あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

自宅療養でも助かる確率を上げる準備

新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 5.2版

医療関係者向けに書かれたものなので、難しくてわからないところもあるのですが、我々素人でもコロナにかかったらどのような経過をたどるのかなど、読んでおいて損はない情報もたくさん載っているので、一度目を通してみることをお勧めします。

情報が新しくなるたびに改訂されているので、現在は7月30日付の5.2版が最新版なので、しばらくしたら検索してこれ以降の版を探してみてください。

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コロナかもと思ったら、どこに電話すればいいの?

発熱などの症状が続いて、「もしや自分も」となった時、保健所とか色々いいますが、いったいどこに電話すればいいの?と思いますよね。

各都道府県のコロナ相談センターの電話番号がこちらに一覧で載っています。

実際に具合が悪くなってからでは、探している余裕もないと思うので、控えておいた方がいいと思います。まぁ、つながるかどうかはわかりませんが。。。

www.mhlw.go.jp

まずは発熱外来

症状があって、コロナが疑われる場合、まずは保健所から居住地の近くで発熱外来がある病院を紹介されるので、自分で電話をして診察を受けに行きます。

ただ、症状が出てからすぐに検査を受けても、きちんとした結果が出ないとのことで、場合によっては1日待たされて翌日にということもあるみたいです。

それで受診して抗原検査とかPCR検査等になるみたいですが、それでコロナにかかっていると診断されたら、その医師から保健所に「XXさんはコロナにかかっている」という連絡が行き、それから保健所の指示で自宅待機をしながら様子を見る・・・ということになります。自宅療養とか言われてますけど、薬なんて解熱剤とかそんなものしか渡されないので、療養ではないですよね。

病院に近い環境を自宅で

自宅で過ごすためになるべく快適な病院と同じように過ごせるよう準備するとすぐに入院できなくても、ただ寝ているよりもずっと体に良い環境を作れるので、誰もがかかるかも知れない今、準備をしておいた方がいいかもしれません。

私も入院したことがありますけど、病院て空気がちょっと違うんですよね。

なんか、過ごしやすいというか眠りやすいというか。

それって、室内の空気を管理しているからなんだそうです。

適度に加湿していて、湿度がいい感じになっているので、心地よく感じるようになっているのだとか(全部そうかはわかりません)

ということで、準備するものその①は、加湿器

枕元に置いて常に加湿している状態にする。

しんどくなると水を入れるのも大変なので、大容量がいいのかも知れないですが、高熱が出たらそのタンクを持ち上げられなくなるので、その加減は大事かも知れないですね。

その②毛布

熱が高くなると動くのはしんどくなります。

何かを取りに行ってとか、そういうのが難しくなるので、しんどくなった時ように足元に置いて寝る。

寒気も襲ってくるから、起き上がらなくても足で「よっこらしょ」と引っ張れるように足元に置いておく。プラスアルファな毛布や布団は準備必須だそうです。

その③延長コード

いよいよ「ちょっとヤバい」ってなって、どこかに電話したいとかってなっても、突然スマホのバッテリー切れました!となると洒落にならないので、すぐ近くで充電したりできるようにしておく。

その④は、物ではなく換気が出来るようにしておくということ。

どこで寝ているかにもよりますが、少しでも換気を出来るようにしておいて、密閉した部屋で加湿器をつけていることからくる息苦しさを緩和できるようにする。

その⑤ビニール袋(かなりたくさん)手提げくらいに100均で売っているようなビニール袋を100枚くらいでもいいから持っておく。人間、具合が悪くなると嘔吐したくなるけど、高熱でトイレまで行けないとか家族が同居しているからできれば歩き回りたくないなどがあった場合、ビニール袋を置いておくことで、吐いても何重かにして置いておけるので、布団や床に吐いてしまってニオイとかを嗅いだりするとメンタルをやられていくから、そういうことにならないためにもビニール袋は必須。またどうしてもトイレに行きたいけど、歩けないという時もビニールがたくさんあれば万が一の時にも使える。家族がいる場合は、そうやっておくことですぐに捨てられるという利点があり、感染対策にもなる。

その⑥水枕(2個)保冷剤ではなく、ビニールの水枕を準備しておく。保冷剤だと急激に溶けてしまうため、この場合は水枕を使った方がいい。頭を冷やすだけで気分がましになるので、最後に助けを呼ぶ気力が出るかも知れないから。保冷剤は脇とかを冷やすのには使えるのでダメということではない。まず2つ買って凍らせておいて、使う時がきたら交互に使えばいいので、2つ以上買う必要はない。

その⑦タオル(たくさん)これも100均などで買えるものでいいから、できるだけたくさん枕元に置いておく。高熱が出ると汗をかくので、それを拭き取れると気分がよくなるし、水にぬらして頭にのせたり、色々なことに使えるので、タオルは必需品。

その⑧着替え。これは高熱が出て汗をかくと寝巻が濡れて気持ち悪いし、すぐに着替えた方がよい。高熱が出ているとしんどいので、起き上がってどこかに行って着替えるとうのが出来ない時もあるので、すぐそばに置いておいて、なるべく動かなくても着替えができるようにしておく。脱ぎ着が簡単なものを準備しておくといい。最低でも3~4日分。そして最後、その⑧は、いろんな種類の飲み物。脱水症状に陥るかもしれないので、経口補水液が一番良いのですが、味覚が変わってまずくて飲めないということもあるかもしれないから、経口補水液の他に水でも麦茶でもアクエリアスやポカリスエットなどなど、飲めそうなやつを数種類準備して、水分を取れるようにしておく。

大事なことは、これらを全部「枕元に置いておく」ということ。熱が出てしんどいのにあちこち歩きまわれないから、なんとしても生き延びるためには、なるべく快適に過ごせるような準備をしておくと良い。

【補足】軽症とは、症状が軽いという意味ではない。

巷では、「軽症なのに急変した」とか「こんなに熱が出ているのに軽症と言われた」とかってなっているのですが、ここで言われている「軽症」とは、その人が今症状が軽いという意味ではなく、「重症ではない」ということなんだそうです。

まぁ、区分みたいなもので、この状態なら入院して人工呼吸器などを必要とするわけではないという程度の意味で、高熱が出ているのを症状が軽いと言っているわけではないのだとか。紛らわしい・・・。

なので、自分はこんなにしんどいのに「あなたは軽症だから」と言われて悲しくなるかもしれないけれど、ここでいう軽症は、症状が軽いという意味ではないので、悲しまないでください。ようつべなんかで、コロナで入院した人の話とかを聞くと、保健所の人もすごく親身になって話を聞いてくれたり、医師や看護師も本当によくしてくれたという人ばかりです。そりゃ、人間だからたまには「えっ?」と思う人もいるでしょうし、すべてがそうだとは言いませんが、実際にお世話になったわけでもないのに思い込みだけで何かを言うのはやめましょうね。

 

おわり

 

このエントリーは、最初の冊子情報以外は、こちらの動画の要約です。

食べ物の話が出てこなかったのですが、食べない方が免疫力が上がるので、水分だけ気をつけて、2日~3日は何も口にできなくても問題ない気がしますね。

大事なのは水分です。