あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

ふふふ、そんなの効かないよ。

こまりんさんは、お兄さんとかなり歳が離れているのですが、それは何を意味するかといえば、ご両親もかなり高齢だということです。

というより、お父様はすでに亡くなっていて、今は病気がちなお母さまの介護をしながら仕事をされています。

これは、そんなお母さまが少し前に入院した時のお話です。

数珠の効用?

こまりんさんは、「心が休まるように」と入院するお母さまにみどり色の数珠(ブレスレット状のもの)を2本持たせたそうです。

特に本物の石というわけではなく、魔除けとかそんなつもりでもなく、ただ、みどり色ってリラックスするからという理由で買ったものでした。

ある日、こまりんさんが病院に行ってお母さまの部屋に入ると、昨日までは何人かいたはずの部屋のベッドは綺麗に片付いていて、こまりんさんのお母さまだけがそこにいたそうです。

その病院には、「お見取り部屋」と呼ばれるナースステーションに近い部屋があり、あと少し(危篤)という状態になるとその部屋に移動となるんだそうです。

『急にこの部屋の人みんなってこと?』

いやな感じはありましたが、お母さまは無事だったので、ホッとしていました。

「あれ?お母さん、あの数珠どうしたの?」

見れば、腕につけていたはずの数珠がないのです。

最初は言いにくそうにしていたお母さまですが、しばらくすると細い声で話し始めました。

昨日の夜、数珠を外して枕の下に置いて寝たんだけどね。

たぶん、夢だと思うんだけど、大きな真っ黒い影がベッドの横に立って、笑いながら「そんなの効かないよ」って言ったのよ。

すごく怖くて目が覚めたんだけど、見たら枕の下の数珠が全部粉々になっていたの。

驚いたこまりんさんですが、そんなことに負けないように再度みどり色の数珠を購入して渡したそうです。

こまりんさんによれば、やっぱりこういうものって、"あっちの人”はすごく嫌がるんだとか。だから、なんでもないはずのものでも、そういう物って霊は不快に思うようです。私も天然石のブレスレットを作りますが、もともとはそういうスピリチュアルの類ではなく、天然石の美しさに触れるのにちょうど良いアクセサリーということで作っていたのですが、こういう話を聞くと、もっとちゃんと石同士の相性とか、そういうのを調べて作った方がいいなと思いました。

こまりんさんのお母さまは、その病院では、ちょくちょく霊にちょっかいを出されて怖い思いをしていたそうですが、今は、ご自宅で療養されていて、静かに過ごされているとか。

一家揃って最強の霊能体質であるこまりん家は、外に出るととにかく色々なことが待っているようです。