あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

未解決事件は、世界中にある-エリサ・ラム怪死事件1

世の中には、未解決の事件がそれはそれはたくさんあるようです。

テレビでも、「この未解決事件を追え!」みたいな感じのタイトルの番組とかがよくありますよね。

今日は、そんな未解決事件の中で、なんとも不可解な事件を取り上げようと思います。
とはいえ、この話は2013年という、たった3年前の出来事で、かなりの数の記事や関連動画があるため、ほとんどの方は知っている話かもしれないのですが、それでも敢えて書いてみようと思います。

カナダ人の大学生、エリサ・ラムさん(当時21)が、アメリカ、ロサンゼルスのホテルの屋上にある貯水タンクで遺体となって発見されたのは、2013年2月19日のことでした。

 

彼女は1月の終わりに行方不明になり、捜索が続けられていましたが、まったく手がかりもなく、まさに「忽然と」という言葉がぴったりな状況で姿を消したのでした。

もう見つからないのでは・・・と思われていた矢先のこと、突然、彼女は発見されることになるのですが、それはホテルの客たちからの苦情が発端でした。

「水の出がひどく悪い」

「水の色が変だ」

「水が変な味がした」

そんな苦情が何件か寄せられたため、ホテルが作業員を呼んで、屋上の貯水タンクを調べるように依頼したところ、4つある巨大な貯水タンクのひとつから、女性の腐乱死体が見つかったのです。

って、ことは「水が変な味がした」って苦情を言った人って・・・・。

・・・考えるのやめよう。

 

 

<はじまり>

 

彼女の両親は香港からの移民で、バンクーバーでレストランを経営していた。

その娘であるエリサは、当時ブリティッシュ・コロンビア大学の学生だった。

ロス市警の調べによると、エリサは2013年1月に家を離れ、1人でアムトラックインターシティバスを利用して旅をしており、旅行の間もカナダにいる両親とずっとコンタクトを取っていた。

自ら“ウェスト・コースト・ツアー”と呼んでいたように、サンディエゴ、ロサンゼルス、サンタクルス、そしてサンフランシスコを旅する予定だった。

途中、サンディエゴ動物園を訪れ、楽しそうな様子をブログにアップしていた。

ロスには、1月26日に到着し、その2日後に彼女の人生最後の場所となったセシルホテルにチェックインしている。

はじめ、ホテル5階のシェアルームを利用するためにチェックインしたが、ルームメイトだった女性から苦情が出て、2日後には1人部屋に移ることになった。

エリサが部屋を移らなければならなかった理由は、ルームメイトの証言によれば、彼女の“まったく奇妙なふるまい”のせいだった。

<失踪>

計画では、1月31日にセシルホテルをチェックアウトし、サンタクルスに向けて出発することになっていた。

だが彼女は現れず、ホテルはロス市警に電話をして、彼女の失踪を告げた。

ロス市警から連絡を受けたカナダの家族も、捜査に協力するために飛行機に乗った。

当初、何かの事件に巻き込まれたのかと思われたが、ホテルの従業員で、その日エリサを見かけた者は、彼女が誰が別の人間といたところを見ていないと証言した。

また、ホテル近くにある書店のマネージャー、ケイティ・オーファンは、エリサに会ったかもしれないと思われる人々の中で、ただ一人彼女を覚えていた。

「彼女はとても社交的で、いきいきして、そしてとてもフレンドリーだったわ」

ケイティは、そう証言している。

ロス市警は、法律上できうる範囲の捜査を行った。

エリサが滞在した部屋も調べたし、警察犬を使ってホテル内の捜査(屋上も含めて)をしたが、彼女の“におい”を発見することはできなかった。

<最後に見たもの>

Elisa_3

彼女が最後に目撃された日から1週間後、エリサの発見にはさらなる協力が必要だと、ロス市警は彼女の写真入りのビラを配ることにした。

それは、ホテル周辺に配られ、またオンラインでも見られるようになっていた。
ここで、この事件は、メディアを通し、世間に知られることとなった。

しかし、その後1週間経っても、有力な情報は得られず、2月14日、ロス市警はさらにエリサが失踪前最後に姿を収められたセシルホテルのエレベーターの監視カメラで撮られた映像を公開した。

この映像は、世界で注目を浴びることになるのだが、理由は、エレベーターの中での彼女の奇妙な振る舞いだった。

そのビデオがこれ。
あまりの奇妙な行動に見た人から「滞在中に憑依されたのかも」などとコメントされたほどです。

いったい、彼女はなぜこんな風に奇妙な行動を続けたのでしょうか。