あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

Me tooなのかYou tooなのか ~中学英語学び直し~

記憶がよみがえった中学の英語教育

うん十年前、私が中学生だった頃は、Nice to meet you.の答えは、Me too.と習った覚えがあります。

今の学校では、You tooが正しくてMe tooが間違いと習うんだそうです。

どうしてかは後述しますが、学校で習ったからといって、外国人に会う機会がないとNice to meet youって言葉自体を使わないので、しばらくはこんな挨拶忘れていたのですが、大人になってからアメリカのドラマを観ていて、Nice to meet youと言われた人がYou too!って返していて「えー?なんでYouなの?」って驚いたことがあったんですよ。アメリカ留学経験のある英語ペラペラな上司に言ったら「えぇ、Me tooじゃないの?」ってやっぱり言っていて、古い人間はみんなMe tooと習ったみたいです。

英語を話すようになってからも、あんまり話す機会もなかったし、話したとしてもNice to meet youなんて使ったことない、もしくはNice to meet you, too.とフルで言っていたこともあって、あんまり考えたこともなかったんですよね。

今回、なぜかお勧めに上がってきた動画にNice to meet you.の返しは、You too.だけど、Glad to see you.の返しはMe too.だというのの話をしている動画を観て、そういえば・・・と思って聞くと、なるほどそうよねぇ・・・って。

実際、あまりにも使わなくて、考えたこともなったですね。

抜けている部分で考える

そもそもこのNice to meet you. もGlad to see you.も、その前にくるものが省略されているのです。

It is nice to meet you.

I'm glad to see you.

フルで言うとこれが正解。

It is nice to meet you.のIt is(これ)は、なににかかっているかというと、meet you.なんですね。あなたに会えたという出来事・・・が嬉しいということ。

よく訳文では、「お会いできてうれしいです。」っていうのがあるので、日本人の感覚としては、私はあなたに会えてうれしいって感じるんですけど、実際にはあなたという人に今会っている、そんな出来事が嬉しいという意味になります。

うざっ。

私はっていうのはどこにもないんですね。

なので、私も”あなたに会えたというこの出来事が嬉しい”ということなので、It is nice to meet you too.になり、You too.になる。

一方、I'm glad to see you.は、私はあなたに会えてうれしいという私の感情を言っているので、返事はMe too(私もそう思っていますよ)になるんだそうです。

まぁ、細かいこと考えてたらやっていけないので、一番無難なのは、フルで返すってことですね。