真珠というのは、石というわけではないにせよ、6月の誕生石なんですよ。
そして、主なもので”純粋無垢、健康、長寿”という石言葉もちゃんとあります。
そのほかには、女性性や美しさなんていうのもあります。
これは前に書いたのですが、本物の真珠イコールあこや真珠と思っている人が案外多いのですが、種類が違うというだけで、淡水パールもケシパールもすべて本物です。
淡水パールはまるで染色したような綺麗な色のものもあって、セミラウンドのもので上質なものは照り艶ともに、あこや真珠に引けを取りません。
ちゃんと冠婚葬祭にも使えますし、色々な場面で色々な使い方ができます。
天然といえばこれ
さて、皆さんは、ケシパールってご存じですか?
ケシパールは、なんだか出来損ない的なおかしな形のものが多いのですが、これは真珠を作るのに欠かせない「核」がないからです。
養殖ではなく、真珠貝に入り込んだ砂や砂利などに貝が真珠層を巻き付けて自然にできたもので、これぞ天然ものといえば、実はケシパールなんです。
ケシパールの正しい呼び名は「無核真珠」といいます。
以前はケシの花のようにかわいくて小さいものをケシパールと呼んでいたそうですが、今は大きさに関係なく、無核真珠をすべてそう呼んでいるとのことでした。
大粒の奇跡
大小さまざまで形がバラバラなケシパールですが、それが天然ということで、とても趣があります。花びらみたいとか、ころんと丸いとか形の傾向は似ていても形は2つとして同じものがないのです。その傾向が似ているとう中に金魚のヒレみたいなものがついたような大粒のケシパールがあるのですが、シンプルに金具だけで仕立ててピアスやイヤリングにするとすごく可愛いので、ずっと注目していました。
ですが、希少な形なのでそこまで大粒のもので良い品質なものは、取り扱っているところも少ないですし、「高いなぁ~」というほど結構なお値段なんですよ。
もちろん、粒売りです。
でも、どうしてもあの可愛いぷりん!としたケシパールでピアスかイヤリングを作りたい!と思って、良質のものがあったので2粒だけ買ってしまいました。
まだ届いていないのですが、傷があまりないといいなぁ~と思っています。
シンプルに金具をつけてピアスかイヤリングにしようかなと。
1点ものとして売るしかないですが、ご要望があればまた良いのを仕入れることにします。
天然の真珠は傷やゆがみも「個性」なんですけど、真珠に詳しくない方は綺麗な方が本物みたいな勘違いをされるので、どうせなら傷が少ないものを届けて欲しいなと思っています。
あこや真珠の花珠がなぜあんなに高いかというといくら養殖といえども真珠の形は貝任せなので、真円に近く傷がなく照りがすばらしい真珠って奇跡なんですよ。
だから、あこや真珠の中でも花珠と呼ばれる最高級の真珠は目が飛び出るくらい高くなるんですね。
私はどちらかというと、そういう丸!っていうのより、多少形が違ったりする方が面白くて好きですけども。
実は、今回はポテトの連も購入して、ちょっと後ろが素敵な真珠のネックレスやよくあるデザインですが、ゆらゆら揺れるパールのピアスを作ろうかなと思っています。
このブログの読者は興味ないかもですが、「おっとこれはいいんじゃね?」と思ったら、ぜひ覗いてくださいね・・・って、早くネットショップの準備しなくちゃ。