あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

ある意味本当に不幸な夫婦に遭遇したこまりんさんからのメール。

今、なにかと話題の生活保護

本当に困った時の最後の砦ではあるものの、本当に必要な人ではなく、必要じゃない人に多く払われているのでは?との疑問の声が多くあるようですね。

お馴染みのこまりんさんから、数日前の出来事を書いたメールを貰いました。

こんな人がいるから、本当に困った人にしわ寄せがいくんだなと複雑な気持ちになりました。

最近、「言霊」というのは本当にあるんだなと実感しています。
汚い言葉が蔓延していて、日本全体が負のミストに覆われているような昨今。
やっぱり、悪いことではなく、良いことのために自分の言葉を使いたいなと強く思っています。

なかなか心の清らかな人にはなれませんが、努力して綺麗な言葉を使いたいと思います。

では、いつも誰かしら困った人々に出会ってしまう、こまりんさんの体験をどうぞ・・・。

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うちの最寄駅発の夜のバスは間隔が20分なんです。だから、月末の夜なんてつり革もないくらいのコミコミです。
普段から遅れる路線のせいもあり、昨日も遅れて到着したバスに長蛇の列が出来ていました。

遅れて到着しても、それに慣れている客は「またか~」のため息程度。
当然私も遅れることを見込んで、改札から走ったり歩いたりと調整しています。

そんなバスに、大きなベビーカーと赤ちゃんを連れた中年の夫婦が一組乗り込んできました。
当然、中はぎっしりと人が立っています。

「どけって言ってんだろ~!」

赤い有名ブランドのトレーナーに金髪の中年の旦那が蹴散らすように言いました。

「子供連れが優先でしょ!こっちは子供がいるのよ~!!子供がかわいそうでしょ!!」

おばさん?に近い年齢の奥様もお高いブランドのリュックを背負って、旦那に負けていません。

どうやら、似たもの夫婦みたいです。

ベビーカーには子供は乗っていませんでした。
赤ちゃんは奥様が胸に抱いていました。

見ると、ベビーカーには買い物した荷物がたくさん乗っていました。

『お客さん、混んでるからベビーカーはたたんで~』

見かねた運転手さんが声をかけました。

「お前に命令される覚えはね~よ~。ばか!しね!」

旦那はチンピラ風(古い?)の暴言を運転手に向けます。

見かねたほかの乗客が席を譲りました。

『ベビーカーはストッパーかけるか、いすについている紐で固定してくださいよ~。
混んでいるから急ブレーキがかかると凶器になるんですよ~』

やんわりとお願いするような口調で言う運転手に

「じゃあ、お前がやれ!このばか!死ねよ!!」

見かねた若いママがベビーカーにストッパーをしてくれたみたいでした。
しかし、赤ちゃんを抱いた中年母親は、お礼どころかしらんぷり。

「やだあ~!ベビーカーが動かなくなちゃってる~!なんなの~!?」

とクレームをつけるくらいのアホっぷり。
ただでさえ、遅れているのに、この騒ぎでさらに遅れて、ようやく駅を出発しました。

そして降りるときは、赤ちゃんを連れた中年奥さんはお金を払わないでさっさと降り、旦那は運転手の顔のすぐ近くに携帯をつきだしました。

「お客さん、料金!」

という運転手に

「クレームいれてやるよ。番号は何番だよ~むかつくから、死ね!って言ってやるよ。
おれら~生活保護なんだよ~保護されてる俺らからカネとんのかよ~!あ~~??」

とゴネてなかなか払って降りようとしません。

私は運転手のすぐに後ろの席に座っていました。

(-_-X)ブチ・・・・

私もさすがにキレました。

「バスが遅れてるからさっさと払って降りて。クレーム入れるなら、バス停に番号あるでしょ」

「あ~!??なんだってえ~~!?おまえ何言ってんの?」

と反論してくるも

「おまえらの生活費は私達の給料から出しているんだよ!恵んでもらっているのにおまえ、なに言ってんの?ばか?」
「あ~~?」
「カネ恵んでもらってお礼どころか、バス遅らす?このカス。とっとと降りろ!」
「保護してもらっているやつはカスなのかよ!」
「少なくとも、お前だけはカス。お前が死ねば?」

もう、すっかりぶち切れモード全開の私。
すると、その男の後ろに並んでいた男性サラリーマンは、

生活保護の分際で、携帯電話でクレーム?その電話代も無駄だな?お前の金じゃないだろ」

とちくり・・・。

「昔は生活保護なんて、恥ずかしくて人には言えないものだったけどねえ~」

と優先席のおばあさんもちくり・・・。

生活保護って、そもそもおまえのカネじゃね~だろ。すげ~買い物。まるで泥棒じゃん」

と大学生風の若い男性までもちくり・・・。

結局は、時間がかかったものの携帯電話をタッチして、おとなしく降りて行きました。
そして、降りてすぐに電話をかけていました(笑)
クレームの「バカ、死ね」の電話でしょうか?

多分、30代後半のご夫婦です。
若くはないです。

どんな事情があって生活保護になったかはわかりませんが、赤ちゃん連れでこの態度はいただけないです。

でも、喧嘩を売れるくらいは元気!ってことはわかりました。

生活保護って、うわさ通り結構裕福みたいですね。
ベビーカーはたためないどころか、車輪が回らなくなるほどの荷物が乗っていました。
それほどの買い物が出来るって、あの年齢で本当に生活保護が必要なんでしょうか?
ちなみに、ベビーカーに乗っていた荷物には伊勢丹の紙袋と有名な惣菜メーカーのビニール袋でした。
美味しいものを食べるなとは言わないけれど、こういう買い物ができるんだ~!と思いました。

最近のベビーカーは昔と違って大きいですね~。
バスに持ち込むのは、基本、朝夕のラッシュ時間帯はたたんでもらいたいものです。
あの大きさと重さでは、ストッパーをかけないとちょっとしたブレーキでも十分に凶器ですよ。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて、ママはスマホ!という光景を電車でみかける機会が多いですが、あれも危ないといえば、危ないですね~。

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こんな人がいるから、本当に困って生活保護を受けている人まで白い目で見られるのは気の毒ですね。

こういう「不正受給」としか思えない人を見てしまうと、どうしても見方がそうなってしまいますが、本当に困って受給されている方は「申し訳ない」とつつましく暮らしていますよ。

以前、どうしても困って生活保護を受けていた人を知っていますが、その方は「早く保護を受けなくて済むようになりたい」とつつましく生活し、やがて保護を辞退して今は細々と暮らしています。

そうやって、少しでも迷惑を掛けないようにと生きている人もいるので、そういう人には困った時にきちんと手が差し伸べられるようにして欲しいですね。

今の世の中って、悪いところばかりに注目がいくので、ちゃんとした人にまで悪いイメージがついてしまうのは困ります。

そういうところをちゃんと見極めて、行政も対処して欲しいものです。
こんなブランド物を持ってわんさか買い物なんて、生活保護のお金だけじゃ無理ですよ。

本当はお金があるのに何かしら騙してもらっているのでしょう。

こういう汚い言葉を使う人は、幸せにはなれません。
行く末にはみじめな生活が待っています。

可哀想という言葉しか、浮かばないですね。