制作があまりにも大変なので、販売を没にしたものがあるのですが、出来たのは本当に素敵な作品なので、捨てるなんてもったいなさすぎて出来ないし、かといって家にずっと置いておくのも・・・というので、小さな子供のいる子で、その子がお花が大好きといっていたので、じゃ、これあげよう！となりました。
販売とは関係なく、以前ご紹介したコースター（実物は写真より何倍も可愛いやつｗ）を送った子なんですけど、ちょうど来週子供部屋に棚が届くからそこに飾ってくれるそうです。
別に子供向けの作品を作っているわけではないですが、好みもあるから、以前サシェを送った時にすごく喜んでくれたので、家族で楽しんでもらえるかなというのがありました。
実物を見て本当に感激してくれたみたいで、開店したら母の日とかのギフトで買いたいと言ってくれました。
お友達に営業するつもりはまったくないので、宣伝みたいなことは書いていないのですが、実物を見て欲しいと思ってくれたのは嬉しいですね。
結局、人から喜ばれないと商売って成り立たないと思うんです。
自分がやりたいからやっているし、作りたいから作っているのですが、でも、その理由は私の作ったものや選んだものが「ちょっといいな」とか、笑顔になってくれたら嬉しいなというのがないと、モノづくりはできないですね。
それにハンドメイド作品は、一般のお店で売られているより高いです。
それは、どうしても材料費などのコストも普通よりかかりますし、人件費その他も追加すると「えっ、Amazonなら〇円で売ってるのに？」って感じになるからです。
でも、ハンドメイドの作品を買う人は、そういう物が好きで応援してくれる気持ちもあって買ってくれる人がほとんどなので、成り立っているって感じですね。
minneのアドバイザーの方だけではなく、実際にハンドメイド作家でコンサルもやっている方の動画を観たら、（本格的に販売をしたい作家が）やってはいけないことの１つに安すぎる単価がありました。
「この人絶対に利益出てないよね・・・っていう低価格で売っている人がいて、趣味でやっているならいいけど、作家としてやっていくならちゃんとした値段付けをしないと続けていくことができない」
と話されていました。
私も価格については、以前結構悩んでいて、石鹸1個にこんなに出していただくのは申し訳ないけど・・・となっていたのですが、実際に使ってくださっている方が理解・納得して製品に満足してくださればいいんだなと思って、その分良いものを作ることに注力することにしました。
でも、安く販売して怒られるっていうのも面白いですよね。
今、まだまだデフレで「安ければ良い」「コスパ重視」ってなっている世の中で、個人の作品にお金を出してくださるって、本当にすごいことだと思います。
マジ話になってしまいましたが、感謝の気持ちを持ちながら、良い作品を作っていきたいと思います。春の花、ミモザのドライフラワーでサシェも作ろうと思っています。
キャンドルに添えたのが可愛くて、ミモザって良いですね。
