暑いですねぇ。
当初いまいちな雰囲気だったロンドン・オリンピックも熱く盛り上がっているようで、昨日(というか今日未明)は日本女子サッカー史上初の決勝戦でした。
観客数も最多だったとか。
しかし、アメリカ、強かったですね。
でも、スポーツは勝ち負けがあるものですから、一番良い色のメダルを取って欲しいのは事実ですが、みんな「これぞ日本のプレー」という試合を観たいと思っていたでしょうから、その希望は十分叶えられたし、満足のいく試合だったと思います。
ハンドの判定がなかったというので、ドイツでは自国出身の審判(主審)を「明らかな誤審」と批判しているそうですが、あとになって言われても結果が変わらないので悔しいですね。
アメリカの選手もハンドと認めているようです。
でも、たらればなんて意味がないので、銀メダルおめでとう!のひとことに尽きるかな。
両方の選手が人として素晴らしいし、「今回は、こちらに運があった」という試合後のワンバック選手の謙虚なコメントにも感動しました。
男子も銅メダルめざして頑張って欲しいですが、相手が韓国なのでフェアプレーが期待できるかどうか・・・。
怪我しないといいですが。
審判の買収を心配する声まで上がっているので、そのようなことがないよう祈るのみです。
そして、レスリングの吉田選手と伊調選手の強かったこと。
TVがないのでダイジェストで見ているだけですが、事前に「見てても負ける気がしなかった」と聞いていたので、どんなだったのかと思っていましたが、確かに負けるとは思えない力強い試合内容でした。
しかも、3連覇!
本当におめでとうございます。
小原選手も最初で最後のオリンピックと言われる出場で金メダル。
良かった!
浜口選手は残念でしたけど、何度もオリンピックに出場しているので、それだけでも立派だと思います。
団体銀メダルを獲得した女子卓球も、見ていて良い試合でした。
3人とも素晴らしい内容でした。
中でも福原愛選手はやっと取れたメダルということで、感慨もひとしおだったはず。
台湾のTV番組のインタビューを中国語で受けているのを観ましたが、まったくよどみなく受け答えをしていて、本当にすごいと思いました。
中国人によれば、愛ちゃんの中国語は「東北なまり」があるそうで、でも、それがまたチャーミングなんだそうです。
中国や台湾でも絶大な人気を誇る福原選手、人柄も素晴らしいし、日本人で愛ちゃんを嫌いな人っているんですかね?
水泳陣もすごい活躍をしていましたし、大好きなバレーも随分と久しぶりの準決勝進出で、負けてしまいましたが、まだ3位の可能性が残っています。
その他の選手も大活躍で、金こそ少ないものの、もうすでにメダルは合計33個!
世界の3位までに入っているってことですもん、すごいことです。
どの競技もそうですが、体操とか同じ人間とは思えないとか思ってしまいました(笑)
実を言うと、柔道が好きなので、今回の結果は少し残念です。
ただ、日本の武道は「勝つ」こともそうですが、精神性を問われるものなので、今、国際的に広まっているJUDOのように点取りスポーツになっているのは日本人として複雑な気持ちです。
カラーの道着にはいまだに馴染めませんし(笑)
柔道が国際的なスポーツになったのは喜ばしいですが、単にポイント取ればOKみたいな試合を見ても、正直あまり面白くありません。
その部分は、日本の選手団も指導者含めてジレンマなのかも知れないですね。
勝つには国際ルールに適応しないといけないし、でも、「柔道家」としてのプライドもあるし。
本当に強い柔道選手ってなんだろうって、思ってしまった試合内容でした。
とはいえ、ちゃんとメダルは取れているので、立て直して将来につなげて欲しいと思います。
勝手なんぼのオリンピックではありますが、思う存分やり切った選手たち全員を拍手で迎えたいですね。
いえ、まだまだ残っている競技はありますね。
頑張れニッポン!!