あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

死者からの電話

10月24日の夜に母が死にました。

長年の連れ合いを9月末に亡くし、生きる気力がなくなったのか、お友達の家の近くに引っ越しをして2週間で逝ってしまいました。

とにかく突然だったので、かなりバタバタして、お世話になった母の30年来の友人とそのお姉さんにご挨拶し、家具の処分などお願いしてやっと落ち着いてきました。

母のガラケーが残っていて、電源が入れっぱなしだったので消そうと色々触っていたら着信履歴の画面が出てきました。

「・・・・・・・・・・・・・」

最後にかかってきた電話。

10月29日の朝、20秒の呼び出し。

掛けてきた人は、先月亡くなった母の連れ合い。

その方には弟さんがいるのですが、母のお友達から母が亡くなったことはお知らせ済なので、お兄さんの携帯から母の携帯に掛けるわけがありません。それにご自分でも母の携帯番号は知っているのです(母が掛けた履歴もありました)。

もともと、母は病気がちで足の骨を折ったりと最近は要介護2でケアを受けていたようです。連れ合いの方がなんでもやってくれていたので、あとから聞けば母は相手の方に不満はあったようですが、なんだかんだ好き合っていたのでしょう。というより、なぜか相手の方の方が母を好きだったようで、すべての面倒を見てくれていたのです。

その方が亡くなったのは、本当に突然のことで、お酒をすごく飲む方だったからか、おかしいなと思って病院に行った時にはもう末期の肝臓癌。

それから入院して本当に短い間に亡くなってしまいました。

母は自分が絶対先に死ぬと思っていたこともあって途方に暮れたようです。

きっとそんな状況だから、1人にしておけないと連れに来たのかも知れないですね。