あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

ミスター・ガラスのその前に ~アンブレイカブルとスプリットをちょびっとおさらい~

前作を観ていないとなんのこっちゃ!・・・な映画

ちょっと時間が経ってしまいましたが、「アンブレイカブル」「スプリット」の続編にして完結編である「ミスター・ガラス」を観てきました。

普通、続き物といっても、ある程度は前を観ていなくても楽しめるものですが、この映画自体は前作を観ていないと「意味わかんねぇ」となる作品です。

監督は、かの駄作量産監督

世界観が共通する、第1作のアンブレイカブルも第2作のスプリットもM.ナイト・シャマラン監督の作品です。

この監督は、あの名作「シックス・センス」で有名になった監督ですが、その後の映画は鳴かず飛ばずで、駄作量産監督の異名?まで貰っちゃった感じがありますね。

(いや、本当にこう呼ばれているというよりも、駄作だって書いている人が多い)

なんて書いている私ですが、駄作と言われようと、シャマラン作品は結構好きなんですね。確かに映画としての出来は「さぁ、どうかな?」な作品が多いのですが、アイデアはかなり私好みなので、結構好きです。

ただ、外国ってレーティングが厳しいので、ホラーやサスペンスなど、ちょっと残酷と思われるシーンがあるとすぐにR指定になっちゃったりするので、それを避けるために非常に中途半端な表現になったりして、「そこが肝心ちゃうの?」というのがカットされたりするので、結果的に「よくわかんなーい」な映画になることも多いです。

その中でも観られる2本な前作たち

自己満足映画だのオチがしょぼいだの言われるシャマラン作品ですが、アンブレイカブルもスプリットもわりと観られる映画でしたよ。

アンブレイカブルは、悲惨な列車事故でたった1人無傷で生き残ったデヴィッド(ブルース・ウィリス)は、君こそ本物のヒーローだ、不滅の肉体を持つ“アンブレイカブル”だと近づいてきた骨形成不全症で幼い頃から骨折を繰り返してきたコミック関連の仕事をしているイライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)と出会う。

最初は、一体なんの話?と取り合わなかったデヴィッドだが、言われてみれば、昔からめちゃ頑丈だったな自分は・・・と気づく。そこから自分はいったい・・・と自己の存在を深く考えるようになったデヴィッド。実はデヴィッドは人に触れるとその人が関わるビジョンが見えるという体質で、イライジャに触れた時、あの列車事故はイライジャが仕組んだことだとわかる。結果的に逮捕されたイライジャは、その体質からメディアにMr.ガラスと呼ばれ、精神病院に入院となった。

一方、スプリットは「分裂」という意味でして、この映画では ジェームズ・マカヴォイ演じる23の人格を持つ男の演技が圧巻でした。話は単純で、子供の頃に虐待された経験から23人の人格を持つ多重人格になってしまったケビン。23の人格があると診断した医師によって、どうやら彼らは24人目のまだ表に現れていない“ビースト”と呼ぶ人格?を信奉していて、いつそのビーストが出てくるのかという状況だと分かる。そんな中、ケビンの中のデニスという人格が女子高生3人を誘拐してある施設に閉じ込めてしまう。その中の1人であるケーシーは、彼が多重人格だと気づいてあの手この手を使って脱出を試みる。だが、とうとう現れた24番目の“ビースト”が行く手を阻むのだが・・・。

さらわれたケーシーがこの映画のポイントとなるのですが、彼女もまた幼い頃虐待をされていて、多重人格になってしまったケビンの悲しみや苦しみが分かるんですね。

だから、最後まで生き残れたのかも知れません。

このスプリットの最後の最後にちらりとブルース・ウィリスが出てきて、胸の名札で「おっとあのDAN(アンブレイカブルの主人公デヴィッド・ダン)じゃん!」というのが分かり、

続編 キタ――(゚∀゚)――!!

となって終わるというオチでした。

 

 

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