淡水パールって、アコヤパールより劣るってイメージがありましたけど、ちゃんと調べるとまったくそんなことはないってことがわかります。
アコヤパールよりもバラエティーも多く、天然色なのにとても綺麗な色がたくさんあります。淡水パールもアコヤパールも作られる過程は同じです。
アコヤパールが海で作られ、淡水パールは読んで字のごとく「淡水」で作られる違いがあります。アコヤパールはアコヤ貝を使って海で作り、淡水パールはヒレイケチョウ貝を使って川や湖で作ります。
ではなぜ、アコヤパールは高価なのに淡水パールはそれに比べてリーズナブルなのでしょうか。
それは、アコヤパールは1つの貝から1つしか採れませんが、淡水パールは複数個出来るため、「数が少ない=高価」ということが最も大きな理由です。
また、淡水パールは丸以外にも潰れたり、ドロップ型だったり、ポテトと呼ばれる幅広の形だったりとたくさんの種類があります。
真円に近い揃ったものが美しいとされるアコヤパールとは違った価値基準があるのです。
もちろん、淡水パールも真円に近く照りや傷の少なさなどで高額で取引されています。
アコヤだから、淡水だからという単純な種類の違いでお値段が決まっているわけではありません。
私はどちらかというと、淡水パールの色や形の面白さが好きなので、色々な形や色のパールを使って、色々なジュエリーを作っていきたいと思っています。
パールと天然石って何か関係あるの?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、パールにも石言葉があり、色によって違います。
ピンクを調べたら、なんと「辛抱強い愛」ですって(笑)