あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

パワーポイント作成やプレゼンが上手くなりたい人にお勧めの書籍や動画

プレゼンテーション資料作成ソフトとして有名なMicrosoftパワーポイント。

外資系に勤めていると、なんでもかんでもパワポ・パワポな感じなんですよ。

どうしてかというと、海外に上司がいたり、グローバルに仕事をしていたりすると、今の売り上げの説明や日本での諸々の状況説明など、オンライン上で確認できるようなツールが必須になるからです。

昔と違って、イントラで使っているシェアーポイントなども使いやすくなりましたし、見やすくなりました。

昔なんて、いったいここにどうやったら到達できるの?とかアクセス権つけるのどうするんだろう?なんて、本当にイライラしたものです。それがわりと簡単に使えるようになってから、そこに資料をUPして、今月の資料をここにUPしたから見てねみたいに各国の対象者にメールでお知らせし、その方たちはそのまとめられた資料を見て月ごと、クオーターごとの状況を把握したりするのです。

パワーポイントの使い方2種類

パワーポイント資料も使い方・作成の目的としては基本2種類だと思います。

  1. 海外にいる人にもこの資料だけで内容説明をするために作成するもの
  2. 自分がプレゼンする時に効果的なビジュアルとして使うために作成するもの

前者だと、そのパワポ資料を見てほとんどを把握させることが目的なので、口頭での説明がなくてもわかる「読み物」として扱う。

2番目は、自分が説明する時の補足資料として使う。

この場合、パワポの作り方もまったく違います。

後者の自分が口頭で説明する時の資料として作る場合は、言葉を羅列するのではなく、ポイントを絞って適格な表現やビジュアルを見せるものとして使うため、あまりごちゃごちゃした作りは却ってわかりづらくなります。

この部分を分かっていないと、どうしてもプレゼンするのに文章書いちゃうみたいになってしまいます。

外資で陥りがちなのが、この部分。

どうしても説明なしで解説するという資料を作ることが多いため、自分がプレゼンをする時にもあれこれ書いてしまう。

こうなると説明いらんやん!となってしまいます。

今回は、2番目の自分がプレゼンをする場合について、書籍や動画をご紹介します。

プレゼンテーションについての全般的な学習に最適な書籍

こちらは、次に紹介する動画ザ・プレゼン大学(最近”大学”ってつけるの流行ってるんですかねw)の方が書いたものですが、プレゼンについて体系的に学べるという評判の高い書籍です(Kindle版もあります)。初心者向けですが、時折り見返すことで自分のプレゼンの質を確認・高めることも可能。 動画だけでも十分に勉強になりますが、動画はいちいち見返す必要があるので、手元に置いてこれどうだっけ?と思う時に見られるという点では、本で読むのもお勧めです。これ以外の良書もたくさんありますが、初心者の場合や体系的に学びたい・学びなおしたい方には、あちこち見るよりまず基本的なところでしっかり学べるのを1冊制覇するというのがお勧めです。その後、TIPSやデザインのブラッシュアップを他の書籍や動画でという感じでしょうか。

いや、それよりも「伝える話」にするにはどうしたらいいのかというところから知りたいという方は、「考え方」に重点を置いたものを読むのもお勧めです。 

世界で一番やさしい 資料作りの教科書

世界で一番やさしい 資料作りの教科書

  • 作者:榊巻 亮
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 単行本
 

プレゼンについてではないけれども、私がお勧めする「伝わる」に重点を置いた本は、2006年出版ですが、まったく色あせない内容の「あなたの話はなぜ「通じない」のか」です。なぜわかってくれないの?ではなくなぜ私の話が通じないの?に重点を置いた本。人は変えられない。自分が変わるのだ。イトイ新聞の連載「おとなの小論文教室」もお勧め!

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

 
プレゼンテーション資料の作成を勉強したいあなたにお勧めの動画

ここからはパワーポイントを作る上でのテクニックについて解説した動画でお勧めをご紹介します。

今まさにプレゼンテーション資料の作成を迫られているけど、そんなに得意じゃないとか、新人でこれから色々と資料の作成をすることになる方向けに基礎からしっかり学べるのは、前述のザ・プレゼン大学の基礎講座です。

再生リストパワーポイント基本操作

パワーポイント画面の概要から基本操作、アニメーションの基礎など体系的に学べます。まずは色々観る前にこの動画で自分でパワポを操作しながら、基本操作をマスターし、その後、デザインについてや、さらなるアニメーションテクニックなどを学ぶというのがお勧めのコースです。

基本操作は大丈夫だけど、ちょっと忘れたなとかここどうだっけ?という感じで、おさらい的にTIPSだけ知りたいという方は、「パワポデザイン大学」がお勧め(また大学w)。こちらは、初心者向けに1つ1つのテクニックについて短い動画でピンポイントに解説しているので、ザ・プレゼン大学の内容とダブるのですが、ちょっとこれどうだっけ?という時に見ると、知りたい内容が見つかりやすいです。

次のステップ

基礎講座で一通りの操作や見やすいプレゼン資料の作り方を学んだら、次に覚えたテクニックをもう少しブラッシュアップ。

特にアニメーションを効果的に使うことで、何もないものよりも、聴衆の目を引くプレゼン資料の作成を学べます。

ザ・プレゼン大学「アニメーションレッスン」基礎編で覚えたアニメーションのテクニックをさらにブラッシュアップして、動きのある自己紹介ページの作成や時系列の説明を動きをつけることで効果的に表現する方法など、さまざまに学べます。また、よくあるプレゼン資料をどうやったら改善できるかというありがたい解説講座「プレゼン資料劇的ビフォーアフター」(笑)、これはなかなか参考になりますよ。

自分でやりがちな作成方法で作ってあるパワポをどうやってより見やすい動画にするのかという工程を観ることができます。

また、アニメーションだけではなく、色々なテクニックを学ぶのにお勧めなのが「プレゼン資料制作の専門家【プレサポ 高村】」というチャンネル。

こちらにも基礎編はありますが、基礎については、ザ・プレゼン大学の方がわかりやすいと思います(好き好きなのでご自身に合った方でいいと思いますが)。

それよりも、こちらはちょっと手間を加えたら良くなるというTIPS的な脱・初心者な動画が色々あって、そちらを学ぶのに使うとよりプレゼン資料の内容が良くなると思います。次に具体的に説明しますね。

テーマ別の再生リスト

デザインについて:効果的な画像の配置方法やメリハリの付け方など、あれこれ詰め込み過ぎて見にくいデザインにはしたくないという方にお勧めです。

人とは違うパワポを作る:そんなことが出来るんだ~というちょっとしたテクニックでパワポが断然良く見えるようになります。

こちらのチャンネルでは、この他にもプレゼン資料を作る上で大切なことなども解説している動画もありますので、Check it out!

パワポで動画作成

パワーポイントのスライドショー機能を使って作成したものを動画として保存して、動画として使えます。

ひとつ前にご紹介したうしやまの紹介動画

実は、この動画もパワーポイントで作りました。

一皿、一皿を簡単に紹介するものなので、テクニックを多用しているものではないのですが、こんな感じで動画に出来るんですよという意味でご紹介します。アニメーションで表現したものをスライドショーで録画をして、動画として書き出す。

この程度の動画であれば結構簡単です。

ひとつひとつのテクニックを駆使すれば本格的な動画も作成可能。

字幕を入れる機能もあったりして、例えば商品紹介などの動画もいちいち撮影しなくても、写真だけでアニメーション機能を組み合わせて、字幕や音楽で効果的に紹介する動画が作れます。工夫次第でかなり本格的な動画が出来ますので、覚えない手はないですね。

もし、自分が映っている動画にしたい場合は、別途動画編集ソフトが必要ですが、資料にアニメーションを足して、動きのある動画というだけなら、パワポだけでまったく問題なく素敵な動画が作れます。

こんな動画が作れますという紹介動画(テクニックの紹介ではなく完成品の紹介)を観ると、パワポだけでこんなに出来るのかぁ~と感心しますよ。全体的に使わなくても、プレゼンのオープニング部分をおしゃれな動画にして、導入から聴衆の目を引くというのもありですね。