(Original posted on Feb. 19, 2017)
さて、先週の水曜日のレディースデーは、「恋妻家宮本」を見てきました。
家政婦のミタとか多くのヒットドラマの脚本を書いた遊川和彦さんの初監督作品だそうです。
実をいうと、水曜日に「ああ、今日はレディースデーだな。何か観ようかな」と思って二子玉川の109シネマズのサイトを見て、一番早い時間の映画がこの恋妻家宮本だったんです。
阿部寛と天海祐希が出ているという以外、正直「中年夫婦の危機」くらいしかわかっていなかったので、観たかったというほどではないのですが、他はみんな21時過ぎとかなので「特に観たい映画ないからいいか」ということでの鑑賞でした。
カード会員になっているので、2D映画はゴージャスな座席も通常料金なので、ゆったりした席のど真ん中を予約。
適当に時間を潰して、10分前に入場すると「あれ?」。
誰もいない・・・・。
もしや貸し切り?!
・・・なんて思っていたら、あとから数人の人が入ってきました。
こうなったらこの広い劇場を独り占めか!なんて思っていたのでちょっとがっかりしましたが、それにしてもせっかくのレディースデーなのにこの客の入りってどうなのかと。
まぁ、時間が遅いからってだけかも知れませんけどね。
さて、感想はというと、結構面白かったです。
単に夫婦の物語というわけでもなく、教師としての陽平(阿部寛)の生徒とのかかわりとか、料理教室で一緒の女性ふたりとの絡みとか、ちょっとした脇のエピソードが面白かったです。
阿部寛のダメっぷりも本当は凛として綺麗な天海祐希のおばさんぷりとか、結構注目です。
しかし、20年以上も一緒に暮らして、ドキドキする夫婦なんているんですかねぇ・・・。
誰かに聞いたことないから、誰か教えてください(笑)
私は結婚もしていないから物語としての映画鑑賞でしかなかったですが、結婚して長いカップルが観たら、また違った色々な感想が聞かれるかもねって感じです。
映画としてはまずまずでした。
【あらすじ】
子供が独り立ちした中学教師の宮本陽平(阿部寛)と妻・美代子(天海祐希)は、25年ぶりに訪れた夫婦二人きりの生活に困惑してしまう。ある夜、妻側の記入欄がきっちり記載された離婚届を見つけた陽平は激しく動揺するが、美代子に意図を聞き出すこともできず悶々とした日々を過ごす。混乱しながらも陽平は、料理教室の仲間や教え子と関わる中で家族の在り方を見つめ直し……。
恋妻家宮本 (2016)
監督:遊川和彦(脚本)
出演:
阿部寛(宮本陽平)
天海祐希(宮本美代子)
菅野美穂(五十嵐真珠)
相武紗季(門倉すみれ)
工藤阿須加(大学生の陽平)
早見あかり(大学生の美代子)
奥貫薫(井上尚美)ほか