もともと、ありがとうという言葉は、人に使う言葉ではなかったそうです。
有り難しというのは、神仏があり得ないことを起こしてくれた時、「有り難し」といって、神仏を賞賛する言葉として使っていたとか。
本当にそうかどうか私は知りませんが、それを人に使うようになったのは、室町時代以降だとのことです。
ですから、ありがとうという言葉には、パワーがあるんですね。
世の中で、ありがとうと言われて気分が悪くなると言った人に会ったことがありませんし、自分自身も人に「ありがとう」と言われて、嫌な気がしたことはありません。
自分の命のホースに詰まった泥を早く出す方法は、この「ありがとう」をなるべく多く言葉にして出すことだそうです。
思っているだけではパワーが出ないので、ちゃんと言葉にする。
色々と本を読み、まとめる意味でこのブログを始めましたが、少し前にも書きましたけど、自分が素直に良いと思える、納得できたことを始めてから、本当にネガティブな言葉を使わなくなりました。
また、そういう言葉を聞いたら、以前より「嫌だな」と思うようにもなりました。
かといって、自分の考えを人に押し付けることはしたくないので、やんわりと「そういう言葉は使わない方がいいよ」程度に言うくらいにしています。
最初、不平・不満・愚痴・文句の何かがどうしても出てしまう時がありました。
でも、それだと今までありがとうで綺麗にしてきたのがゼロになってしまうというので、すぐに「なし!なし!今のはなし!」って打ち消していたら、ほとんどネガティブな言葉や思考が出て来なくなりました。
まだ劇的に自分が変わった感じもしていませんが、気分よく過ごせる時間が増えてきたのは、自分の生活にプラスにはなってもマイナスにはなっていないので、良い傾向だなと嬉しく思っています。
そんなにできた人間ではないので、また何か悪いことに縁すると、きっと何かネガティブになることがあるかも知れませんが、さっさと打ち消して、どんどん良い言葉を使っていこうと思います。