あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

引き寄せの話

なんとも久しぶりの引き寄せネタ。

ちょっと長くなるかも知れないのですが、「自然に願っていると叶うかも」というお話をしようと思います。興味のある人だけお読みくださいね。

なぜか戻りたくなっていた会社

今、派遣で働いている会社って、実は前に一度働いていたことがある会社なんです。

色々あって、十分やり切ったと思って辞めたのですが、その後も結局派遣を続けていて、職場自体には恵まれてきてはいたものの、なぜか気持ち的に元に戻りたいわけでもなかったその会社に「あの会社でまた働きたいなぁ」と思っていたんですね。

でも、あまり時給も良くないし、合っている仕事の枠もほとんどなくて、そのチャンスはなく、まぁ、その他に行った会社でコロナがなかったら続けていたであろうところもあるので、なんだかなぁ~という感じですが、この「あの会社で働きたいなぁ、また」という気持ちはなぜかわからないですが、どこかにずっとありました。

まさかのコロナ失職

とはいえ、働いていた職場は人間関係も良かったし、時給も思ったくらいに上げてもらえて、「あじゃみんさんさえ良ければずっといてください」ということで、意味ないと思っていた無期雇用派遣にもなり、コロナがなかったらたぶん続けていたと思うんですよね(仕事内容が変わったかも知れないので、ちょっと分からなかったと最近は思うのですが)。

そんな時、2020年12月が3か月更新の最後だったのですが(無期でも派遣先との契約は有期なので)、それで終わりになりましたといきなり告げられたわけです。

まぁ、派遣てそんなものなのでたいして驚きもせず、部署の人が決めたわけではなくて、偉い人が「派遣は切れ」と言ったのをどうしようもなかったことも分かっているので、まったく腹も立たず、さて次をどうするかななんて思っていたんです。

その時、その「また行きたいなぁ」と思っていた会社の社員でお友達でもある人が「私が異動した部署のアシスタントさんが辞めるので」と情報をくれました。

でも、ものすごく急いでいたこともあって、私が辞めるタイミングと合わず、紹介もできないという状況でした。

まぁ、正直言って、その仕事がやりたいかと言われると、ちょっとなぁ~という内容も含まれていたので、まぁ、いっかという感じでした。思い出してみると、この会社は、もっと前に仕事を探している時もある部署で募集があった時があったのですが、やはり私の辞めるタイミングと合わずにエントリーできなかったことがありました。

短期の仕事でもすぐ決まりそうだからどうかという紹介が

そんな感じでまったく決まらないでいたら、辞める予定の会社の別の部署で短期だけれど人を募集しているというので、「もうこの際どこでもいい」と時給も多少下がるとはいえ、ほとんど変わらないので、簡単な面談をして始めたわけです。

一緒に働く人はとても感じの良い方で、「私の周りに嫌な人はいない」と決めて生きている私としては、その点は「また良い人で良かった」だったのですが、あれもこれもやっていただくと言われていたのですが、最初のうちは覚えることが山のようにあってパニックか!って感じだったのに、それが落ち着いたら本当にやることがなくて、完全在宅だったので、1日中映画を観たり本を読んだりしていました。

でも、人間そうそう仕事もせずにぶらぶらしていて楽しく過ごせるものでもなく、メリハリがない環境にストレスを感じ始め、いくらあと少しで終わりといっても、ちょっと精神的に耐えきれなくなってしまい、あと1回更新があると言われていたのですが、更新はせずに辞めさせてもらうことになりました。

 

年齢がネックで仕事を紹介してもらえない

分かっていたことですが、仕事は簡単に見つかりませんでした。

多くの人が派遣というだけで切られていましたから、時給の良い仕事は争奪戦です。

私もそんなに安いところでは働きたくなかったので、ある程度の時給を出してくれるところを探していました。当然、専門職じゃなくてもある程度のスキルは要求されます。

それに誰でもできる簡単な仕事だと若い人優先は顕著だし、そうじゃない場合もなるべく若い人からアサインされていきます。

そんな誰にでもできる簡単な仕事がやりたいわけじゃないので、どうしても紹介される仕事は少なくなります。

専任の担当の人が着くのですが、結局、その方からの仕事紹介は1件もなし。

普通、合いそうな仕事を営業にかけあって紹介してくれたりするのも仕事なのですが、推してくれても営業担当者からは一切紹介はありませんでした。

自分で書くのもなんですが、今までの派遣先からの評価は軒並みAクラスで、どこの会社でも高い評価をいただいていたので、その点がまったく無視されることにちょっと怒りを覚えていたのですが、「そんなもんだね」と自分を慰めながら、のんびり仕事を探すことにしました。

高い時給の仕事が徐々に紹介されてきた

仕事内容と時給が希望にある程度合う仕事にエントリーしまくっていたのですが、当初は全然引っ掛かりもせず、どうするかなぁ~みたいな状況でした。

でも、ぽつぽつと紹介が入るようになり、やっと決まるかなぁ~と思っていたのにことは全然簡単じゃなかったんです。

当初、「おっと、まさにこれこの前までやっていた仕事じゃない!」という仕事にエントリーしたのですが、場所も近いし、始まる時間も遅めで希望通り、時給も希望の最低ラインはキープという、まさに私を待っていたかのような仕事でした。

派遣会社の人も「これならバッチリですね、ご紹介を進めます」といって、進めてくださいました。

それなのに全然連絡が入らず、いったいどうしたんだろう・・・と思っていたら、5日目でやっと連絡が来て「実は、お話を進める段になって、200円も時給を下げてきたんです」と言われびっくり。

就業時間が7時間だったので、その時給じゃやっていけません。

それで8時間契約ではどうかと話したらしいのですが、それもダメということで、どうしますか?と言われ、その時間で残業もあるか分からず、計算すると大卒の初任給以下。

無理ですということで、せっかくの仕事だったのにダメになりました。

それからまた何件もエントリーしては落ちというのが続き、次に紹介されたのも希望の職種内容で「そんな時給が良いのはなぜ?」というほどの好条件。

こちらは、その仕事というより、プロジェクト経験がないからという理由で断られてしまいました。でも、これはその通りだったので、まぁ、仕方ないなと納得。

そしてまたエントリーしては即却下が続き、次に紹介されたのも内容的に合っていて、時給も申し分ないものでした。Web面談でしたが終始おだやかに流れたのですが、ちょっと勘違いして話したことが悪かったのか、断られてしまいました。

ただ、他愛ないことだったし、営業もこれならバッチリですねという面談だったので、みんなでちょっとびっくり。

それ以外にも面談はしたけど消化試合だったものとか、そんなこんなで全然決まらず、次にエントリーしたものは自宅からそう遠くないところで時給もよく、仕事内容はちょっとどうかなぁ~という感じでしたけど、自分で進められそうな内容だったのでエントリーしたら、候補がいなかったらしく(笑)、面談まで進みました。

人事の方が進行して、働く部署の方1名と面談だったのですが、その方は目の前にいる私の顔を1回も見ないで、終始うつむいてボソボソと話す方でした。

悪い人ではまったくなさそうだったのですが、明るい職場ばかりだったので、「これはどうかなぁ」と思っていたら、それよりなにより面談の時に説明された仕事内容が紹介の時とほとんどまったく違っていて、派遣会社も人事からもらう情報で募集するので、たまにあるらしいのですが、それもあってお断りしました。

こんな状況なのに自分から断る?!って思う人もいるでしょうけど、派遣だからといっても、合わないと分かっているところに入っても続かないですよ。

その後もわりと近いところで、自社ビルのある外資系企業の仕事の面談を受けたのですが、その方もにこりともしない硬そうな人で、私の仕事に求められているわけでもないのにITの用語テストみたいなことをされ、うんざりしたので「あの方とは働けません」とお断りしました。

「あぁ~、もうどうしよう」

さすがに焦りが出始め、ちょっとブルーになってきました。

少しの間、探すのも止めてダラダラした日が続き、そんなことやってる場合じゃないでしょ!と思って再度探し始めました。

「こまりんさんから決まりそうなオーラが出てるって言われたのに全然決まらない」って思って、今回ばかりはこまりんさんの見間違いか?なんて思っていたほどです。

人間、ネガティブになるとろくなもんじゃないですね。

また仕事を探し始めて、「う~ん、アシスタントねぇ・・・。今さらアシスタントってどうなのよ」とか言いながら、ある「外資系企業」のちょっと偉い人のアシスタントの仕事にエントリーしました。

アシスタントなんて、派遣の場合は、それこそ若い人がやるんじゃないのなんて思っていたので、最初はスルーしていました。

でも、なぜか「これエントリーしちゃおうかな」と思って、どうせ通らないだろうと思いつつもポチッとボタンを押しました。

するとほどなく電話が鳴り、出ると派遣会社の人でした。

「エントリーいただきましたお仕事の件ですが」

というのでびっくり。

普通、それから社内選考があって・・・な展開なはずなのですが、そのままご紹介しますということ。それが・・・、「こちらの会社はXXX様で」と言われてびっくり。

私が「戻りたいなぁ」とずっと思っていたその会社でした。

驚く私に「その会社だと分かって応募されたと思っていました」と言われ、いやいやわかるわけないやんかって感じで。

だって、その会社って通常募集する時に会社名を開示しているのですが、この時は外資系企業としか書いていなかったんですよ。

場所は会社がたくさんあるエリアだし、それだけでわかるわけないし(笑)

当日はWeb面談でした。

あまりにも接点がない部署だったので、知らない方たちでしたけど、スイスイと進んですぐに決まりました。

実は、時給はそんなに良くないのですが、8時間勤務なのでトータルの支給額はそこまで少なくないので、それも良かったです。

忙しい時は残業もそれなりにしますし、別にいちいち〇〇で残業しますとか許可もいらないですしね。

自分のペースで進められて、働きやすくいい感じです。

とまぁ、遠回りでしたけど、色々と信じられないことが回りまわって、軽く願っていたことが叶ったという長~いお話でした。