あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

シン・仮面ライダー

さすがに最近の仮面ライダーは知らないのですが(そこまでオタクじゃないし)、この映画の世界は、生誕50周年ということで1号2号ですよ。

なんかいつの時代っていうのはないのですが、そこかしこに昭和レトロな雰囲気が漂って、なんだか懐かしい感じもありつつ、敵の姿はちょっとだけ垢ぬけている感じでしたね。

いろんなシーンにオマージュがあって、おさらいしていたらもっと面白かったのにって感じで残念でした。

でも、庵野監督のシン・シリーズを観ている人だったら、クスッとしてしまうところもあり、色々わからないながらも結構じわじわと面白さが沸いてくる映画でした。

観客は9割男性でおじさん率高し(笑)

おばさん1人で観に行って、ちょっとアウェイな気分を味わいました(いましたよ、女性も)。

庵野監督の世界観がダメな人は全然ダメだと思いますが、私は結構このシュールな世界が好きなので、「もう1回観たいな」と思った映画でした。

突っ込みどころ満載なんですけど、それを補って余りあるいい感じの映画です。

IMAXの大画面だったこともあって、劇画チックなアクションも良かったです。

この劇画チックがダメって声も多かったみたいで、これほど真っ二つな映画もないのかなと。

それにちょっとグロいので、現代の子供のヒーローにはなかなかなり得ない感じ。

でも、私が子供の頃は、結構暗い感じのドラマやアニメがあったんですよね。

変に子供よりになっていない「子供がこれ見るの?」みたいなのも多かったんです。

ゲゲゲの鬼太郎なんて、最初の方のやつは今とあまりにも違うし、第5期以降のゲゲゲの鬼太郎って、正直鬼太郎じゃないですよ。

なんだこりゃ?って、水木先生の世界観ぶち壊して単なる妖怪アニメになってます。

仮面ライダー1号といえば、藤岡弘、さんですが、その1号の役は池松壮亮さん、2号には、江本佑さん。

正直、昔のイメージがあるので、この配役どうなん?って思ったんですよ。

見始めた時もなんだかなぁ~って感じだったんですけども、じわじわと良くなってきて、なんとなく監督の意図も理解できたような・・・。

スタートが不発だとか色々書かれていますが、安っぽさもまた味だったりしますので、庵野秀明監督の世界観が嫌いじゃなかったら、ぜひ終わらないうちに観てみてください。

ところで、浜辺美波ちゃんて本当にアニメから出てきたみたいに可愛いですね。

役にぴったりでした。

 

ネタバレだけど、これ観てから行けば良かったという解説動画。