最近、物を売る時の価格の付け方に「適正価格」なんて言ってる人がいるそうです。
原価ｘ4～5倍とかっていうらしいんですけど、いったいどこから出てきた説？って思います。
だって、物って原価だけで出来ているわけじゃないですよね。材料費やその材料を取り寄せるための送料やら、加工費、人件費、宣伝費用etc.で、ハイブランドになると「名前」っていうのがプラスされます。ハイブランドじゃなくて、自分のブランドはこれ！というのがあれば、その名前を支持されるように高めていくのです。
その価格について、すごーく良い例があったので、ご紹介。
女優の仲里依紗さんは、爆買い女優として、いつも「諭吉〇十枚」的な爆買い動画をあげているのですが、今回は、バレンシアガの回でした。計算してないけど、総額で100万は軽く超えてると思います。
なにこれ？と思ったアクセがあったので値段を調べたのですが、豚とやぎの形のピアス（両方とも1個売りで各4万円）、プラスチックのおもちゃで作ったネックレス（動画をそこからスタートにしています）、89,000円。
正直、私でも作れるわ！っていうものですが、バレンシアガと書いてあるだけで100円が10万円になるのみたいなことを言っていて、まさにその通り。
まともに考えたら、売価で1個100円くらいで売っているパーツを組み合わせただけのものに89,000円払うなんて信じられないけど、売る方も売る方なら、買う方も買う方で、両者がマッチングすれば価格なんてあってないようなもの。
「バレンシアガ」という名前で正規品を買ったと思えば、高めに見積もって原価がだいたい3000円～3500円くらいの物が25倍以上の価格だって別にいいの。
いやぁ～、趣味の問題なのでさすがに私がお金持ちでもこれは買いませんが、ハイブランドって「いったいこれ誰が買うの？」っていうやつたくさんあるけど、買う人がいるから作ってるって、すっごく良い例ですね。
それに最後に出てくるのが本当に信じられないものなので、ぜひこの動画を最後まで見て欲しい（笑）お勧め♪
あっ、こんなこと書いたからって、私がハイブランドの真似して値段付けてるなんて思わないでくださいね！そこまで頭おかしくないですよ（笑）
