あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

入院&手術日記 横道話 その1 キャラで覚える

なんだかジメッとした天気ですね。
涼しくなってきたのはいいけど、このジメジメに「梅雨じゃねーだろ」と突っ込みたくなります。

さて、時系列で日記ばかり書いていても面白くないので、時系列はちょいと無視して横道話を書きたいと思います。

 

私は社交的な性格ではないので、入院中も医師や看護師のみなさんといわゆる「私的な会話」というのと1度もしたことがありません。

 

先日、退職した同僚から「この席にあじゃみんさんと掛け合いをしにくるのが楽しみだったのに」と最後の日に言葉をいただき、これぞ本領発揮と嬉しかったものですが、そういう掛け合いをしたことがない人からすると「なんだあの女」って印象なんだそうで(実際に学生時代の友人に言われた言葉(笑))

 

なので、医師や看護師の方々の頭の中にはちょっとした印象も残っていないと思いますが、患者である私、そう「本当の私shine」は、そんな味気ない入院&通院生活でしっかりと楽しみを見い出していたのです。

 

それは周囲の人の「キャラ設定」。

 

実をいうと、私にはアキレス腱とも呼べる欠点があり、それは「人の名前が覚えられない」ことなんです。

覚えられないというより、Aさん、Bさん、Cさんがいたとして、その3人の誰がAさんなのかとか、「顔と名前がリンクできない」のです。

他のことは自分でも結構もの覚えはいい方だなと思うのに、かなり昔からこの状態で、だから仕事の時は本当に苦労します。

 

今の職場は3月からいますが、広い部署ということもあり、いまだに「あの人はAさんだっけ?Bさんだっけ?」という状態の人が数名いる始末。

 

だから、あまり覚える必要のない人については、あえて覚えないというか覚える苦労をしないのです。

病院というところは、病気になった時に行くところだし、治ればもうその医師や看護師の方たちとは会わないわけで、そういう相手の場合は自然に覚えられたらラッキーということにしないと滞在が苦痛になってしまいます。

 

そのかわり、自分なりにみなさんにキャラ付して親しみを感じるようにしているわけです。

 

例えば、克実先生は顔だけではなく、あの高橋克実になんとなく全体的に雰囲気が似ているので、そう思うと顔を見るのも楽しみになりました。

 

実際には、先生は「いかがですか?」「どうですか?」「大丈夫ですか?」という三言をほぼ日替わりで使用し、あとはちょこっと治療方針だとかをしゃべって行くだけなので、これだけで人となりが分かったら、私は神様かもしれません。

 

でも、あじゃみんスコープで覗いてみれば、悪い人オーラは出ていないので、きっと良い人に違いないと思っています。

 

ドラマの設定だと、この手の人は家庭に帰ると妻に暴力をはたらくDV夫だったりしますけど。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

いや、あくまでドラマの設定の話です。
先生が家庭で奥様に手を挙げるところを想像したわけではございませんわっ!

 

・・・とりあえず私が好きなキャラをもう1名。

 

それは、命名「ピーターくん」。


もちろん、「私的な会話は一切していない」ので、こちらも私の中で楽しんでいただけです。

最初の胆のう炎での入院の際も、元気で活発な人だなぁ~とすぐに好感を持てたひとりでしたが、オールウェイズ・マスク姿なので、小柄で可愛い目と茶髪のストレートヘア、そしてきゃぴっとした感じから、女性だと思っていたのです。

 

私はド近眼なので、メガネをかけないとほぼ何も見えません。
みなさん大きな写真入りの名札をつけているのですが、ほとんど見えないのでそれで名前を覚えられないのもありました。

でも、女性にしては「声がねぇ」と思っていたのですが、ある日検温と血圧を測ってくれた時に近づいてきた彼の胸元に黒髪の青年が写っているのを見て「男の子だったのかぁ~」と納得。

 

そして、その日以来私の中ではピーターくんになりました。
慎之介って感じじゃないのよね。

 

いつもほがらかで、2度目の入院の際も「お久しぶりでーす」と言って、ベッドまで来てくれました。

 

手術の手順とかを説明に来てくれて、手術前にはげましてくれたのも彼です。

そんなピーターくんとの絡みは、別途また普通の日記で。

こんな感じで、その他の看護師さんなどもよく部屋にいらっしゃる方にはキャラ設定をして覚えるようにしていました。

 

また、目が悪いので、声は必ず覚えます。


痛みで横を向いている時がほとんどだったので、背中越しに「あじゃみんさん、失礼します」とカーテンを開けて入ってくる方は、その声でどなたがいらしたのか判断していたところもあります。