あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

同胞を見捨てようとする省庁と日本政府

日本国民なら、どんな人も分け隔てなく対象になっている特別給付金。

もちろん、海外の同胞にも・・・と思ったら、そうではなかった。

それをおかしいと青山議員ほか護る会の皆さんたち(+α)が「海外にいらっしゃるというだけで、支給しないのはおかしい」と海外在住の同胞にも一律に給付するよう働きかけてきました。

しかし、とにかく「やりたくない」「やる気がない」のか、言い訳を並べ立ててやろうとしない。かなり突っ込んだ交渉をされているようですが、それ以外にも「海外からの声が少ない」こともあるようです。ただ、海外の方が国に対して給付金をという声を直接届けるのは難しいこともあります。それならば、国内の私たちも声をあげた方がいい

そういうことになっているとは知らなかったので、特に何もしていなかったのですが、首相官邸にメールしました。内容は以下(そのまま)です。

青山繁晴参議院議員のブログで、海外同胞への特別給付金の支給について、政府や関係省庁はとにかくやる気がなく、前に進まない(主旨)というのを読みました。
なぜ、海外にいるというだけで自国民を差別するのですか?
今回は収入の多い人も分け隔てなく一律に支給されました。
余裕のある方は、経済活性化や寄付など、相応の使い方をするということも念頭に置いてのことだったと思います。
それなのに海外にいる国民は、日本国民ではないのですか?
安倍政権は拉致被害者救出に頑張ってくださっているとは思っていますが、給付金の10万円すら支給するのが面倒なんて言われたら、今まで信じてきたのも疑わしくなります。
すべてではありませんが、海外の方が武漢肺炎の影響は深刻です。
10万円では足りない人もいるかも知れませんが、10万円でかなり助かる人もいます。
どこにいても日本国民なら、差別しない例を作ってください。

以下、青山さんのブログ

同胞のために、あえて、ありのままに申すべき段階だと考えて決心し、申します。声が少ないのです。

▼たくさん同時進行せざるを得ない懸案のうち、海外の同胞への一律10万円給付については、ぼくには海外の同胞から直に、声が届いています
 しかし、たとえば自由民主党の二階幹事長は、ぼくが押しかけたとき「党には、そんな声は来ていない」と、はっきり仰っていました。そのとき同席されていた林幹事長代理も、頷いておられました。同席ですから、謙虚な林代理は発言はされませんでしたが、深く頷いておられました。
 二階さんが小泉政権の経産大臣の時代から、すなわち15年前から、ぼくは民間の専門家の端くれとして、資源エネルギーについて議論をいたしてきました。
 議論のときに決して、誇張や嘘は言わないひとです。たとえば中国をめぐって、考え方ははっきり違います。ぼくは、それを絶対に隠したりしません。しかし、この中国についても、二階さんは議論のとき、すくなくとも一対一で向かいあう議論の際に、都合良く変えた話をされたりすることがありません。

 党も政府も、「青山さんが言う割には、在外邦人から声がそんなに来ていない」というのが本音です。

▼もちろん、ほんとうは海外の同胞はしっかり声をあげられています。
 ただ、いまはネット、SNSを通じて、声がどんどん大きくなる時代です。どんな問題についても「政府が補償すべきだ」という声が大きくなれば、政府を動かします。それはある意味、むしろ健全なことですね。
 それに比べれば、小さいということなのです。

海外の同胞のかたがたの努力は素晴らしいです。純粋な心から中心になって動いているかたもいらっしゃるし、国会を訪ねられての行動もあります。
 しかし客観的に申して、他の諸懸案をめぐる声に比べて、大きいとは言えないのです。
 マニラの邦字紙のように、奮闘してくれている現地紙もあります。
 一方で、日本でそれを読むひとは少ないわけです。

▼潰されては盛り返し、倒されては立て直しの繰り返しの結果、ようやく自由民主党の外交部会が正式に決めた具体案が、政府に渡りました。
 ここで、当事者のみなさんの声が大きな深い意味を、あらためて持ちます。

 前述したように、このぼくには充分に届いています。
 ひとつには、不肖ながらぼくは、声の多寡、声の大きさによっては諸事を判断しません。
 最初は、ただおひとりの海外同胞の声を、このブログへのコメントで拝読しました。
 その時から即、行動を起こしました。
 そのあと、悲鳴のような声、「私たちを安倍政権は見捨てるのですか」、「まったく同じ日本国民なのに、会社に命じられて海外にいるだけで、私たちは扶 ( たす ) けられないのですか」という声を沢山、このブログにはいただきました。悲鳴を耳に、力を尽くして尽くしきってきました。

 一方で、政府としては、声の多寡、声の大きさを重要な判断材料にするのは、どこの国の政府、いかなる政権であっても避けがたいことです。
 海外のはらからが、冷静にお考えになり、あげるべき声は連帯してあげていただければと、いま思います。

 政府 ( 内閣、外務省 ) も自由民主党も、ホームページがあり、そこに声を寄せられる場所があります。
 昔と違って、ネットの良き面として、声はあげやすい時代です。
 虚偽の声もあり、騒ぎのための騒ぎもあり、度を超した昂奮もあり、それがネットの暗黒面ですが、みなさんがよくご承知の通り、ネットの肯定面もとても大きいです。
 それが冷静な、そして実情を正確に表していて、ほんとうに海外で日本のためにも働き、暮らしていらっしゃる同胞の声だと分かれば、政府は動きます。

(注:赤字はこちらで付けました)

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