案の定、テキサス州の訴えは、連邦最高裁に受理されませんでした。
これが憲法違反だと指摘する声もあるようですが、日本人の私にはさっぱりわかりません。
なぜ案の定かというのは、訴えた4州が不正が疑われ、正しい選挙が行われたという自分たちの州の人々(つまり国民)の信頼が失われたと言っても、テキサス州の人たちがどんな不利益を被ったのかというのは、法的にどうやって認めるのかというのが疑問でした。
ただ、トランプさん側は諦めてはいません。
日本人同士でなんで揉めてるの?
この話題、日本でも大いに盛り上がっているのですが、不正があったと言っている日本人もいれば、当然「そんなものはなかった」と言っている人もいます。それはそれでいいのですが、なんか両側の人たちでバトルってるのが違和感なんですよね。
私も不正があったと思っている側ですが、他国の大統領の話です。
不正の有無で議論するのであればいいのですが、お互いに罵り合ったりするのもあったりで、意味わからへんという感じ。
日本の国益を考えたら、トランプさんが大統領でいてくれた方がずっと良いのは私も思っています。ただ、そうは言っても所詮あと4年だし、その次はどうなるか分からない。しかも、菅内閣はどんどん親中派としての姿を現し始めているので、トランプさんになったところで日本とアメリカの関係が良くなるとは思いません。
結局、誰になっても日本はきちんと対応しないといけないのは同じなので、何も日本人同士でバトルするようなことではないと思います。
広めるべきは中国共産党の悪事なのに
分かっていたこととはいえ、今回の米大統領選挙で明らかになったことは、世界に中国共産党の手が深く入っているということです。これは陰謀論でもなんでもなく、表の情報だけで十分感じることができる事実です。勝手に公海に軍事基地(島)を作ったりウイグル人への非道ともいえる迫害などいつの時代かという欲の出しっぷり、金に物を言わせてハリウッドを乗っ取り「素晴らしい中国、主役を助けるのはいつも中国」という内容を映画の中で表現させたり(オデッセイなんて観ていて大笑いでしたよ)、外国の大学に中国文化や言語を広めると称した実際にはプロパガンダ機関を作ったり、新聞にプロパガンダ広告の折り込みチラシを入れたりと、中国のイメージを良い方に浸透させようと年月をかけてやってきました。それが「中国の戦略」だと分かっていたとはいえ、それを声に出した各国のトップはいなかったし、一帯一路に騙されてホクホクしていた国の方が多かったですよね。中国と仲良くすれば国が儲かるって・・・。
でも、今回のことがあって、いかに中国が他国に浸透し、協調ではなく自分たちの支配下に置こうとしているのかがある意味暴露された形です。
親中派として中国にデレデレしていたオーストラリアもようやく目が覚めたようで、(良い方?に)手のひらを返したようにアンチ中国になってきています。中国がオーストラリアでどういう風に浸透していったのかは本の紹介記事ではあるのですが、短く読めるのでこちらを紹介しておきます。最近では、中国が買ったオーストラリアの土地から地元の人たちが追い出されるなんてことも起きています。
笑っちゃうのは、ニューズウィークジャパンその他は「大騒ぎしたオーストラリアが悪い」という論調。あんなに騒がなかったら、オーストラリアが自国の恥をさらさなくて済んだのにだって(笑)もうメディアもめちゃくちゃですよ。
長くなったので一旦切ります。