ある本にお釈迦様の弟子たちが托鉢の修行をする時、「先に貧しい人の家に行きなさい」というのがあり、苦しいほど貧しい人々が施しできるのか？といぶかしがる弟子たちに「貧しい人こそ今まで貧しかったことで施しの行をすることができなかった。だから得を積むこともできなかった。だから彼らから施しを受けなさい」と貧しい人に良い縁を作るチャンスをあげるんだみたいな話がありました。
引き寄せの法則を実践している人も「お金は先に出してこそ戻ってくる」と言われています。
「お金が出来たらこうしよう」とか「もう少しお金を貯めてから実践しよう」とか、そういうことを言っていたら、絶対前には進まない。
お金も入ってこない。
自分が必要とすること、人のためにすることのお金は「先に使って」初めて後から入ってくるという訳です。
お金がないのに、どうやってお金を先に使うのか・・・。
正直、いまだにわかりません。
論理的なことは、なんとなく理解できたのですが、自分にお金がないのに、どうやって払うのかな？って。
でも、その先に払うお金も「自分はこれこれこういうためにお金が必要だ。いつまでにいくら入った」と過去形でお願いすると入ってくるというのです。
えー！どうやってー！
・・・ってなりますよね。
でも、手段は考えちゃいけないんですって。
自分の浅はかな知恵を使っても、わかるはずがないからというのが理由だそうです。
それにそのお金も「自分だけのことを考えて、欲しい欲しい」だと入って来ないとか。
そのお金が入ってくることで、その人の周りの人が幸せになることなら入ってくる。
だから、自分だけこれが欲しいという願いは叶わないんだそうですよ。
昨日読んだ小林正観さんの本にある女医さんのお話が出ていました。
ずっと患者さんと接していて、病気はその人の人生観や考え方・生き方で悪くもなるし良くもなるのではないかと考えて、すぐに投薬より、まず患者さんの話をじっくり聞くことにしたそうです。
薬でお金を稼ぐことはできなくなるけど、夫も働いているから、収入は夫に任せればいいやと自分の考えを貫きました。
でも、結局収入は増えた。
「あの先生は良い先生だ」
という口コミが広がって、患者が増え、初診収入が増えたんだそうです。
考えてみれば、これも先出しですね。
私もやってみたいものですが、まだ考えが固まらない部分があるので、なかなかオーダーできないでいます。
この「できない」も宇宙にオーダーしちゃうので、いつまでもできないままだというので、ちょっと頑張ってみようかな。
サロンを開くのにお金要りますしね。
なにせ習いたいフィトセラピーとか、何十万円としますけど、今はそんなお金どこにもないんですから。
あっ、“ない”って言っちゃった(笑)
まぁ、これは説明ですから、今のはナシ！ナシ！
・・・ネガティブなことを言っちゃったりした時は、この「ナシ！ナシ！」で打ち消せばいいそうですよ。
簡単なので、いけない！と思ったら、やってみてください。
