あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

説明責任を果たすとは?

今回の尖閣諸島の問題で、ひとつだけ良かったと思えることがあります。

それは、中国がいかに日本(政府)が考えている国から程遠いか、嫌というほど思い知らされたことでしょうか。

平和ボケして血迷ったとしか思えない外国人参政権なんて法案が絶対に通らないことを願いますが、この問題とちゃんとつなげて考えてくれることを期待します。

私は別に個人的に中国に恨みつらみはありませんし、中国人でも良い人はたくさんいます。

でも、あの中国という国を考えた場合、参政権など与えることになったら、ちょっと長く日本に住んで参政権を得たら、ここぞとばかりに政治に口出ししだすに決まっています。

そんなことにでもなったら、尖閣諸島だって中国の領土だとか、そんな恐ろしいことを言い出す政治家が増えてしまうかも知れません。

個人的というか民間交流はどんどんやるべきだし、政治や宗教などが絡まないところで、自由に行き来できる状況は確保しなくてはならないと思いますが、孫末代まで恨みを忘れるなという中国人気質を考え、いつまでも反日教育を続けている国、何かあればヤクザもびっくりするくらいの脅しの手法でめちゃくちゃなことを言ってくる国と対等につきあうとか仲良くするなんて思わないことです。

昔の政治家は、もう少し気骨があった気がしますが・・・。
金銭的に豊かになった代償って、人の心は荒廃し、誇りも失った幽霊のような人間が増えたことでしょうか。

とにかく、政権を取ったのはまだ日が浅いので、悪いところばかり取り上げて騒ぐ低俗なメディアの言うことは置いておいて、もう少し冷静に見ていこうと思います。

私が気になっているのは、小沢氏に対して色々な人が言っている「説明責任を果たしていない」ということ。

彼は何度かマイクの前で、自分はこうだとかレシートその他見せる必要のないものまで公開していると話しています。

その説明が十分かどうかは、実際私にも分かりませんが、もし、小沢氏は彼の立場で自分はこういう風に話せばいいのではないかと考えることは全て話しているとしたら、あとは「具体的に何が聞きたいのか」と思うのではないでしょうか。

仕事柄、よく何かの試験をするという説明会に行くことがあります。
市民団体の人は、そういうところに必ず来て「○○には反対です」というのですが、私が聞いていて、ちゃんと説明してるじゃないの?って思うことでも眉をひそめて「全然説明が足りません」とか、「説明責任を果たしていない」とか怖い顔をして言うのです。

でも、その人たちが「では、ここまでの説明を聞いてもなお、どういうところが説明が足りないのか」とか「具体的にどんなことを説明して欲しいのか」ということをはっきりと話した人はひとりもいません。

相手に詰め寄るくらい「説明せよ」と叫ぶのであれば、説明せよではなく、どういうことを説明して欲しい、自分はこういう事実が出てこない限りは信用できないなど、具体的に知りたいことや疑問に思っていることを言えばいいのに、そういうことは一切言わず、ただただ「説明が足りない」とオウムのように繰り返すのです。

小沢氏への「説明責任追及」にしても、ニュースなどを見ていて、あれ以上小沢氏が何を説明や証明してくれれば、納得するのかという具体的な質問をする人は見たことがないです。

私が質問される側で、自分が答えられることはすべて答えたと思っているときに責任・責任と連呼されても、では、これ以上何が聞きたいのですか?と逆に質問するでしょう。

政治家ですから、公人の中の公人で、不正は追求されなければならないだろうし、その姿勢は大事ですが、追及するならするで、説明せよとばかり叫んでいないで、何が聞きたいのか、もっと具体的な質問をきちんとできるようにしておかないと、ただ一人の人を追い詰めていじめているだけという風にしか私には見えません。

支持者でもないのに何ですが、人として見ていて、あまりにも便乗突っ込みばかりが目立つので、ちょっと考えてしまった今日この頃です。