河野行革担当大臣のブログに日本の武漢肺炎の感染者の数や傾向などが詳しく載っていました。
ニュースでは数ばかり強調されて、だからどうすれば?という簡潔な提案もなく、見ても仕方ないレベルの報道ばかりで、河野大臣のこのまとめは、非常に助かります。
詳細は、こちらでご覧いただきたいのですが、せっかくなので一部を引用させていただきます。
10月30日00:00
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 30, 2020
国内感染者99622
退院91890
入院治療を要する者5937
重症者156
死亡1744
確認中89
※以下は、8月までのデータのようです。
現在までの感染者:約9万6千人(日本の人口の0.08%)
最も感染率が高い年代:20代(人口の0.2%)
重症化(年代別の割合)
※30歳代の重症化率を1として各年代の重症化率をみた場合
10歳未満 0.5
10歳未満 0.5
10歳代 0.2
20歳代 0.3
30歳代 1
40歳代 4
50歳代 10
60歳代 25
70歳代 47
80歳代 71
90歳代 78
やはり、高齢者の割合がとても高いですね。
重症化率も全年齢を見ると、1月から4月までが9.80だったのに対し、6月から8月までは1.62と大幅に改善されています。
0~39歳では、重症化はほぼ0%です。
死亡率も全年齢平均で1月から4月までが5.62だったのに対して、6月から8月までは0.96%と1以下になっています。
これは、以前まで使われていなかったレムデシビルなどの薬が広く使われるようになった結果、重症化や死亡する人が大幅に少なくなったことが要因のようです。
河野大臣のブログには、年代別で割合が書かれていますので、気になった方は参照してみてください。
マスクの有効性
新型コロナウイルスに感染した人のうち、他人に感染させているのは2割以下で、多くの人は他人に感染させていないと考えられるようになりました。
新型コロナウイルスに感染した人が他人に感染させる可能性がある時期は、発症の2日前から発症後7-10日間、特に発症の直前、直後にウイルスの排出量が増えると考えられています。
感染した人がマスクをした場合、感染者と接する人が吸入するウイルス量は60-80%減少し、感染者と接する人がマスクをした場合、ウイルス吸入量は20-40%減少すると報告されています。(河野大臣のブログより引用)
※赤字はこちらで付けました。
気をつけるべきこと
大臣のブログでありがたいのは、ファクトだけをしっかり書いてくださっていることです。いちいち素人考えのコメントなど載せて「だったらどうすればいいんだよ!」って言いたくなるような内容が何もないところが素晴らしいです。そして、感染を回避するために、今まで感染が確認された行動や行為が載せてありました。
- 飲食を伴う懇親会
- 大人数や長時間に及ぶ飲食
- マスクなしでの会話
- 狭い空間での共同生活
- 居場所の切り替わり(休憩時間など)
食事している時は、マスクなしで会話してますけど、まず感染しているとは思えない人としか会っていないので、それでもうつったら運命だと思うしかないです(笑)
ヨーロッパはすごいことになっている
ネットのニュースで見ましたけど、フランスやドイツなどは、またもやロックダウン。欧州各国で感染が拡大しています。
ロックダウン反対のデモなどもあり、なんかもう、すごいことになっていますよ。まぁ、あの方たちは、自由を愛する人々ですし、自分の権利が人の権利より大事なので、マスクしたくない人は頑なにしなかったり、習慣を変えなかったりと、そういう人が多いのである意味仕方ないですね。一時我慢すれば、良い方向に向かうのに、そういう考えがないんでしょうね。さすがに最近はマスクちゃんとしている人も多いみたいですけど。
日本の教育がとやかく言われますし、今時は自己中な馬鹿も多いですが、やっぱり「人のことを考えなさい」というのは、こういう時には役立ちますね。マスクは人にうつさないためというのが科学的にも証明されたし、データを示すことができたのは良かったですね。
マスクだけでは防げませんが、お互いがマスクをつけることで感染する率がかなり低減します。これで距離を取ったりすれば、ほぼ大丈夫(もちろん、手洗い等も加えて)だと言えますね。