久しぶりの友と、久しぶりのうしやま。
1月(睦月)は、お正月感満載のメニューです。
9品 6,000円(税別)と値上げがあったのですが、うしやまさん曰く「その分、内容を充実させています」とのこと。
前から美味しかったのですが、ますます気合入ってます!ってくらい美味でしたよ。
いやぁ~、これしょっぱなから本当に美味しかった。
くりぬいた柚子に鯛、しめじ、梅麩、菊菜が入っているのですが、出汁で蒸したこの一品に、柚子で蓋に見立ててある部分を絞ってから食べるんです。
柚子の香りがふわぁ~っと広がって、思わずふたりでうなりました。
お正月らしい羽子板の形のお皿にのっているのは、市松 チーズ&ハム、手綱寿司、黒豆、そして別皿にあん肝ポン酢、本来これにいかの塩辛があるのですが、食べられないのでお断りしました。あん肝は、なめらかで臭みまったくなく、あまり好きではない私でも美味しくいただけました。
シャキッとした新たけのこに菜花、大根、人参、口柚子と三つ葉の組み合わせ。
うしやまの「お出汁」の美味しさは一滴も残さずいただいてしまうのでわかると思います。
いつも思いますが、中で出てくるお刺身の鮮度の良さ。
本わさびも生臭くないし、刺身好きとしては楽しみな一皿です。
ここで、お凌ぎの手打ち蕎麦が入ります(写真割愛)。
ブリにポン酢を利かせた焼物に、おろし大根とアサツキをたっぷりと。
ネットの受け売りですが、12月~2月までの日本海周辺で獲れたものを寒鰤(かんぶり)と呼ぶそうです。しっかりと脂がのって、美味しいですよね。
これは、うしやまの定番中の定番ですが、今回先に行った友人の話で「あるよ」というので楽しみにしていました。豚の角煮がお餅で包まれていて、からしをつけていただきます。
濃いめのつゆが「ご飯欲しい!」って言わせちゃう(笑)一品です。
これは初めて食べました。
さっぱりとしたお出汁に地鶏としいたけ、長ネギ、三つ葉と香のある野菜がたっぷり。
お出汁に適度に鶏の油が染み出していて、なんというか、締めにふさわしい美味しさでした。いぶりがっこがとっても合っていましたよ。
白いのでピント合わず・・・(汗)
今回のデザートは、玄米茶のアイスに白玉を添えて。
お正月らしく、紅白でした。
黒糖のようなのが下に敷いてあって、あっさりしたアイスに絡めて食べると美味でした。玄米茶のアイスって初めて食べました。
すごくお口がさっぱりして、軽いし、コースのデザートに良い感じでした。
いやぁ~、今月も本当に美味でした。
メニューは月替わりなので、やっぱり来月も行きたいなぁ~。