Rajiで美味しいカレーを食べながら可愛い後輩ぴーちゃんと話をしていた時のこと。
「あじゃみんさん、先生とかタメ口でしたか?」
ぴーちゃんがそう聞いてきました。
「それが、私の先生はそれがなかったから良かったのよ」
私が答えると、「それは良かったですね。あれ一体なんなんでしょうね?病院のタメ口。親しみ?とかそういうのなんでしょうか?」と首をかしげていました。
「どうなんだろうね。今回も看護師さんとか結構そういう人いたけど」
「そうですか」
「結構年配の方相手でも子供に喋るみたいなのがあって、まぁ、自分以外の人にそうしていてもご本人がそれでいいなら全然悪いと思わないけど、自分にされたらちょっとどうなってたか分からないわ」
「あじゃみんさんにはなかったんですか」
「まぁ、多少はあったけど、“あんた私の友達か”って思うような感じは私にはなかったわ」
「ふーん。人は選んでるんでしょうかね」
「私、愛想悪いから、そういうのが嫌だってオーラを出してたのかもしれないわよ」
「ハハハハ#」
それからひとしきり病院における医師と看護師のタメ口について話が盛り上がりました。
具合が悪くてヘタっている時、あまり杓子定規にされてもなんか冷たい感じがしちゃうのかも知れませんが、まるで子供に話すみたいに「なんとかだよぉー」とか、ちょっと違うんじゃないかと。
これはそういう風にしてくれた方がいいと感じる人もいるかも知れないのでなんとも言えませんが、少なくとも度を越した馴れ馴れしい態度は私自身は好きではありません。
会社でも、自分の後輩とかでなければ娘や息子みたいな子と話す時も基本は敬語で話すので、友達でもない人にタメ口で話されるのは違和感があるんです。
人付き合いで堅苦しいのは好きではありませんが、徐々に親しくなっていって、初めて許されることだと思っているので、会ったばかりでタメ口は、どうしても受け入れられません。
もし、担当の克実先生が慣れ慣れしいタメ口医師だったら、きっと嫌いになっていたかも知れません。
いつも節度を保った話し方だったので、嫌な思いをせずに済んだのは、本当に良かったです。