前にも紹介したのですが、日本一のお金持ち(かどうかはわかりませんが、納税額は何度も日本一)な斎藤一人さんの「絶対、なんとかなる」という本を読みました(再読)。
一人さんの面白いところは、「なんじゃそりゃ」的な話でも、面白くお話しちゃうことで、なんとなく「楽しそう」って思えて取り入れてみようかなと思えるところです。
この本の肝は、「なんとかなる」という言葉は最高の肯定語だということ。
自分が解決できることなら、さっさと解決してしまうけど、自分が手に負えないと思うことが出てきた時は「なんとかなる」って言葉にして天(神様)にお任せしてしまうというのです。
好きなことして生きていく
去年、派遣先をクビになり、今年に入って、別の部署で短期限定のお仕事をしているのですが、新入社員になったくらいに覚えることが多すぎて、これ派遣の仕事?って感じなくらいなんですよ。
会議も書類も全部英語だし・・・もう嫌だぁ~という感じ。
それでね、ふと思ったんですよ。
「わたし、いったい何をしてるんだろう?」って。
だって、こういうオフィス仕事が嫌で辞めたのにいくら派遣だからって、いつまでこんなことしてるんだろうって・・・。
おかしいですよね。
それで、「やっぱり好きなことをして生きよう」って思いなおして、生活はあるからすぐに派遣を辞めることはしませんけど、好きな物づくりでお金を稼ごう、カウンセリングも再度勉強頑張ろうみたいな感じになってきました。流されてどうする~って。
なかなか再開できなかったのには理由があります。
物づくりで私がこだわっているのって、やっぱり良い材料を使うとかそういう品質のところです(石鹸とかね)。
でも、そうするとオーガニックの材料って結構高いので、石鹸1個で1,000円超えとか普通になってしまうんですよね。
最近、なんでもかんでも「コスパ」って言うじゃないですか。
コスパのこと言われたらハンドメイドの品物なんて、真逆の品なので、どうなんだろう?って思うのもあって、なんか億劫になっていたんです。石鹸なんて、500円とかで売っている人たくさんいて、あじゃみんさんのは高すぎじゃないの?って思うだろうしなぁ~とか。でも、安売りしてまでやりたくないので、重い腰が上がらなかったんですよ。
でも、そういうこと考えること自体、後ろ向きだし、楽しくない。
どうせなら「楽しい」ことを選んで生きていきたい。
あと何年生きるかわからないような年齢になって、嫌々仕事をしているなんて、これこそアンハッピーですよ。
何歳になっても、自分がやりたいことをやってもいいじゃない?って思いませんか?
昔もそういう考えで、ショップを1人で始めたりしたんですけどね、そういうのって、目ざとく見ている奴がいるんですよ。
会社で営業なんてしてませんし、友達もアテにしていません。
でも、仲が良い人には話のタネとして喋ることなんて普通にありますよね。それで私のことが大嫌いな人(誰かはわかりませんが)が、なんと「あじゃみんさんに石鹸やワインを売りつけられた」って人事部に手紙を送ったんですよ。
もう笑っちゃいますよね。しかも他社の人間だって書いてあったんです。他社の人にそんな付き合いしてる人いないし、会社の人にも営業しないのに、どんな誤解されるか分からないじゃないですか。
人事部が言うには、「たぶん嫉妬だろうと思います。あじゃみんさん目立ってるから」だって。
私が最初じゃなくて、こういうのたまにあるんだそうです。
日頃のうっぷんを吐き出して、その人がどういう叱責されるかを期待したり。
まぁ、私は「こういう事実があった」って言われただけで、別に何もなかったのですが、「面倒くさいなぁ~」って感じでした。
派遣になってからも、1度あったんですよ。その時はショップがどうとかいう話じゃなかったのですが(やってなかったので)、よくそんなことするよなぁ~ってことをやられました。
でも、もちろん何のお咎めもなし。
私が契約切られたりとか、そういうのを期待していたみたいですが、まったく空振りに終わりました。
この時は誰がやったか分かっていたので、却って、気の毒だったねって感じでした。
人を呪わば穴二つ。
人に嫌なことをするんだったら、自分に返ってくることを覚悟してやった方がいいですよ。
どうせなら、人が幸せに感じることに言葉を使う方が自分も楽しいし、言われた人も気分良いじゃないですか。
昔、アメリカ人の男性でいつもきれいな色のシャツを着ていたので、仕事で会う度に「〇〇さん、そのシャツの色綺麗ですね」とか「今日のジャケットはいいですね」って、本当にそう思ったから言っていたのですが、別にその人がどう思うかとか気にはしていなかったんですよ。だって、別に異性としてとかそういう目でなんて見ていないし、実際その方は年配の方でシャツとかは奥様が選んだりしていたみたいなんですけど、それが褒められて嬉しかったみたいです。
相手がアメリカ人だったからというのもあったかも知れないですけどね。でも、結構良いところは褒めるようにしています。
みんな頑張っているので、ちゃんと見てる人は見ているよってことは伝えた方がいいと思っているので。
話がそれましたけど、生活自体もそうやって、なるべく明るくなるようにとか、口から出す言葉は前向きにとか、もちろん人間ですからそうじゃない時もありますけど、心がけるか否かで全然違いますからね。
「なんとかなる」
今日もつぶやいていこうと思います。