ピアスの穴を2回開けたことがありますが、膿んでしまって断念しました。
自分でピアスを作るくせに、自分で付けられないという(笑)
まぁ、しゃーないか。
友人にプレゼントする時は、金属アレルギーの有無の確認は大事ですよ。
せっかく作って、気に入ってくれたのにできないというね・・・そういう残念なこともあったりしますから。
よく”ニッケルフリー”とかって書いてあるアクセサリーありますよね?
このニッケルという金属は、アレルギー3大原因のひとつと言われているんですよ。
どんな金属に反応するかはその人の体質なのでなんとも言えませんが、なるべくなら金属アレルギーを起こしにくいもので作られたアクセサリーを使いたいですよね。
アレルギーを起こしにくい金属素材
アクセサリーに使われている金属で、一番身近なものは
- 銀
- 金
- プラチナ
です。
この3つはアレルギーを起こしにくいと言われているのです・・・が、「えっ?私は銀でも金でもかぶれたけど!」って声が聞こえてきそうです。
何を使っても金属ですから「これは100%大丈夫」というのはありません。
その中でも、銀や金の純度が高めのものとか、プラチナなどはアレルギーを起こしにくいと言われています。
シルバーで一般的なものは、SV925(スターリングシルバー)ですが、これは純銀が92.5%以上使われているものとなります。その他7.5%の金属は、銅、亜鉛、アルミニウムなどが使われることが多いようです。アレルギーは、この銅やら亜鉛やらに反応して起こるのですが、私がお店に置こうと思っているのは、シルバー950というSV925よりさらに銀の割合が高いものを素材に使ったジュエリーです。950の場合は、純銀が95%、銅が5%の割合で作られた合金です。こちらも銅が微量なので、よりアレルギーを起こしにくいと言われています。こちらもアレルギーは銀に反応するというよりも銅に反応して起こるようです。
SV950は、このようにアレルギーも起こしにくく磨きでとても美しくなるので、天然石を使ったジュエリーにはこっちを使おうと思っています。
ただ、925も汎用性があるので使いますけどね。こちらも純銀が92.5%と高いですから、アレルギーを起こしにくいとは言われています。
また、プラチナも100%のプラチナではなく、Pt950とかPt900などの表記を見たことがある方もいらっしゃると思いますが、これはプラチナ95%、パラジウム5%などを混ぜている割合になります。
このパラジウムはアレルギーを起こしやすい金属と言われているので、プラチナであっても、体質によってはダメという方もいらっしゃるかも知れません。
金も一般的なのは18K(金)ですが、これは純金75%と銀15%、そして銅が10%入ったものとなります。そして、この銅がまたアレルギーを起こしやすいと言われているので、やっかいですよね。せっかくゴールドのアクセサリーを買ったのに、金はアレルギーを起こしにくいんじゃないの!って思った方もいらっしゃるかと思います。
その場合は金に反応しているというより、一緒に混ざっている銅に反応しているのです。でも、混ぜ物がないと金はとても柔らかい金属なので、簡単に変形してしまうので、この割合の18Kが最もアクセサリーには好まれるんですね。通常は75%の純金ですから、よほど肌の弱い人でなければ、アレルギーを起こしにくいとは言われています。
また、よく聞く24K(金)はどんな金属かといいますと、99.9%以上の純金、つまりほぼ100%金(ゴールド)です。この純金のジュエリーは、普段使うアクセサリーというより、資産として持つという方が多いのではないでしょうか。
この24Kを使って、その他宝石をふんだんに使ったジュエリーは、ハイブランドに多いかと思います。お金持ちが金庫にしまって、着けるのはイミテーションとかってものですね(笑)そのイミテーションも結構なものみたいですけども。
金属アレルギー対策コーティング剤
金属アレルギーについては、ニッケルフリーやらアレルギーを起こしにくいチタンを使ったり(実はチタンもかぶれる人はかぶれるんですけど)と、色々と大変です。
今、直に肌に触れないようにするコーティング剤とかも売っていて、一定期間効力を発揮するようです。素材との相性もあり、全部に使えるわけではないようですが、一般的な金属には使えそうなので、肌の弱い方は使ってみてはいかがでしょうか。
これも合う人、合わない人がいるようですが、安くはないけど、ものすごく高額ってことでもないので、試してみるのも良いかも知れません(保障はできませんのであしからず)。10gで1,980円。50gもあるみたいです。
本格的に開店したら、無料サービスでコーティングもしようかなと。
全部にしないのは、やはりコーティングするので硬さが出たりなどがあるのですべてに出来るわけでもないので。