あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

北野武監督の新作を語るはずが、あっちの話になってしまいました。ごめんよ。

ホラーなら怖くても全然OKな私ですが、暴力描写は好きじゃないので北野武監督の映画は、ほとんど観たことがありません。

アウトレイジも大ヒットしたらしいですが、予告を観ただけでNOって感じで(笑)

今回も綺麗にしか語られない、描かれない本能寺の変をリアルに描くということで、結構えぐい描写満載のようですが、歴史物(もちろんそのままじゃないと思いますが)なので観たい!と思ってしまいました。

天下取りの騙しあいや、当時流行っていた?男色までリアルに描くとか。

同性愛におおらかだった日本

男色といえば、余談ですが、男性同士の恋愛とか交わりとかって、日本では相当前から当たり前のように存在していたのですが、詳細を記したこの記事によれば、古事記にもそんな描写があるのだとか。

同性愛がダメなものだとかいうのは、西洋の思想が入ってきてから変わったような気がします。もともと日本は性についてはおおらかな国柄で、キリスト教系の思想が入る前は性について厳格な規律なんてなかったはずです。

平安時代の結婚(いまで言うってことですが)なんて、基本、男が女を訪ねる夜這いですからね(笑)夜這いというと語弊があるかもですが、平安の初めの頃は夫と妻は基本的に同居はしておらず、夫が妻の家に通ってくるというスタイル。妻問婚(つまどいこん)と呼ばれていますが、それがなくなったら離婚という感じだったようです。この場合、子供は妻の家で育てるのがルールだったそう。

その後は、男が婿に入るスタイルに変化し、最後は女が男のところに行く現在主流のスタイルに変化していきました。

私が西洋の思想にしか沿っていないLGBT法案に反対しているのも、ある一時期偏見や差別があったものの(今でもないとはいえません)、現在はマツコ・デラックスさんとかナジャさん等、いわゆる女装家だのドラッグクイーンだのと言われる人たちが地上波のテレビに堂々と出て、(もっと前だとカルーセル麻紀さんとかおすぎとピーコのおふたりもいましたし、美輪明宏さんなんて知らない人ほとんどいないですよね)人気を獲得していることからも、以前のおおらかな文化が戻ってきて良い感じになっているのに、そのことだけにフォーカスして「あの人たちは私たちと違う。理解しなくてはいけない存在」とすることで、逆に差別や偏見を生むのは目に見えているのと、左巻き連中のおかしな平等意識で男女の区別がなくなり、女性が危険にさらされる、つまり少数のことを過剰に意識することで、今まで理由があって区別されたものが差別に変わっているからです。

また、教育についても、年端も行かない子供たちにことさら同性愛やトランスジェンダーについて教育することも大・大・大反対。しっかりとした判断のできる大人になってから自然に知れば良いことです。単なる青春の一ページで済むものが、決めつけることによって「自分はそうだと思ってたけど、違うかも」と悩む人が出てくるのを阻止したいのです。

この点では、表現が乱暴ですべて同意ではないにせよ、杉田水脈議員の物議をかもしたコラムだか論文なんだかが本当に正しいと思います。(この杉田議員の寄稿内容について深く考察した当のトランスジェンダー神名龍子氏の文章はかなりうなずける内容でした。相当長いのですが、読みたい方はぜひアクセスを:性同一性障害と近代自由社会(仮題))

閑話休題

映画の内容よりも、あっちの話ばかりになってしまいましたが、この映画の上映開始は11月の終わりくらいみたいなので、まだまだ先ですが、楽しみにしています。

 

首(2023年11月23日公開予定)
原作・脚本・監督:北野武
出演:
羽柴秀吉:ビートたけし
明智光秀:西島秀俊
織田信長:加瀬亮
難波茂助:中村獅童
曽呂利新左衛門:木村祐一
荒木村重:遠藤憲一
斎藤利三:勝村政信
般若の佐兵衛:寺島進
服部半蔵:桐谷健太
黒田官兵衛:浅野忠信
羽柴秀長:大森南朋
安国寺恵瓊:六平直政
ほか多数