版] [DVD]

黒部の太陽 [通常版] [DVD]

  • 発売日: 2013/03/20
  • メディア: DVD