TVなし生活の私が、唯一友人に録画してもらっている刑事ドラマ「隠蔽捜査」。
長年の原作(今野敏)ファンとしては、「とうとう実写化されちゃったかぁ~」と非常に複雑な思いだった。
活字でハマっている人は、主人公などをそれなりに自分でイメージしながら読んでいるだろうから、「主人公はこの人」と実写化されてしまうと、もしあまりにかけ離れていたりしたら、そのがっかり度も大きい。
堅物で周りから変人と言われている主人公の竜崎は杉本哲太さん。
そして、主人公の幼なじみで刑事部長を演じるのは古田新太さん。
最初にこの配役を聞いた時、正直言って「痛い」感じがしたのだが、原作の雰囲気はちゃんとあって、なかなか観られるドラマになっていたので、多少のミスマッチ感はすぐに解消されてしまった。
細かいことをいえばきりがないが、そこは活字と実写の違い。
あまり気にせずなりゆきを見守りたい。
最近、おきまりの刑事ドラマとか医療ドラマばっかりで見る気も起きなかったので、好きな原作のドラマが観られるクオリティーで作られていると結構嬉しい。
まだ3話だから、この先どうなるか分からないけど、数冊の原作を上手くまとめているので展開が楽しみです。