話の進行がほぼすべて画面の中で完結する前作「サーチ(原題:Searching)」。
その時は、行方の分からなくなった娘を必死にパソコンなどを駆使して探す父親の話でしたが、今回は行方不明になった自分の母親を必死で探す娘の話でした。
前作の監督は今回製作に回り、原案者の1人となって参加しています。
普通、こんな感じで奇をてらった内容だと2作目はちょっと後退するのも多いのですが、この作品は前作を上回る面白さでした。
あらすじ
幼い頃に父親を病気で亡くし、母親のグレースに女手一つで育てられた18歳になるジューンは、そんな生い立ちだからか、過干渉気味の母親にうんざりしていた。
そんな母親が最近どうやら真剣に付き合っているらしいケビンというアジア系の男性と週末にコロンビアに旅行をすることに。月曜日に空港まで迎えにいく約束をして、出発前、母親に禁止されたパーティーを開いて青春を謳歌するジューン。
しかし、ふたりを迎えに行った空港では、いつまで待っても母親は姿を現さなかった。
感想
いやぁ~、面白かった。
現代っ子ってこんななんか!と思うほど、文明の利器を駆使して遠いところでいなくなった母親の消息を探しまくる・・・。
若い人はそうでもないかもしれないけど、おばちゃんには「へぇ~」とか「はぁ~」っていう場面満載だったわ(笑)
結構、えっ!っていう展開があって、伏線回収もかなりしっかりしていたし、見応えありました~♪
ということで、星4.5/5ですかね。
0.5のマイナスは、後半の展開がちょっと雑に感じたところかな。
でも、気になるレベルじゃないので、見て損なし!
search #サーチ2(2023)
原題:Missing
監督:ウィル・メリック、ニック・ジョンソン
原案:セブ・オハニアン、アニーシュ・チャガンティ
脚本:ニック・ジョンソン、ウィル・メリック
出演:ストーム・リード(ジューン)
ヨアキム・デ・アルメイダ(ハビ)
ケン・レオン(ケビン)
ニア・ロング(グレイス)
ダニエル・ヘニー(FBI捜査官)ほか