あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

良い波動・悪い波動

人って、よくオーラだの波動だのっていいますけど、例えば威張っていて威圧的な人って、自分が怒鳴られているわけでも関係あるわけでもないのに、そばにいるだけで憂鬱になることってないですか?

そういう人って、負のエネルギーをずっと自分の体から出しているからだと思うんです。

逆にいつも微笑みを絶やさず、おだやかな人はそばにいても良い気分しかしません。

高校生の頃、友人の実家のケーキ屋さんでバイトをさせてもらっていました。

客商売ですから、当然色々な方が買いにきます。

バイト相手に詐欺を働いた奴もいました(これは性格じゃなくて犯罪ですね)。言動がよく理解できないような変な人もいましたし、店員が間違えたのを指摘しにきて、自分の言葉に激高して返金する暇もなく「二度と来ない!」と去っていった中年男性もいました。

その時、その男性の相手をしたバイトは不在だったので私が聞いたのですが、しゃべり続けているので店長を呼びに行くこともできず、なにあれ?って感じでした。
当然、店長には「私を呼びに来て」と叱られましたが、できたらしてたよって心で毒づいて終わり(笑)

しかし、今考えると損な性格ですよね。
こういう言い方は良くないかもしれませんが、間違いなんて誰にでもあるんだから、わかればそれでちゃんと返金してもらうなりして帰ればいいじゃないですか。
それを間違えられたってことに怒って、捨て台詞を吐いてお金もそのままで帰ってしまう。

後悔したと思いますよ。
何しに行ったんだか、わからないじゃないですか。

そうかと思うと「あの人来ないかな」という常連さんもいました。

当時、20代後半から30代くらいの女性だったのですが、特に悪くもないけどことさら美人というわけでもないのに、笑顔が本当に素敵な人で、おしゃべりとか特にするわけでもなくケーキを選んでお金を払って帰っていくだけの人だったのですが、その人が入ってくるとなぜかみんな幸せな気持ちになったんですよね。

「感じいいよねぇ」

バイト同士では、一番の印象の良いお客様でした。

不思議ですよ、これ。

だって、例えばフレンドリーにお話しをして帰るとか、そういうのがあるのなら別ですけど、入ってきてショーケースを見て、「XXXとXXXを1個ずつください」って、声を出すのはそれくらい。

他には何も話しませんし、こちらもお客様なので接客の用語以外は特に使いませんでした。

でも、本当に不思議ですけど、そのお客様が来るのが楽しみだったんです。

あの笑顔が見たいって、みんな思っていました。

ただ笑っている人なら、他にもたくさんいたはずなのに、どうしてだろう・・・。

不思議すぎます。

でも、きっと彼女の内面から何かが出ていて、彼女自身を覆っていたのかもと思います。

それ以外に考えられないじゃないですか。

高校生の時は、それだけで終わっていたのですが、今も思い出すくらいですから、本当に強く印象に残っていたのだと思います。
(そのおっさんもね(笑))

今は、私もそういう人になりたいなぁ~と心から思います。

まぁ、結構極端な性格なので、ある日突然友人関係を切られたりとか、なんで?ってこともたまにあるのですが、以前はそれでウジウジ悩んでいましたが、今は縁がなかったんだなと考えるようにしています。

人間て、やっぱり相性がありますよ。

同じことを言われても、この人のことなら聞けるけど、この人のことは素直に聞けないとか。

それをいちいち気にしていたら身が持ちません。

誤解もあるのかも知れませんが、誤解を解くことよりも切ることを取ったのなら、それはその人の決断ですから。

なんて、今そういう風になっているわけじゃないですけどね。
経験の話です。

やはり、また会いたいなと思ってもらえるようになるには、嘘ではなく自分の心を磨かないとダメだなと。

疲れた女性を癒せるカウンセリングとボディ・マッサージのサロンを開くって決めましたけど、二度と行かないって思われるような私では、プロとして生きて行くのは無理ですものね。