参議院議員選挙の2枚目に渡される比と書かれた白い紙には、応援する候補の個人名を書いてください。
党名を書くと党に入った票としてカウントされるだけで、応援している候補への投票には一切なりません。
参議院選挙の全国比例は名簿に順位がありません。
名簿は50音順です。
例えば、私が応援しているのは青山さんなので、青山さんは50音で一番初めに名前が載っています。
でも、これは単に候補者名を知らせるためだけの名簿で、全国比例の当選者は名簿順に決まるわけではないのです。
【比例区の候補者が当選するまで】
- 有権者が2枚目の白い紙に候補者の名前を書いて投票する。
⇒ただし、(書きたい候補者の名前がないなど理由がある場合は)党名の自書でも可
※ここでわかると思うのですが、この比例区も実際には候補者名を書いて投票する選挙です。事情があれば党名でも良いというくらいです。 - 投票された党名もしくは候補者個人名の投票用紙の数を合算して、得票率を出す
つまり、最後は獲得した票の総数で得票率を出す。書きたい候補がいない人に党名を書いてもらうことでその党としての得票数を上げる票となる。 - 最終的にその得票率に応じて、議席が配分される
例えば10議席の配分があったとして、当選順位のない候補者の中から誰を当選とするのか(ここ重要) - 個人名で得票が多かった人から順に当選とする
つまり、応援している人がいるのに党名で投票した場合は、議席を獲得する票にはなっても、個人名で書いていないので、その人が当選するための票にはならないということです。