(追記:こちらで紹介しているお店は、現在は早稲田店のみとなっています)
詳しくは、
(Original posted on April 17, 2010)
2010年4月16日(金)
画家であり、つぶつぶ料理家を目指して勉強中の清水実柚さんに江戸川橋(神楽坂からも行かれます)にある雑穀レストラン「BOUNA!TUBU TUBU」に連れて行ってもらいました。
肉類や卵、乳製品、砂糖を一切使わずに極上のレシピで美味しいご飯を食べさせてくれるお店です。
雑穀(つぶつぶ)の美味しさは、実柚さんの手料理で体験済みですが、本格的なお店に行けるというので、非常に楽しみでした。
有楽町線の江戸川橋駅4番出口を出たら、右に曲がって徒歩3分か4分くらいのところにあり、駅からも近いので便利です。
実柚さんが写ってますが(笑)
こんな可愛いお店です。
店内も明るくて、居心地が良いすっきりとしたデザイン。
あいにくの雨で、お客さんもまばらでしたが、いつもは満席だそうですよ!
つぶつぶ料理の提唱者である大谷ゆみこさん(現活動名“ゆみこ”)さんのご子息である郷田未来(ごうだみく)さんが店長を務めるお店です。
彼は若干20歳ながら、15歳くらいからお母さんと一緒につぶつぶ料理を教えていたという天才肌。
おしゃれで、素敵な料理人です。
メニューもすっきりと見やすいです。
・・・が、昨日は実柚さんお勧めの「シェフのおまかせディナーコース」を注文です。
お任せなので、何が出てくるか分かりませんが、つぶつぶ料理をご馳走になって不味いと思ったことがないので、期待大で待っていました。
前菜は、季節野菜のラタトゥイユ。
旬の野菜をすっきりとしたトマトソースで煮込んであります。
野菜の甘みとトマトソースの酸味がうまく絡みあって、口の中にふわっと広がりました。
これ、本当に高野豆腐?!っていうくらい、肉にしか思えない食感です!
エリンギのフライも、「これなんだろう?」ってくらい分からないのですが、歯ごたえもあり、大満足の一品でした。
ソースは、梅をつかったさっぱりソース。
衣が音が出るサクサク衣だったので、揚げ物好きの私にはたまらない一皿となりました。
よく、野菜中心の食事だとかベジタリアン食なんて聞くと、満足感のない、味気ない食事を想像される方が多いと思いますが、雑穀の料理は栄養満点でしかもお腹いっぱい!
「味気ない」の「あ」の字もない美味しいお料理がたくさん。
従来の野菜食のイメージを180度覆す、素晴らしいお料理ですよ!
本当は、もう少し後から出てくるのですが、これも雑穀の粉を使ったパンです。
これは、ひえ粉が混ざっているパンだそうです。
焼きたてでアッツアツ!
オリーブオイルとこだわりの自然塩をつけていただきます。
和風の甘みなのですが、パン自体にしっかり味があって、食感もモチモチで食べ応えたっぷりです。
これは、牛蒡のスペアリブ風。
叩いた牛蒡をちょっと濃い目のしょうゆベースの味付けにして、ごまを散らしています。
薄切りのオニオンがさっぱりとしていますので、ちょうど良いバランスですね。
次は、パスタ。
もちきびのカルボナーラ風です。
このもちきびが本当にチーズのようで、それでいてさっぱりとろーりという面白い食感。
コーンの甘みと黒コショウのアクセントで、和風とも洋風ともつかない味わいです。
これ、めちゃめちゃ気に入りました!
麺に絡むとろっとろのもちきび、クセになりそうです。
これも美味しい♪♪
ちょっと酸味のあるトマトと高きびの弾力あるプチプチがうまく合わされています。
菜の花もいいですし、エリンギも歯ごたえたっぷりで、実をいうとこのひとつ前でお腹がいっぱいになってしまい、どうしよう~という感じでしたが、結局食べてしまいました(笑)
これは、最後に付けてくれるこだわりの塩で漬けたたくあん。
ポリポリとお茶漬けでいきたい!・・・けど、ご飯類はもうだめぇ~な時だったので、これだけでポリッといただきました。
辛すぎず、甘すぎず美味しかったです。
別腹なんていってるから太るのよねぇ~。
でも、つぶつぶ料理なら大丈夫。
これは、いちごのミルフィーユですが、アマランサスが使われた薄くてパリパリの生地に甘酸っぱい苺がたっぷり。
和風ミルフィーユえすが、まったく違和感なしでした。
玄米ミルクなんて聞いたことない・・・というので頼んでみたのですが、なんだかカルピスみたいな見た目でした。
そして、ちょっとお行儀悪いけど匂いをくんくん・・?!
なんだかあのお米独特のもわっとした臭気が・・・・『やっちまったか?』
実は、この日は実柚さんにご馳走になる日だったので、まさか「飲めません」なんて言えない・・・どうしよう~ってドキドキしてしまいました。
・・・・でも、でもでもでも。
飲んでみたら、めちゃめちゃ美味しい!!
びっくりです。
特にこれ!という表現のしようがない味なのですが、砂糖を使っていないのに甘さを実感できるし、これぞ和のさらさらミルクといった感じで、しつこくなくてスイスイと喉を通りました。
この頃には、もうお腹がいっぱいでいっぱいで、どうしたらいいのか分からないくらいだったのですが、もうちょっとセーブして飲んだら、もっと美味しいのではないでしょうか。
常識といままでのイメージを覆す、美味しい驚きに会いに行くには、有楽町線の江戸川橋4番出口を右に曲がって数分のBuona!TUBU TUBUまでどうぞ。
ボナ!つぶつぶ 神楽坂店
〒112-0014 東京都文京区関口1-17-9
TEL.03-6457-5045
営業時間:
ランチ 11:00~17:30
ディナー 17:30~23:00(22:30L.O.)
(日月曜:~22:00(21:30L.O.))