2009年10月にオーチャードのサマセットコンパス（現在は名称変更されています）に泊まった時、超強力な霊感の持ち主であるこまりんさんと一緒だったからか、霊感の「れ」の字もない私が、生まれて初めての霊体験をしたのは、長年のブログ読者の方ならご存知のはず。
その時の話を再度書く気にはならないのですが、
こまりんさんは、到着日の夜から
① 持参したPC用で音楽を聴いていたら、スピーカーから大陸系（中国語）の言葉が低い声で流れてきた。
② ベッドに寝ていたら、部屋を歩き回る足音が聞こえた。
③ クローゼットの“内側”から、ドンドンと扉を叩く音がした。
④ シャワーを浴びているとガラスの重たいドアが15㎝くらい勝手に開いてしまう。
という現象に悩まされることとなりました。
それ以外にも、昼寝をしていたらドアの開く音が聞こえたので、私が帰ってきたのかと思って「お帰り！」と声を掛けたのに、何も言わずに歩いて行ってしまった。
リビングに行くと、私の部屋から水の流れる音がしてくるので「トイレで急いでたんだ」と納得し、そのまま待っていたら、ずっと物音ひとつしないので部屋のドアを開けてみたら、誰もいなかった。
リビングの点いていないTV画面をふと見ると、髪の短い女性が後ろに立っていた。
・・・なんていうのもあったそうです（なんとまぁ）。
私はといえば、なにせ「ホラー映画友の会」主宰でありながら、霊感のれの字もなく、ひたすら映画やビデオで「ひょぇっ！」と恐怖を楽しむくらいなので、実生活で特に怖い思いをしたことなし。
というわけで、部屋に入っても写真を撮ることに集中していて、特に怖いとかそんな感じは一切ありませんでした。
ところが、実際に「ひょえっ？」とか「あれ？」となることがあったのですよ。
① 昼間、キッチンで料理の下ごしらえをしていた時のこと、リビングの方から「バキッ！！！」という部屋中に響くほどの大音量で何かが弾けるような音がして、そちらに目を向けると、ビュンビュンと目の前を黒い影が往復した（時間を置いて2回ほど経験）
→ ところが、今まで経験したことがないもんだから、心臓が止まるかと思うくらいすごい音に驚いたのに「黒い影は気のせい」だと思って料理に戻ってしまった。
② ちょっと格好いいオーディオセットが付いていたので、ラジオで音楽でも聴くかなと説明書に従ってスイッチ・オン！・・・10秒くらい普通に音が出るのにすぐにスイッチがオフになってしまった。何度やっても、状況は同じ。
→せっかく高いお金を払ってるのに、ラジオくらいメンテしとけよ！と心で毒づいて終わり。実はその止まり方がちょっと不気味だった（少しずつスローになって、ゴワワワン・・・となってフェイドアウト）。
③ バスルームにあるトイレに座ったら、便座がビショビショに濡れていてびっくり。水周りからは離れているので、濡れる理由がない。
→最初はジェイの仕業だと疑い（のちに彼は全否定）、あとは掃除のおばちゃんが拭き忘れたと勝手に納得（考えてみれば掃除は午後の早い時間なので、夜中まで水が残っているわけがない）
・・・で、極めつけですが写真です。
今回、久しぶりにシンガネタを書こうと、昔の写真をつらつら見ていたのですが、「そういえば、サマセットコンパスの写真、どうなったかな」と気になって開いてみました。
そうしたら、結構変わってるんですよ。
毎年、稲川淳二の怪談ナイトの心霊写真コーナーで「育って行く心霊写真」を見ているので、取っておくと写真は変わる・・・というのは分かっていたのですが、わかりにくかったから、そうともなんとも言えなかった写真が、結構くっきり分かるくらいになってきていました。
1枚目：これは、特になんということもない写真ですが、オーブが写ってますね。
連続して2枚撮ったのですが、こっちだけに写っていました。
フラッシュも使っていないし、そもそも反射するものもないので、そういう類の光ではないと思います。
2枚目：これ、赤枠の中をよーくご覧ください。
最初は、「洋服？・・・・かなぁ～？」くらいにしか分からなかったのですが、なんかくっきり写ってます。
こまりんさんが洗濯したものをこの部屋に干していたので、もしかしたら洗濯物？とも思ったのですが、洗濯ものはこの窓の枠のところに干していたので、その時だけ反対側の壁というのも変だし、干せるところなどなかったのではないかと。
しかも、もしそうだったら、角度から行って手前の壁から干している物がはみ出していないとおかしいんですよね。
さて、最後。
これは、こまりんさんが入っていると、音もなくすーっと開いてしまったドアのついたシャワールーム。
真ん中に2枚目の写真と同じポーズの女性らしき姿が見えます。
この写真も、当初はこんなの全然分かりませんでした。
久しぶりに見て、「あっ」となった写真です。
写真は、育つんですね。
