あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

派遣社員

なんだか久しぶりに派遣らしい派遣社員として働いています。

社員の正式採用のいわば繋ぎであるため、もともと派遣期間も不定期。
この日が来たら、ここのポジションは派遣で雇ってはいけないという抵触日が8月の何日かなので、どんなに馴染んで働けていたとしても、その日に辞めなくてはならないという、派遣法が改正された(いや、改悪された)後のシステムの下で働いています。

もともと今の部署での経験なんてないし、あまり向いているとも思えなかったのですが、全然仕事が決まらずにいたため(結局、スキルじゃなくて年齢がネック)、短期でもと受けたところでした。

繋ぎなので、社員ほどの深い仕事はしないため、正直いって与えられた仕事が終わってしまうとかなり暇。

当初は、「手が空きましたが」と積極的に話していたのですが、向こうも言われて困っちゃうという感じらしく、コピー4枚持ってこいとかそんな話になってしまったので、最近では言うのは止めました。

デイリーワークの他に頼まれるのは、データ集計関連と翻訳です。

いわゆる、自由化業務なので基本的に何を頼んでもいいってやつですね。
できるできないはあると思うので、できるかどうか判断してから受けるという感じですが、今までできないほどのことはなかったので、時間も潰れるし、仕事を受けています。

1月末で辞めるのですが、当初から3か月から6か月で1か月更新(正確には31日更新---これも派遣法の改悪で30日以内は禁止なので、31日(馬鹿か))という条件だったので、たとえ派遣でももう少し安定した職場に行って、自分が勉強しようとしていることに専心できるようにしたいという希望もあり、最低限の約束みたいな感じになっていた3か月を目途に辞めるという話をしていました。

また、ただそういう理由だけではなく、あまり職場環境もよくないし(前に来ていた派遣も1週間で辞めた人もいるそうです)、仕事が暇でやることもないんじゃ、精神的にもまいっちゃうしと思って。

面白いのは、部署の方たちは、みなさん悪い人じゃないし、まったく嫌な感じはしないんですね。仕事でちょっと・・・と思うことはあっても、そういうのはどこにでもありますから、なんとでもなりますし。

ただ、最初は誰ともおしゃべりもできず(挨拶の言葉以外だれとも会話なし--今は少しだけ改善されましたが)、社員はランチも結構自由な時間で行くのに派遣は12時きっかりから1時間という感じで、今まで部の人とランチを食べたことが一切ありません。

まぁ、私はそういうのはまったく気にしないので別にいいのですが、そういうこともあってあまりにも線が引かれ過ぎているので、どこまでどうしていいかもよく分からないし、あまり居心地はよくありません。

そして、最初は残業もあると聞いていたのに、来てみたら派遣は一切残業禁止で、忙しくてもなんでも、定時に帰らないといけません。

以前、頼まれた仕事がどうしても終わらず15分残業したら上司に怒られてしまいました。
でも、遊んでいたわけでもないので時間は付けましたけどね(承認はしてもらえました)。

時給も安いので、これって結構キツイです。

派遣会社の人にその話をすると、どうもその「派遣だから」的な働き方は今の会社ではうちの部署だけだそうで、他に派遣はたくさんいるけど、普通に忙しければ残業しているし、ランチも結構適当に自由な時間に行っているとのこと。

私の話を聞いて、担当者もびっくりしていました。

「あじゃみんさんの部署だけですよ、それ」

と言われて、やっぱりねーという感じでした。

プライバシーのことがあるので、なんとなくしか書けないからあまり伝わらないと思いますが、31日更新ほか諸々あって続けるのは無理と1月末で終了させてもらいたいとお願いし、状況が分かっている派遣会社の担当者はすんなりOKしてくれました。

でも、1度上記の人とは別の営業担当が訪ねてきて、「上と掛け合って3か月更新にするから何とか残って貰えないかというご要望が」と引き止めがあったのです。

派遣先には単に31日更新では生活を考えると不安なのでということで辞めたいという話をしていたため、何かと私のことを(なぜか)買ってくれている上司が本国に掛け合ってくれたのだそうです。

ただ、本当の理由はそれだけではないので、ここにも書けないようなことを事細かく話をして申し訳ありませんがとお断りしました。

営業さんは「やっぱりだめですか」とうなだれて帰っていきました。
引き止めていただけるのは大変ありがたいですが、それ以上に無理という方が強いのでごめんなさいという感じです。

次の仕事を探していますが、エントリーしても「あじゃみんさんだから正直に言いますが、年齢でダメだそうです」と親身になってくださっているフォローの方から返事が来ました。

本当は年齢で選別してはいけないので、こういうことは教えてくれないのですが、親しい人なので正直に言ってくれるのです。

どうも上司に当たる人が若い方らしく、自分より年上は嫌だと言っているそうです。

「あじゃみんさんのことは、コーディネーターに売り込みまくってますから!!」

と、心強い連絡をいただいて、仕事の有無にかかわらず嬉しいなと思います。
別に何の利害関係もないのに、ありがたいですよね。

しかし、12月から1月で休みばかりだったため、今月入るお金は「給料」じゃなくて「お小遣い」ですよ(笑)

でも、心の平穏は何物にも代えがたいので、「よく生きてるよねー」と笑っている自分に満足しています。