みなさま、ごきげんよう。
昨日は、具合が悪くて行けなかった「ザ・クリエイター/創造者」をIMAXで観てきました。
この映画、10月20日に始まったばかりなのに、ゴジラ-1.0があるからか、すぐ縮小上映になってしまい、IMAXで夜上映があったのが私が行けなかった日までだったらしく、リベンジしようとしたら昼間しかやってなくて、水曜日のサービスデーで調べたら、いつもの109ではなく、TOHOシネマズの歌舞伎町しかありませんでした。
19時50分なら、会社終わりでもなんとか行けそうだとチケット購入。
場所は、こちら。
歌舞伎町なんて行きたくなかったんですが、他がまったくやってなくて、どうしてもIMAXで観たかったもんだから・・・。
でも、ここって新宿の東口なんですが、会社の近くから出るバスは全部西口の辺鄙なところに停まるものしかなくて、会社から支給されている無料のバス定期券があるのですが、そのバスの停留所からどうやって東口まで行くのか?って感じだったので、仕方なく1000円かけてタクシーで行きました。
これで、具合悪くて観られなかった分と合わせて、この映画1回観るのに約5000円かかっているってことですね。
これでがっかり映画だったら泣けてきます。
ローグ・ワンが好きだったので、私にはぴったりな映画だった
この映画、スターウォーズシリーズのスピンオフ「ローグ・ワン」を撮った監督が制作したのですが、スターウォーズのおちゃらけた雰囲気から異色だったローグ・ワンがすごく好きな私としては、世界観とかめちゃハマるものでした。
AIの発達した未来の世界で、人間はAIロボットとうまく共存していたのですが、ある日ロスアンゼルスにAIが核爆弾を落とし、100万人の人が亡くなるということがあり、アメリカなど西側諸国はAIを撲滅するべくAI狩りを開始。
しかし、ニューアジアでは、その状態になってもAIとの共存を続けており、地球は一枚岩ではないため、抵抗にあいながらもアメリカは恐ろしい規模のノマドと言われる宇宙船規模の兵器を作って、次々にAIたちを殺して行きました。
・・・とまぁ、あらすじはこんなところなんですが、我らがスター、渡辺謙はAIとして登場します。この”ニューアジア”というのは、アジアの色々なところが融合した感じで、日本語も登場しますし、渡辺謙は日本語のセリフも喋ります。
お互い、東南アジアの言語で喋ったり、日本語や英語でしゃべったりと、それで通じてるんだから、ニューアジアの人々の言語能力はたいしたもんですよ(笑)
主にタイで撮影されたようですが、東南アジアの田園風景とかAIと暮らすようになっても、農村は残っているようです。とまぁ、このニューアジアという概念?については、色々と突っ込みどころ満載なのですが、これぞ西側の監督が描く世界なのでしょうから、そういうもんだって受け入れて観るのが正解なのかなと個人的には思いました。
鍵となるAIの子役の演技が素晴らしかった。
最後は、結構泣きましたねぇ・・・。
もう1回観たいなと思っても、もうIMAX上映は終わってしまったし、ほとんど上映も終わりって感じです。興行振るわなかったんですかね。
面白いのに。
あと、渡辺謙の英語が前よりちょっと上手くなってた(笑)
ラストサムライの時とかと比べたら段違いですね。
やっぱり舞台とかもやりましたし、相当努力されているのでしょう。
ストーリー的には、いわゆるひねりのある作品ではないのですが、ちょっとダークな世界観は良いと思いました。
(追記)主演のジョン・デヴィッド・ワシントンがデンゼル・ワシントンの息子だというのを今日(11/3)知りました。そういうネタに疎いもんで・・・(笑)