あじゃみんのブログ

美味しいものや、経営する雑貨店のこと、女性の心身の健康について、その他時事ネタなど好き勝手に書いているブログです。

もちきびポテト

雑穀の中でも、もちきびは大変扱いやすいというので使っていましたが、馬鹿のひとつ覚えでスープに入れたりするだけで、本を買うまで雑穀のおかずなど作ったことがなかったんです。

つぶつぶ料理を取り入れると決めて本を注文し、やっと手元に来たので今日早速一品作ってみました。

家にあったもちきびを使って、割と簡単にできるのはないかと本を開いて見たのが「もちきびポテト」。

材料は、もちきび、塩、水、じゃがいも、たまねぎだけです。

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大谷ゆみ子さんの雑穀料理は、昆布のだしや塩でのシンプルな味付けで、雑穀が本来持っている甘みなんかをうまく引き出して作るものがほとんど。

そうなると「塩」が重要です。

私が使っていたのは、扱いやすい「焼き塩」。
さらさらしていて、使い勝手が良かったのでずっとそれだったのですが、とにかくミネラルだのなんだのちゃんと入っている塩を使うのがポイントと書かれていたので、スーパーで塩のコーナーにも行きました。

しかし、本当にピンキリですね。

目についた石垣の塩は、裏面を見たら、すごーい色々な栄養成分がたっぷり。

小さいのに630円と高かったのですが、思い切って買いました。

これが、正解。

今日のもちきびポテトは、味付けは塩だけ。
大丈夫かなぁ~と思ったのですが、もちきびの甘さがひときわ感じられて、やっぱり違うんだなぁ~と実感しました。

また、お漬物なんかも体に良いとのことなので、そうか~と大好きなべったら漬を買ってきました。

Img_0100_2ジャーン♪

今日の夕飯です。

上から、もちきびポテト、左下がほうれん草のおひたし、真ん中がトマトと東京べったら漬、そして、雑穀ご飯とキャベツのお味噌汁です。

味噌などの発酵食品も非常に良いとか。

というよりも、とにかく美味しいので、ひえやあわなんて鳥の餌?なんて失礼なことを思っていた自分を大いに反省しました。

あっ!
言っておきますが、写っているのを全部食べたわけじゃないですよ。
さすがにこの量は無理(笑)

おかずの本と一緒に雑穀ダイエットの本も買ったのですが、「肥満の原因は栄養不足」というのにはビックリしました。

ちゃんと体が取り入れなければいけない栄養素を取っていないから、不要な物が体から出て行かずに残ってしまい、皮下脂肪や内臓脂肪になってしまう。

だから、ちゃんと体に良い物を取り入れて、体の機能を向上させれば、ちゃんといらない物を体の外に出してくれるというのです。

また、私が本当だなと思えたのは、「どんなに体に良いとされる健康食品だろうがなんだろうが、人間は自分が美味しいと思わなければ身にならない」というものです。

食べて美味しくて「あ~、美味しい!大満足!」と思えないと、どんなに良い物を食べたり飲んだりしてもまったく意味がないというのです。

これは、食道楽の私にはピンときました。

よく、夜ご飯を食べずに○と置き換えて、カロリーを減らして痩せるとかってありますけど、ああいう「ひとつだけを食べ続ける」というのは、まったく駄目です。

飽きちゃうし、噛みごたえもなーんにもない物を食べたって、よほど意思が強くないと耐えられません。

だから、ああいうのは絶対無理だし、見本を貰ってやってみた時、「私には絶対に続かない」と思ったものです。

でも、雑穀料理を食べさせてくれた友人が作ってくれたお料理は、どれも本当に美味しくて、「また食べたい!」と思った物ばかりだったので、これで体が綺麗になるなら、やってみる価値は大有りだと思いました。

まぁ、お付き合いもあるし、外食だってしたいから、厳密にストイックにやるつもりなど毛頭ありませんけど、それでもこんなに美味しいのなら、ぜひ続けたいと思います。

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これが、もちきびを炊いた時の写真です。

名前の通りもちもちして、しっかりとした弾力があって、ちょっとつまんでみましたが、なんにも味付けしていないのに、甘みがあって、香ばしくて、本当に美味しかったです。

子供の頃、インコを雛から飼った時、お湯でふやかしたひえやあわを与えたのですが、その時ほんのりと甘い香りがしていましたから、インコって本来グルメなの?って、思い出して笑ってしまいました。

ああ、美味しかった[E:riceball]