ダイアナの選択(原題:The Life Before Her Eyes)は、日本では2009年に公開されました。私はたぶん新宿かどこかの映画館で観たような気もしますが、なにせ昔の話なので忘れてしまっています。
この映画、観た当初はなんだか観終わった後にどーんと沈む感じがあって、なんともいえない感情が沸いたものでした。
アメリカの批評家にはあまり評判がよろしくなかったみたいなのですが、私は結構心に残る映画として好印象を持っていましたね。
話自体は、主人公のダイアナ(ユマ・サーマン)が高校生の頃に学校で銃乱射事件を経験し、大人になった今もその傷が癒えていないということで、高校時代と現代が交叉しながら話が進んでいくというものでした。
それがちょっとまどろっこしいところもあって、そんな点が不評だったのかなと思いましたけど、伏線回収もちゃんとしているし、最後の最後でタイトルの意味もわかるって感じです。
ただ、これは原題のThe Life Before Her Eyesの方がしっくりきますね。まぁ、これだとタイトルがネタバレって感じなので微妙ですけど。
ダイアナの選択だと、あるシーンでダイアナがした選択がこの映画の全編に渡る意味となるというのはその通りなのですが、それを現しているのが、The Life Before Her Eyes
彼女の目の前の人生・・・つまり、その選択をしたダイアナの目の前に広がる人生ってことなわけです。
映画館で観てから15年経って、今回レンタル落ちのDVDをポイント使って400円で買ったのですが、なぜ今さら?というのは、ずっと心のどこかに引っかかっていて、もう1回観たいなぁ~と思っていたところがあったからだと思います。
いわゆるオチのある映画なのですが、結末が分かってるのに2回目の鑑賞の方がずっと心に響きました。
楽天でレンタル落ちいくつかあるので、私はアマプラ以外に観る配信サイトがないので、他でやってなければ安いDVDを買って、ぜひ観てください。
ダイアナの選択(原題:The Life Before Her Eyes)
日本公開:2009年3月14日
監督:ヴァディム・パールマン
脚本:エミール・スターン
原作:ローラ・カジシュキー(春に葬られた光)
出演:ユマ・サーマン(ダイアナ・マクフィー)
エヴァン・レイチェル・ウッド(高校時代のダイアナ)
エヴァ・アムリ(モーリーン)ダイアナの高校時代の親友
他
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