モーガン・フリーマンが出ているんだから、観なくてはなりません!
しかも、主役はスカーレット・ヨハンソンで、客演ともいえそうな役にはあの極悪人をやらせたら右に出るものはないという韓国の俳優、チェ・ミンシク。
期待が膨らみます。
しかし、本当にこれPG12でいいの?ってくらい、のっけからバイオレンス(笑)
日本て、レート甘いんじゃないの?って思いますよ。
なにしろ、チェ・ミンシク演じるマフィアのボスが、いきなりあんなことやこんなことしてるんですもの(笑)
さて、この映画。
鍵は「Lucy(ルーシー)」という名前。
ルーシーは、318万年前のアウストラロピテクスの骨に付けられた名前です。
これだけ進化しつつも、人類はいまだ10%しか自分の脳の機能にアクセスできていない。
未知の能力があと90%存在するわけです。
これがもし、その脳に100%アクセスすることができたら、いったいどうなってしまうのだろう・・・。
それが本当になったら・・・という映画です(わかるかなぁ?)
ベッソンらしい映像とアクション、実験的な映画って感じではありましたが、モーガンやチェ・ミンシクという個性派俳優を中途半端にしか使っていないので、相当もったいない気がしました。
もうちょっと、ディープな絡みが欲しかった!
映画はひとりで観るのがほとんどですが、こういう映画って、終わった後にあーでもないこーでもないと、ちょっと語り合いたい気にもなりました。
Lucy(2014)
原題:Lucy
脚本・監督:リュック・ベッソン
出演:
スカーレット・ヨハンソン(ルーシー)
モーガン・フリーマン(ノーマン教授)
チェ・ミンシク(マフィアのボス)ほか
【あらすじ】マフィアの闇取引に巻き込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、特殊な薬が入った袋を体に埋め込まれ運び屋にされてしまう。しかし、体内で薬が漏れたことで彼女の脳機能は驚異的に覚醒。脳科学者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)が見守る中さまざまな能力が超人的に目覚める一方、少しずつ人間性が喪失し、自らを制御できなくなっていく。 (Yahoo!映画より)