あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

つぶやく前に考えろ。

最近、Twitterなどを使った人が不用意な発言で物議をかもしたりすることが多くなりました。

Twitterでなくても、「それ、言っちゃっていいの?」的な発言というか、もう少し言い回しを変えれば、意図も伝わったのではないかとか、そんな「突発的で衝動的な」発言が多いような気がします。

誰しもそういうことはないわけではないでしょうが、ネットなど、そんな「つぶやき」に格好のツールが出てきたためにハードルが低くなりすぎて、日常でも大事なことはきちんと考えてから話すということが少なくなってきたのかも知れません。

ある俳優さんの「フジテレビは韓国テレビ(意)」発言だって、その後大きな騒動に発展しました。

彼にしてみれば思ったことを言ったまでのことだろうし、実際、多くの人が共感したみたいです。

しかし、蓋を開けてみたら、事務所の解雇という結果が待っていました。

これだって、そういう風に思っているなら「自分がテレビを観ない」ことを選択すればいいだけどのことで、何人もの不特定多数の人が見るものを使ってつぶやく必要はなかったのではないでしょうか。

もしくは、きちんとした形で問題提起のように発言するとか、やり方はあったはず。
一タレント、俳優という立場で品のない言葉を使って大きなテレビ局を侮辱するような発言をしたとなれば、解雇は当然だったと思います。

「まじうぜぇ」

なんて言葉を使って批判したものについて、置き換えて共感できるところはあっても、後の制裁は仕方ないのでは?

芸能界の話はともかく、先日からの話題は経産相原発視察後の発言。

「死の町」

については、あまりのことに言ってしまったと受け取れなくもありません。
閣僚として不用意だし、どうしてこんなのが大臣かと思ってしまいますが、目の前の光景がそれほどインパクトがあったのではと想像できます。

しかし、記者のひとりに手でなにかを擦り付ける動作をして「放射能をつけた」というような発言をしたというのを読んで、開いた口がふさがりませんでした。

自分がどういう立場で人前に立っているのか、まったく自覚がないとしか思えません。

人間、どういうところでもふざけ心がでてしまうこともあるし、不謹慎なことをしてしまうこともあり、他の人が100%まったくそういうところがないなんてことは有り得ないでしょう。

でも、彼は「大臣」です。
選挙で選ばれ、国民の代表として国をどうするか・・・という人たちのひとりです。

しかも、内閣の一員なのです。

大した意図はなくても、おふざけが過ぎましたでは、済まされないでしょう。

しかし、こんな政治家しかいないのか?
思わず、そっちのが気になってしまいました。

人には理性というものがあり、思考する力があります。

規定から外れないというのもつまらない話ではなりますが、人に影響力を与える立場にいる人はもちろん、一般人の私たちも自分たちの言動の結果は考えた上で「つぶやく」のは人としての最低限の常識だと思います。

あまりにも簡単に発信できてしまうネットなどのツール。
便利だけど、それによって人を傷つけたり迷惑をかけたりが「常識」にならないよう気をつけなければと強く思いました。